行くシカ(鹿)ない♡【ブライトン ティールーム】in 古都奈良

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奈良といえば大仏様。東大寺には日本一の大仏様が鎮座されていますよね。確か小学校の遠足で大型バスに乗って訪れたのが最後。何十年ぶりかの昨年12月、奈良に住む友人を訪ねて行ってきました。修学旅行シーズンで東大寺大仏殿は賑わっていました。皆さん、大仏殿の「柱の穴くぐり」ってご存知ですか? 大仏様が座する大仏殿という建物を支える柱に、穴がぽっこり空いているのです。そしてこの穴は、大仏様の鼻の穴と同じ大きさ。その穴を次々と修学旅行生がくぐり抜けているではありませんか! 友人に聞くと「無病息災」「祈願成就」のご利益があるとのこと。ここはいっちょくぐり抜けとかな! 修学旅行生に紛れてくぐり抜けましたよ〜笑。途中で体がつかえて抜けないかも〜と冷や汗もかきましたが無事クリア。その日以来、風邪ひとつひかず、健康で過ごせております。感謝感謝!(現在は感染防止の為、柱の穴くぐりは当面停止

2019年12月東大寺

現在、柱のくぐり抜け、手水舎、賓頭盧尊者、おみくじ、絵馬、線香、蝋燭の使用、あるいは接触停止中

また奈良といえば「鹿」も有名。随分昔の話になりますが、お笑い番組でよく明石家さんまさんがネタに使って、一躍奈良が有名になりましたものね。その奈良にイギリスの街の名を店名にしているティールームがあったと聞いており、調べてみると鹿がたくさん戯れている奈良公園の近くだと。これは行くシカ(鹿)ない♡ってことで「ブライトンティールーム」へ行ってまいりました。

カメラ目線(笑)

一年前に訪れたときは、ならまち界隈を友人について歩き回りました。今回一人で来ると、そういえばこの道一緒に歩いたな〜と気づきます。そのティールームは近鉄奈良駅を降りてほぼ一本道。ティールームの名前と11:30という開店時間だけを頼りにやって来ました。突然現れたイギリス国旗がはためく二階にティールームがありました。時刻はただいま11:25。かすかに階下へ漏れる音楽を聴きながら、真っ白な壁沿いでオープンを待ちました。

 

階下から続く真っ白な壁は、ティールーム全体を覆っていました。朝一番のせいか、まだ空気はひんやり。しかし窓から差し込む暖かい日の光がなぜか懐かしく心地よい。光あふれるこの空間を独り占め。かすかな風を感じながら、かのブライトンの街にいるかのように。カウンター席もありましたが、全体が見渡せる窓側のテーブルへ。

実は朝ごはんも食べずに家を飛び出たものですから、お腹ぺこぺこ。イギリス式朝食もいただきたかったのですが、やっぱりアフタヌーンティーをお願いしてしまいました。しかし!アフタヌーンティーは予約が必要とのこと。なぜなら通常メニューではなく、食材を別に揃える準備をされているからだそうです。行ってみようと思われた貴方♡ご希望の3日前までにお電話かE-mailでご連絡することをお忘れなく!(詳細はwebsiteにて)
思い立ったらすぐ目的地に向かってしまう性格ゆえ、予約するという下準備ができていなかった(TT)。でもそんな私に店主の方が、通常メニューの組み合わせの中で色々おすすめくださいました。そのメニューが登場するまでの間、広々としたティールームを楽しむことにしました。

すぐにイメージが湧くメニュー。見ていると全部食べたくなってきてしまいます。

まず目に留まったのが異なるデザインの椅子たち。すべての椅子にこのふくよかなお尻を下ろし、座り心地を試したかったなぁ。1920年創業のイギリスの老舗家具メーカー「アーコール」イギリスで買い付けてこられたヴィンテージ(お店のインスタグラムより)。この空間にシンプルなデザインと色合いがよく映えます。

キッチンカウンター正面の壁面にずらりと並ぶ紅茶。量り売りをしてくださいます。

ティールームオリジナルのジュートバッグ(下)とキャンパストートバッグ(上)エコバッグにいかがですか🇬🇧

毎日が英国展のようなティールーム

一点物の可愛い雑貨が並びます。英国人が愛するHPソース発見!

今日の紅茶はセイロンウバ。他20種類以上の紅茶とハーブティーをご用意されています。ちょうど茶葉をご進物用にお買い求めにこられたお客様がいらっしゃいました。茶葉はイギリス直輸入。イギリス、ブライトンに住み、ブライトンと奈良を行き来されておられる店主が、きめ細やかなアドバイスで接客。セイロンウバをいただきながら、茶葉の説明を耳にするのもなんとも贅沢な時間 ♪ ステンレスのティーサービスセット。差し湯も別ポットであり3杯分ほどいただけます。シンプルが特徴です。

OLD HALL オールドホールのティーポット。50~60年代に生産されたヴィンテージだそう。シンプルでかつ美しく、丈夫。

サンドイッチの代わりにチーズ・トースティー、フィッシュ&チップス、キャロットラペ。トースティーとはホットサンドイッチのこと。これだけでも十分な朝食ではありますが、美味しいお茶をまだまだ楽しみたい、ので・・・

朝一番焼きたてのスコーン。ぽろっとくずれない、モサモサしないスコーンをいただいたのは、こちらが初めて。ほんのり甘く、中はしっとり柔らかい。現在クロテッドクリームの仕入れが困難な状況であるという店主のお話もあり、ホイップクリームとストロベリージャムで提供。しかし元々イギリス、ブライトンではクロテッドクリームではなく、ホイップクリームをいただいているそう。何気ない店主のお言葉に、なるほど、と頷く。イギリス王道のケーキといえば、ヴィクトリア・スポンジケーキ。小麦粉、砂糖、玉子が同量配分されたどっしり、しっかりのケーキです。店主が息子さんたちのために焼いてこられた手作りの味が、そのまま私たちのお腹の中へ。美味しさの決め手は素材+愛情ですね♡最後は看板メニュー、チョコレート・パブロワ。これまたチョコレート味を初体験。さくっとしたチョコメレンゲとふわふわのホイップクリームで、差し湯の紅茶最後までリラックスしたティータイムをくつろぎました。紅茶ポリフェノールで元気も充電できました!

ジョンレノンも使用していたというWoods wareのお皿。色合いがなんともステキ♡

お腹も気持ちも満たされた頃に、ご年配のご婦人がふたりでご来店。店主の方とも和やかな雰囲気。一人のご婦人がメニューにさっと目を通されたかと思うと「チーズ・トースティーにアップルクランブル」とご注文。なんかとってもカッコよかったのであります(^^)

この大きな窓が闇に包まれると、ティールームの様子もがらっと様変わりするのだろうか、なんて考えながら今度はイギリス式朝食、All Day Breakfastを食べに来ようと思いました。朝食だけど一日中オーダーできるんですって!楽しみです。

約1時間のティータイム。再び真っ白な壁づたいを階下へ。すると1階に、朝来たときには目に入らなかったユニオンジャックはためく英国紳士服、雑貨店のお店があったことに気づいたのです。ティールームに満足して紳士服店が気になりながらもその場所から離れてしまったのです。写真を数枚撮っただけで。帰る道中、その数枚の写真を電車で見ていたら、カッコいいモッズコートが写ってた。そして多数のミラーで装飾されたスクーター。細身の三つボタンスーツも!映画「さらば青春の光」の世界じゃないですか🇬🇧

フレッドペリーのショルダーバッグや、ターゲットマークのショッピングバッグありますよ♩

扱う商品のほとんどがJump the Gun自社ブランド

帰宅するやいなや「Jump the Gun」について調べてみた。するとイギリス、ブライトンに本店を構える老舗モッズファッションのお店だということがわかった。そしてその世界初の支店(2号店)が奈良にある。そうです! 私が気になりながらも離れてしまったあのお店だったのです。さらに驚いたことは「ブライトンティールーム」の店主のご主人様がブライトンで経営しているお店が「Jump the Gun」だったということでした。英国文化を食から伝えたい、イギリスの伝統のお菓子とおいしい紅茶をニッポンの皆さまにご紹介したいという奥様。そして60s好きな人にとってはたまらない、英国ファッションブランド日本支店を実現したいと考えておられたご主人様。古都奈良の1階と2階でユニオンジャックをはためかせています。

「お茶はいかが?」

そして個人的に驚いたことというか、とても嬉しかったことがひとつありました。「ブライトンティールーム」の店主の方のお名前が「松井 奈美さん」とおっしゃるのです。わたくし、ナミヘイの本名も「奈美」でございます。そう思うと、やはり勉強も訪ねる先も、予習は非常に大切だということがはっきりわかりました。予習をしっかりしていれば今回の奈良訪問、もっともっと深く厚く楽しめたのではないかと。「奈美」が「奈良」でふたり同じ場所にいるのがわかっていたら、もう少し店主の「奈美さん」とお話できたのではないかと思うのであります。後から知ることばかりだったけれど、自分の名前がもっと好きになってしまった古都奈良からブライトンを想う小旅行となりました。

そういえばティールームで流れていた英国ケンブリッジ生まれのオリビア・ニュートン・ジョンの「ザナドゥ」。澄んだ歌声が懐かしかった。何枚かレコードを持ってたなと思いながら紅茶をいただき、口ずさみ、今も強烈に耳について離れない。歌もさることながら私の頭の中で「ザナドゥ」=「松井 奈美さん」という公式ができてしまっている。同じ場所にいても人それぞれ感じ方は違っていて、これも言い換えれば店主「松井 奈美さん」の魅力ではなかろうかと思わずにはいられません。

ティールームでは年間を通して様々なイベントが企画されています(2020年は感染防止の為、中止のものも有り)。大人のムードでカクテルやビールを味わう夜の営業があったり、ハロウィン、クリスマス、Jump the Gun Japanとの合同アニバーサリーパーティーなど。今年の初めには「店主なみ生誕祭」が開催された模様。聞いているだけで楽しそう! ブライトンを感じたいがために足を運び、彼女を知る。彼女を知ったがゆえに、ブライトンを知る。全く違う人間だけれど、同じ名前の方がニッポンのどこかで、世界のどこかで毎日笑顔でいてくれたらいいなと思いました。そう願うと、わたくし奈美も笑顔でいようと思える気がするからです。
そして「奈良の都のように美しくと」と名付けてくれた我が母親に感謝 (^○^) ありがとう!

Have a Cuppa?

 

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ブライトン ティールーム】BRIGHTON TEA ROOM
奈良県奈良市東城戸町35番地2F
☎︎ 0742-87-1358
営業時間及び定休日に関しましてはwebsiteなどでご確認くださいませ。
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About Author

ナミヘイ

兵庫県伊丹市出身。東京都在住。主婦時々パートタイムジョブをこなす。子育て期をニューヨーク、ロンドンにて駐在生活を送る。思いつきのその日決めで行動する一匹オオカミ派。『成るように成る』をモットーに今世を生きる。水泳・ジョギング・登山・ウクレレ・映画・ライヴ鑑賞・奉仕活動と未知なる自分を今後も探求し続ける。インスタグラム:@n_amihey

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