フランス菓子でアフタヌーンティー「アップステアーズ」in 大阪

0


都内でも有数の桜の名所・目黒川。その川沿いに開放的な窓から、春には桜、新緑から夏へと、流れゆく季節を一望できるフレンチレストラン「CRAFTALE」クラフタルがあります。大土橋 真也(オオツチハシ シンヤ)氏率いる4年連続ミシュラン一つ星店です。大土橋氏は都内、フランスを経て、2013年渋谷・初台の「レストランアニス」にてオープニングより従事。2015年9月「CRAFTALE」のシェフに就任。2017年にはゴ・エ・ミヨ期待の若手シェフ賞にも選ばれました。今年で5周年を迎え、6月から進めていた改装も終了。8/14からより開放的になった空間で営業再開となります。

私が初めて中目黒にある「CRAFTALE」を訪れたのは2016年10月。ロンドン駐在中だった為、一時帰国したら必ず行こうと、日本で留守を守ってくれていた当時18歳の次男と訪れました。アミューズ、前菜、魚、肉、デセールにお食事に合わせたワインのペアリングを楽しみました。ソムリエの方がワインについて説明される時のあの湧き上がる言葉の数々。「好き」を語る情熱をひしひしと感じます。そして「CRAFTALE」の世界は私たちの五感に予想以上に響きました。器が料理に働きかける意味。料理だけではなく私たちの居心地ともいうべき空間をも決めてしまうサービスの深さ。食材の織りなす色のグラデーションは美味しさを重ねていきます。また自由なスタイルで作られる「CRAFTALE」のパンは私たちの毎回の楽しみでありました。その日から何度訪れたことでしょう。私たちの大好きなフレンチレストランなのです。

東京・中目黒「CRAFTALE」

この度、大土橋 真也氏がプロデュースするバー&レストラン「UPSTAIRZ」アップステアーズが、7/15大阪・堂島浜に位置するホテル Zentis Osaka(ゼンティス大阪)にオープンしました。株式会社パレスホテルが初めて開業する宿泊型主体型ホテルブランド一号店となるZentis Osaka。そのホテルの2階にあるオールデイ・ファインダイニング「UPSTAIRZ Lounge, Bar, Restaurant」です。今回、大土橋氏 初の試みは朝食やアフタヌーンティーなど。「規制の概念にとらわれることなく自由な表現を楽しみたい(Instagramより)」という想いがあります。

「感性が深呼吸する場所」がコンセプト

英国スタイルのアフタヌーンティーしか経験したことがない私たちは、心ひそかに浮かれながらホテルに向かいました。一本筋を入ると緑あふれるエントランスが現れます。緑に囲まれたロビーとナチュラルな素材を基調としたデザインが快適さを感じさせてくれます。何よりも私たちを印象付けたのが、ロビーの中心にある一階から二階へと続く階段。するとスタッフの方が一冊の分厚い本を持ってこられて「こちらの女性が、このホテルのインテリアデザインを担当された方なのですよ。日本で初めてホテルの内装を手がけられました。」と。

ロンドンにオフィスを構え、世界中にプロジェクトを展開。今回は客室からパブリックスペースまで全てを担当。

Tara Bernerd タラ・バーナード。イギリスのインテリアデザイン社「タラ・バーナード & パートナーズ」の創始者。彼女率いるチームが手がけたラグジュアリーホテル「SIXTY SoHo New York」や「The Hari London」など、室内の空間構成と優雅さを兼ね備えたスタイルで世界中にプロジェクトを展開中。このホテルのデザインの要であるロビーの中央に位置する一段一段のデザインが、その先にある「何か」を想像させてくれます。

訪れるゲストを印象付ける階段

緑に囲まれ、ゆったり身を沈めてみるのもいい

ロビーを彩る様々なインテリア

お昼時どきということもあり、ミーティング兼ねてのビジネスマンのランチや、ベビーカーをひいた赤ちゃん連れのお母さんたち、私たちと同じようにアフタヌーンティーを楽しむ女性で賑わっていました。まずはグラスシャンパーニュ。続いてUPSTAIRZスペシャルブレンドティー、そしてオリエンタルバカンス(スリランカのヌワラエリア産の茶葉に、ジャスミン、マンゴー、ストロベリーをブレンド)、ベルガモットピーチ(ホワイトピーチとアールグレイ)といただきました。この他ハーブティーのご用意もございます。

今回一緒に行ったお相手さんがナッツアレルギー。予約時にお話をしてアレルギー対応のアフタヌーンティーも楽しめました。英国式アフタヌーンティーといえば、三段スタンド スリーティーアーズ。でもちょっと思い出してみてください。タラ・バーナード率いるチームがデザインした石の階段。一段一段とその先にある楽しい「何か」。つまり三段スタンドではなく、Zentis Osakaの階段をモチーフとした階段スタイルで登場しました。どんどん階段を駆け上がっていくかのようなアフタヌーンティーは、なんとも素敵でした。

フランス料理、フランス菓子をアップステアーズのスタイルで盛り付け。召し上がる順番はどうぞご自由に。

軽くお腹を満たしてくれるヘルシーなセイボリーや、旬のフルーツとプティフールたち。オリジナルの器に込められた想いと共に、食の街「大阪」に新しいスタイルのアフタヌーンティーの誕生です。

クラフタルオペラ、白桃とライチのパルフェ、プチマドレーヌ、抹茶のプチフィナンシェ、枝豆のブランマンジェ

コーンの冷製ポタージュ、オリジナルプチバーガー、パテ・ド・カンパーニュ、鮮魚のエスカベッシュ

左上:テントウムシのムース 右上:ショコラとバナナのクープ 下:レモンのプチタルト、パッションとココナッツのマカロン、その奥に隠れて見えないですがマルジョレーヌ(笑)

7mほどある天井高のもとでゆったりと♪

私と大土橋氏(初台のレストランに従事されていた頃)との出会いは、私のアルバイト時代に遡ります。3年半勤めた京王井の頭線駒場東大前駅のパン屋さん。開店準備の段階でレストランにおろす商品を整えます。焼き上げる商品が店頭からレストランという場所に変わり、ランチ、ディナーとそれぞれのお皿で照明の下に運ばれていくのです。焼かれた商品をこの手で一つ一つ手に取り、紙のバッグに心を込めて詰める。そしてその商品を丁寧に大土橋氏にお渡しするのです。大土橋氏はその商品を大きな手で大切に抱えられ、いつも笑顔で大きく深くお辞儀をされてお店を後にされます。そのあたたかい笑顔は今も変わらず、レストランで私たちを迎え、見送ってくださいます。大土橋氏のお料理が場所を変え、大阪でいただけるのは最高の贅沢ではなかろうかと思うのです。
大阪近隣の方には「大阪のど真ん中にあるとは思われへんほど静かなとこやで〜。むちゃええとこ!アフタヌーンティーに行ってみてや〜。」
そして遠方の方はご旅行に、ご出張にと、新しい大阪の食の味にお出掛けください。

 

イギリス「タラ・バーナード&パートナーズ」の洗練された空間で
大切な方とフランス菓子のアフタヌーンティーをごゆっくりお過ごしくださいませ。

 

※※※※※※※※※※
UPSTAIRZ Lounge, Bar, Restaurant アップステーズ
Zentis Osaka
〒530-004大阪市北区堂島浜1-4-26
Tel:o6-4796-0111(ホテル代表)
Website
Instagram

Share.

About Author

ナミヘイ

兵庫県伊丹市出身。東京都在住。主婦時々パートタイムジョブをこなす。子育て期をニューヨーク、ロンドンにて駐在生活を送る。思いつきのその日決めで行動する一匹オオカミ派。『成るように成る』をモットーに今世を生きる。水泳・ジョギング・登山・ウクレレ・映画・ライヴ鑑賞・奉仕活動と未知なる自分を今後も探求し続ける。

Leave A Reply