つい1週間ほど前迄は、まだ厚手の上着はなくとも日中動けたのに、もう木枯しビュ〜ビュ〜。手袋必須です!そしていよいよ12月。街は煌めくイルミネーション。
クリスマス カウントダウンまで…
⭐︎ツリーやオーナメントの買い物に勤しむ
⭐︎24個の小窓、アドベントカレンダーをワクワク気分で開ける
⭐︎お気に入りのシュトレンを毎日少しずつお腹へ運ぶ。。。などなど、自分流の楽しみ方がありますね。
さて私は何をやってみよう、と考えたところ、ずっとずっと気になっていた「タイニー トリア ティールーム」さんに行ってみようと決めました。なぜ気になっていたか、それは人形町という町にあったから。
実は長年東京に住んでいながら、人形町駅に降り立った記憶は恐らくなし。ネットで予習をしました。「人形町」とは歴史あふれる下町であること。近くに明治座、そして昔ながらの名店が並ぶ甘酒横丁。昔々の明治初期、通りの入り口に「尾張屋」という甘酒屋さんがあった事から名付けられたといいます。ティールームまでの道すがら、ぶらぶら歩き回ってみました。
我が家からは都営新宿線浜町駅で下車。地上に上がると、日本橋地域の一角としてのオフィス街の中に銀杏並木がありました。この日はまだ11月10日。色づき始めた大きな銀杏の木の下で、鳩たちが日向ぼっこ。どんなに近寄っても微動だにせず気持ちよさそうに座っている(笑)。人馴れしているというより、この町に親しんでいる感じ (^○^)
明治44年創業、鶏肉専門店「鳥忠」さんの新鮮な卵と秘伝のだしで焼いた卵焼き。
「豆腐」の生命は鮮度。明治40年から変わらない「とうふの双葉」さんのこだわりの味です。
ちょこっと足を踏み入れやすい横丁の雰囲気。気さくに受け入れてくれる町の人情。町の味を食べ歩きたくなる賑わい。散歩するにはもってこいの甘酒横丁でした。そんな時にふと足を止めて、私だけのティータイムを過ごしてみたくなる場所が「タイニー トリア ティールーム Tiny Toria Tearoom」さん。日向ぼっこしていた鳩さんたちも佇んでいた、人形町という親しみやすさが心地よいと感じられる場所。だからここ人形町にティールームがあるのかな、と思いもしました。
フェスティヴ・アフタヌーンティー
11/10(水)〜12/26(日)までの期間限定季節のアフタヌーンティー。事前ご予約制となります。
この日は初日。11時の席は満席でした。私と同じく一匹狼でご来店されているお客様、また若い男性のお客様もいらっしゃり、朝から甘酒横丁はフェスティヴムード♡
ウェルカムドリンク!このフェスティブムードに奮発!私は+500円でロゼスパークリングワインに変更しました。淡いピンクの泡に心の中は一人 ‘メリークリスマス’ !(笑)。ほろ酔いからのスタートとなりました。
カウンター越しに見えるキッチンスタッフの方の冷静で緊張に満ちた一連の動き。かたや、お客様の声に耳を傾け応対される丁寧なサービス。どのような想いを込めて作り、どのようにお客様に英国菓子を楽しんでいただきたいか、語りかけるような声の色で私に伝わってくるティールームです。
「クリスマスをテーマにしたアフタヌーンティーです。初日にありがとうございます。」
ティーメニューから好きな紅茶を一種類選び、ポットサービス。スコティッシュブレックファストをオーダー。
3種のオープンサンドイッチをいただきましょう。
◆グリーンフムス&ビーツブレッド:色鮮やかなビーツ。ミネラル、ビタミン、食物繊維を含む栄養価が非常に高い野菜のブレッド。中近東で広く食べられているフムス(ひよこ豆のペースト)に繊維が見えるくらいのほうれん草を練り込みました。練りに練り込んだサンドイッチ!
◆アボカド、シュリンプ&ライブレッド:まさに黄金コンビ!定番です。
◆ローストビーフ&ヨークシャープディング:カップに見立てたヨークシャープディングに、ローストビーフのサラダ。もっちり&さっぱり食感。
◆フェスティヴ・イングリッシュマドレーヌ:スパイスをしっかりきかせたクリスマスバージョン。雪に見立てたココナッツの上のドレンチェリーが可愛らしい♡
◆エクルフェカンタルト:エクルフェカンとはスコットランド南部の小さな村の名前。土地の名前がついたタルト。レーズンを敷き詰めたドライフルーツの凝縮した旨味。ねっちり感をたっぷり存分に味わって!
◆グラス仕立てのアップルカスタードクランブル:イギリス原産、酸味のきいたブラムリーアップルの甘酸っぱくとろける果肉。素朴な味わいとさくさくクランブルにほど良い甘みのカスタード
◆ミンスパイ:数種類のドライフルーツ、スパイスを漬け込んだ食感の美味しさ。フェスティヴシーズンをより盛り上げてくれる大切な存在!
◆お皿にのったスコーンは食べたい頃合いにお願いすると、もう一度温め直してくれます。プレーンとスパイスクランブルスコーン
ここからクリスマススィーツに合わせて、オリジナルのスパイスクリスマスティーを。カップも変わり、気分もさらに上がります。
◆クリスマスでおなじみのジンジャーブレッドマン:スパイスがきいた本格的なイギリスの味わいとふっくらとした食感が人気の秘密
◆クリスマスパブロヴァ:下はメレンゲ、上はふわふわのやわらかい生クリーム。メレンゲのさくさくとした軽やかさに、コクのあるバタースコッチソースの甘み。冬らしいいちごの酸味がバランスよい組み合わせ
◆クリスマスプディング:たっぷりのドライフルーツを切り刻み、6時間ほどかけて蒸しあげたものを、さらに一度崩してチョコレートと合わせて小さなお団子状に。食べてしまうのがもったいないくらい可愛らしいプディング。少しずつ味わいながら時間をかけていただきました。
一人で訪れても、アットホームな空間で時間を楽しめる心地よいティールーム。カウンターに並ぶケーキや焼き菓子を、お好みのお茶で楽しむ時間。ティールームのラベンダー色が、遠いイギリスのカントリーサイドを思い出させてくれます。お客様の「おいしい」の声を励みにしながら、日々、心を込めて仕込み、焼き上げている「タイニー トリア ティールーム」さんのフェスティヴ・アフタヌーンティーをお楽しみください。
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【タイニー トリア ティールーム】アフタヌーンティー&カフェ
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-20-5 柿沼ビル1F
Tel:070-7795-1889
営業時間:11:00-17:30
定休日:月・火(祝日は営業)
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【タイニートリア 小さな本店】ティー&サムシングラブリー
・紅茶やイギリスのグッズ、ヴィンテージ食器などステキなものに出会えるショップ
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〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-20-2 大山ビル1F(ティールームから徒歩1分)
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