動物園のボランティアの人たちと、帰りに飲みに行った時でしたかな。
毛の話になったんでございます。
昨日はあちこち剃ってさっぱりしたわ、と一人が言うので、あちこちってどちらの方を?と伺いましたら、顔と腋と脚はもちろんのこと、下の方もトリミングなさったと。こちらでは、女性は下のトリミングも必須事項なのであります。
そういえば昔英語学校で、上半身裸の男の子のモデルの写真を先生が見せて、’He has no chest hair. He must have been shaved.’ と、練習させられそうになったので、まだイギリスに来てそう日が経っていなかった私は、「それは違う。胸毛がある方が珍しい。」と、たどたどしい英語で反論したのですが、「無い方が珍しい」と返され唖然としたものでした。
こちらの人は、まつ毛も眉毛も美しい人が多く、これはもう毛量の違いに他なりません。でも一方で、眉毛を手入れしなかったら、えらいことになるんだと思います。
眉毛がご立派といえば、私の大好きなフリーダ・カーロが思い浮かびますが、思うにこれでも彼女なりに随分手入れされていたのでは、と想像するのであります。