「イギリスのお母さんの味」が待ってる神戸 Rosie’s Bakery

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異国情緒あふれる街、神戸。洋風な建物を見て、触れられるスポットがたくさんあります。そして西洋の粉物文化、パンと洋菓子の街。バウムクーヘンで有名なドイツ菓子・ユーハイム。神戸トアロードのチョコレートショップからスタートしたモロゾフ。そしてミニクロワッサンが大ヒットしたドンクなど、市内だけでも膨大な数のパンと洋菓子の店があります。それなのに、なぜか英国菓子専門店は意外に少ない!

「BE KOBE」という言葉は、阪神・淡路大震災から20年をきっかけに生まれた「神戸の魅力は人である」という思いを集約したメッセージ。

左上:神戸ムスリムモスク、日本初のモスクとして創建。右上:風見鶏の館、重厚な煉瓦造りと屋根上の風見鶏が特徴。

ロージーズベーカリー Rosie’s Bakery
今年6月6日、神戸市塩屋に一軒の英国菓子専門店がオープンしました。海を望む坂の街とも言われている塩屋。最も海と山が接近するエリアで道幅が狭い。駅前から続く細い路地には下町情緒あふれる懐かしい匂い。その路地から徒歩約3分、アライグマやかるがも親子が遊びに来る塩屋谷川沿いに、大きなイギリス国旗が目印のロージーズベーカリーさんがあります。

ピンクが一際目立つ、かわいい、小さなお菓子屋さん Rosie’s Bakery

オーナーさんは神戸市内のケーキ屋さんでパティシエとして活躍されていた女性。世界5カ国に暮らした経験もあるそうです。ご主人はイギリス人。「イギリスに住むお母さんが作る本物のスコーンや、たくさんの英国菓子をニッポンの人に親しんでもらいたい」。この熱い想いで、神戸塩屋にテイクアウト専門店をオープンしました。

外国人をよく見かける神戸では、居住歴の長い外国人の方によるコミュニティも確立されています。外国にルーツを持つ子供たちがランドセルを背負って登下校する街でもあります。多国籍な暮らしが根付いている国際色豊かな神戸。そこに住むオーナーさんは、オープン以前から、各国の子供たちやお母さんのためのクッキングレッスンやチャリティイベントへの参加などを行なっていたそうです。

日本伝統の和菓子、マフィンやクッキー缶、ジンジャーブレッドハウスなど季節ごとに開催されるキッズお菓子レッスン。スコーンは日本のスーパーで購入できる粉物を準備。出来立てスコーンは、外はザクザク、中はフワフワ、本場英国のお母さんの味です。

このように地域の方々と様々な活動をされながら、ロージーズベーカリーさんのオープンまでの道のりは続きました。壁紙も全てイギリス製。こだわった小物たち。オーナー自ら「彼女」と呼ぶ愛着ある100年前のテーブル。そして何よりもご主人が入り口の脇にペイントしてくれた「イギリス国旗」。🇬🇧このユニオンジャックを目指して私たちはロージーズベーカリーに向かいます!

自宅の庭で、朝一番からペイントを頑張ったダディの作品

壁紙はやわらかなグリーン、デイジー柄

「トング」にこだわりました!なぜならベーカーリーで最初に手に取るものだから。トレイもリバティプリントです♪

正午の開店と同時に入ると、恒例のキッズレッスンの日でした。カウンター越しにエプロン姿の子供たちが楽しそうにレッスン中。お菓子を横目に私はチラチラ。その日のレッスンのお題はクマのシュガーケーキ。イギリスの伝統菓子のひとつです。色のバランスなども考えながらのキッズたちの真剣な眼差し。異国文化に触れながらのこの時間は、これからの子供達の視野を外へ外へと広げていくことになるでしょう。

シュガーケーキ:配色のバランスで印象もガラリと変わります

レッスン中もお客様の出入りは続きます。母娘のお客様、赤ちゃん連れのお母さん。大きなイギリス国旗に足を止めては、扉を開けるお客様。お客様対応はオーナーさんではなく、アルバイトの方。とても丁寧な応対で正確にテキパキと処理されます。この日のお客様の買いっぷりを観察していて気づいたことは、結構な数を購入されていくこと。その様子からもロージーズベーカリーさんの人気ぶりが伺えますね^^

神戸にあるようでなかった英国菓子専門店。スコーンにサンドイッチ、ショートブレッドなど、紅茶のお供のお菓子として、地元の方や遠方の方がお買い求めにやって来られます。まるで神戸でイギリス旅行をしている感じでした。

道路からガラス越しに並ぶ英国菓子を見る♡おいしそう〜かわいい♡

せっかくですから♪ ロージーズベーカリーさんで一緒にイギリス旅行をしてみましょ!

粉の旨味を是非ご賞味あれ!

仏菓子のマドレーヌを想像しがちだが全く違った!!バター風味がしっかり。ドレンチェリーがレトロさを醸し出している。

デーツローフ(なつめやし)細かいデーツ、粒々デーツの食感が楽しめます。室温でいただくローフではありますが、夏場は冷蔵庫で冷やすと尚うまし!

左:くるみといちじくシナモン風味。右:ジンジャーブレッド、たっぷりのミルクティーでどうぞ。

左上:くるみぎっしりの生地とコーヒークリームの相性が抜群 左下:ホワイトチョコが可愛い♡スポンジのしっとり感と甘さのバランスが好きです 右:レモンとポピーシード、底にはたっぷりレモン汁・クリームチーズで作ったクリームと真ん中にはレモンカード🍋

ブラウニーの名前の由来はイギリスにある、ってご存知でしたか?
諸説はありますが、その一つに妖精説があります。ブラウニーはイギリスのスコットランドやイングランドの伝承に登場する、肌が茶色で茶色い衣類を身につけている妖精。その茶色っぽい見た目から、とも言われているそうです。人家に住み着き、夜中にこっそりとやり残した家事を手伝ってくれるそうですよ。(あ〜羨ましい〜笑)

端っこはサクサク、真ん中はしっとり

どれも美味しい中で、私の今日の一番はロックケーキでした!

ロックケーキ♪ ざくざく噛めば噛むほど香ばしく、しかし中はやわらかく素朴な甘さ。少し焦げたところが好き。何倍も楽しめる食感!

気づいたら私もこんなに買ってしまいました! 研究熱心なオーナーさんの手で作られたお菓子たち。日本人であるがゆえの、隅々までに散りばめられた繊細なデザイン。そしてニッポンサイズ! お味がこれまた甘すぎない。少し焦げ目がついたところが美味しい、どこか懐かしく家庭的な味。そうだ! お母さんの味だ! 私たちお客さんがきっと会うことがないだろうイギリスにいるご主人のお母さん。「お母さんの作る味」をニッポンでいただいている感じがしました。神戸塩屋のロージーズベーカリーさんで、イギリスを知り、さらに大好きになって、イギリスに行ってみたい!なんていう未来の子供たちがいることでししょう。

 

オープンして3ヶ月。今後の活躍ぶりが楽しみな英国菓子専門店、ロージーズベーカリーさんのお話でした。

 

 

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英国菓子専門店 ロージーズ ベーカリー 】Rosie’s Bakery 
〒655-0872  兵庫県神戸市垂水区塩谷町3-10-16(JR塩谷駅より徒歩3分 塩屋谷川沿い)
Tel: 078-742-7584
9月の営業時間:12:00-18:00
9月の営業日: Instagram ストリーズハイライトをチェック!
◉駐車場なし
Instagram

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About Author

兵庫県伊丹市出身。東京都在住。主婦時々パートタイムジョブをこなす。子育て期をニューヨーク、ロンドンにて駐在生活を送る。思いつきのその日決めで行動する一匹オオカミ派。『成るように成る』をモットーに今世を生きる。水泳・ジョギング・登山・ウクレレ・映画・ライヴ鑑賞・奉仕活動と未知なる自分を今後も探求し続ける。

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