Three Tiers アフタヌーンティーバス🇬🇧 Tokyo をゆく

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2020年2月11日、建国記念の日を迎えた東京丸の内駅前広場

2月とは思えない暖かさと真っ青な空

この日は朝から穏やかで、めずらしく雲一つ見受けられないほどの真っ青な空だった。いつも東京駅に来るとなぜか観光客気分になる。ふら〜っと新幹線に乗って、着のみ着のまま北へ南へと旅したくなる。着の身着のまま精神は亡き父から受け継いだものかもしれない。父は「人生は浪漫だ!」と、よく口にしていた。1年365日のうち300日は仕事で家に帰ってこなかった。黒縁眼鏡をかけていた父は大橋巨泉によく似ていた。当時、テレビで大橋巨泉を見るたびに、私は彼を “お父さん” だと思い込んでいたので、毎日仕事で大変だなぁ、だから家に帰ってこないんだ、と思い込んでいた(笑)。帰ってくる時は決まって「お父さん、今日は家に泊まるんだね!」が我が家の合言葉だった。父の娘としてこの世に産まれ、父と暮らした月日は10年にも及ばなかった。

父は深夜遅く帰宅しても、毎朝早朝から書き物をしていた。いつもいつも字を書いていた。それは仕事先、出張先から絵葉書となって国内から、外国から私の手元に送られてきた。かと思えば、いきなり東京の自宅の玄関先にピンポンと現れる。ある時は小学校の運動会の競技中に、革靴、背広、黒鞄で校庭を堂々と斜めに横切ってきた時もあった。さすがに運動会委員さんから注意されてたよな〜(笑)。また突然な呼び出しも珍しくない。「今から伊豆の稲取温泉に行くから旅館で待ち合わせや〜。」「東京湾はどうや? 竹芝に18時集合!」「北海道の定山渓温泉に行くからとりあえず飛行機に乗りや〜」とか。神出鬼没の父だった。あっ!思い出した。そういえばもうひとつ、よく口にしていた言葉があった。「お金は墓場には持っていかれへんからな。借金も墓場までは追ってこえへん。人生楽しまな〜」と…そう言いながら莫大な借金を残して逝ってしまいましたけどね(笑)。確かに父の言う通り墓場には追ってきませんでした!(笑)。しかしもっともっと「オレ流の浪漫」を追い求めたかったのでないか、と。そう考えると、父の血を引いたこの私、もっともっと無茶振りを発揮できる素質は持ってるのかも!?父を目標に私なりの「浪漫」を私なりに追い求めて行こうかと考えている次第です。(注意:借金は除く)

宝物

大きなスーツケースが北へ南へと行き交う東京駅。今日は私(たち)も東京見物気分でやってまいりました。まだ時間が早いせいか、人通りも立ち並ぶショップも開店準備といったところでしょうか。

東京・丸の内エリアのメインストリート、丸の内仲通り。1985年に始まったランチョンプロムナード(歩行者天国)。そろそろショッピングや観光を楽しむ人々であふれかえってくる時間です。

テーブルが並んだので、次は椅子ですね

1972年から続いている、丸の内仲通りに彫刻を展示する“丸の内ストリートギャラリー”。
通りには、WONG夫妻による焼きたて手作りの香港風ワッフルの軽食も販売していました。

後方の出店カー:香港でNO.1のワッフル。外はカリカリ、中はもっちり♪

そんな中、ひときわ賑わっていたのがブリックスクエア1Fにある「ECHIRE MAISON DU BEURRE」(エシレ・メゾン デュ ブール)。渋谷、新宿、大阪とどの店舗もオープン前から大行列。バターのいい匂い!

オープン前から大行列のエシレ。各店舗で取扱商品が違うのでお買い物の際は要注意!

さてそろそろ乗車時刻が近づいてまいりました。昨年も大人気であった、クラシックなロンドンバス(ルートマスター)でアフタヌーンティーをいただきながら都内を周遊する時間です

 

1950年代から約50年間、このルートマスターの形が主流であった。車体の一番後ろに乗降口。そしてドアがついていないのでバス停以外でも自由に乗り降りすることができた。

私はロンドンにいた頃、地下鉄で移動した方が早いのはわかっているが、時間がかかっても二階建てバスで移動するのが大好きだった。Citymapperという交通アプリを利用して、バスからバス、地下鉄へと自由自在に移動していた。時には日本人など全く見かけない人通りのない場所にも出くわしたこともあったが(この時はさすがにどきどきした ^^;)、このアプリさえあれば一人で何処にでも行くことができる。
ロンドンでバスに乗る時は、自分から意思表示をしなければならない。乗りたいバスがきたら、運転手さんに見えるように手を挙げるのだ。手を挙げなければ、バスは停車することなく通り過ぎて行ってしまう。また目的地へのバスに乗っても、なんの前触れもなくルートが変更になったり、短縮になって途中で降ろされたりするのも日常茶飯事。驚くことではない。ハプニングはまた違った景色や通りを発見することができるからだ。
しかしここはニッポン🇯🇵。定刻に発着。手を挙げなくとも安心乗車。二階の車窓から東京見物ができて、さらに美味しいアフタヌーンティーがいただけるなんて至福の時じゃ〜ぁないですか!

 

May I have your attention, please?

揺 れ ま す !

『揺れる』話
三段にしたかったのですが「揺れる」ので二段にしました。でも二段でも「揺れます」(*_*)

『落ちる』話
できるだけ最初はゆっくり走りますが、前回はスコーンが落ちました ( ̄◇ ̄;)
できるだけどんどん早めに召し上がっていただくのが良いです。

『落下防止のティーフーズ工夫の策』の話
通常下にサンドイッチがのりますが、それだとさらにバランスが悪くなるので、今日は上にサンドイッチ。
また上の段が非常によく揺れるため、ソーセージロールを下に置くのが安全かも。
パンナコッタの器がガラス製のため、お皿と器をとめている。

『絶対注意!』の話
くれぐれも飲み物はドリンクホルダーに入れてください!昨年開催のアフタヌーンティーバスで、お茶のカップを台の上に置いておられ、倒れかけたカップを危うくオーナーがとっさに止めたというエピソードあり。

「リスクをおかしながら、あえてこのスタイルにこだわる」
これこそブリティッシュエレガンス・アフタヌーンティーバス🇬🇧

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目黒のティーサロン「Three Tiers」さんのお茶とティーフーズがいただけます。そのための注意事項のお知らせがオーナーからありました。お茶もティーフーズもご存知の通り抜群に美味しいのですが、オーナーのお話がこれまた抜群なんです♪ 経験と知識、ことばの「間」といい「リズム」といい、ユーモア満載、最後に大笑い。懐かしい関西弁も心地良いのです。そんなオーナーこだわりのアフタヌーンティーバス。

冬晴れの中、本日のルートは、丸の内〜銀座〜表参道〜東京タワー〜丸の内、たっぷり1時間30分コース。今回我らは3人で参加。この3人組、年代は様々ですがたまに旅行に行ったり、レストランに行ったりします。そのうちの一人がお誕生月だった為、お誕生日パーティーも兼ねてのアフタヌーンティーとなりました。

二階最前列!お誕生日席♪

「揺れる」ので二段にせざるを得なかったティーフーズとは。。。

私の一番のお気に入りは「ストロベリーのパンナコッタ」🍓ライトタッチで優しい味でした

プレーンスコーン➡︎ジャム作りの第一人者であるミセスベリーのミックスベリージャム&クロテッドクリーム添え
ストロベリーのパンナコッタ いちごのコンポート添え➡︎さりげないイチゴづかいがさらに季節を感じさせてくれます
ミセスベリーのチョコレートマーマレード(世界マーマレード大会 金賞受賞)を使ったムース・オ・ショコラ➡︎キャラメルフレーバーとミセスベリーのチョコレート味のマーマレード、何種類もの味が味わえる
ホワイトファンシーケーキ(杉本悦子氏作)➡︎イギリスで出しているところは皆無と言ってもいいくらい、古いひと昔前の懐かしいクラシックケーキがいただけます
キャロット&ジンジャーケーキ(ダン・レパードのレシピより)➡︎イギリスの田舎のティールームでよく出会えます
ソーセージロール WITH ジェーンズマーマレード

オーナーのアドバイス通り、この後すぐにソーセージロールを下の段に置き換えました^ ^

〜サンドイッチ〜
スモークサーモン&クリームチーズ
ローストビーフ&ホースラディッシュソース
コロネーションチキン➡︎エリザベス女王2世が在位についたことを記念した「ル・コルドン・ブルー」ロンドン校の校長ローズマリー・ヒューム氏が考案したもの。イギリスの定番、チキンカレー味、もぉ〜おいしい!

おかわり自由 🇬🇧 ヨークシャーティー

 

変わりゆく景色の中でのアフタヌーンティー。「揺れる」リスクさえも「楽しみ」に変えてしまうホスピタリティ。この場にいるすべての人が楽しみ、美味しさを共有できたこと、お誕生日もお祝いできました(ありがとうございます!)。東京の街を二階建てバスから見下ろせるなんて、東京に住んでいてもなかなか体験はできません。道ゆく人たちが、二階を見上げて笑顔で手を振ってくれる、そして振り返す。この光景を想像するだけで嬉しくなってきます♡今度は道ゆく人となって、アフタヌーンティーバスに手を振ってみたいな、と思う私であります。あっという間の1時間30分。我ら3人組の思い出がまた一つ増えました。

東京タワーで下車。記念撮影。

「HUNTER」英国王室御用達の伝統的ラバーブーツブランド

車窓から「ここ、この間来たよ!ここで夕ご飯食べたよ!」と言う場所に出くわした。この先の写真の奥に見えるドトールで待ち合わせて、写真の右側にある薬膳料理のお店に行ったんです。一年に一回、会えるか会えないかの友人たち。この日は旅先で起きた珍ハプニングについて大笑いしたなぁ〜。初めましてのお友達もいれば、お久しぶり〜のお友達もいて、いろんな国に住む友人たちに囲まれた刺激的な真冬の夜だったのでした。
今日のアフタヌーンティーバス体験、懐かしい昔の思い出や楽しかった頃がぐわ〜〜ぁんと蘇った1日でした。

青山通りを通過中

☆ ☆ ★   ☆   ☆ ☆ ★   ☆   ☆ ☆ ★   ☆ ☆

最後に、私の友人が愛をもってこの時期にこの言葉をかけてくれました。
その友人の言葉を「あぶそる〜とロンドン/Absolute London」をいつも応援してくださる皆様へ。

 

皆様の気持ちがネガティブではなく
新しい時代への希望へとフォーカスしますように

 

 

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【Three Tiers】
住所:東京都目黒区目黒3-12-11
営業:毎週・金土日12:00~18:00(営業日以外はメールにてお問い合わせ下さい)
※予約不要のティールームも営業スタート(詳しくはサイトをご覧ください)
Tel/Fax:03-6451-2710
https://three-tiers.tokyo/about/
運営会社:ブリティッシュ・プライド
https://british-pride.net
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【ECHIRE】エシレ
https://www.kataoka.com/echire/

 

 

 

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About Author

ナミヘイ

兵庫県伊丹市出身。東京都在住。主婦時々パートタイムジョブをこなす。子育て期をニューヨーク、ロンドンにて駐在生活を送る。思いつきのその日決めで行動する一匹オオカミ派。『成るように成る』をモットーに今世を生きる。水泳・ジョギング・登山・ウクレレ・映画・ライヴ鑑賞・奉仕活動と未知なる自分を今後も探求し続ける。

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