喇叭水仙の季節に

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usagi


喇叭水仙の束を今年も花瓶にさしました。

売っている時は固く閉ざした蕾で開花するのかしらとちょっと不安になるのですが、暖かい室内においておきますと見事に大きな花を開いて、芳しい春の香りを放ってくれます。スーパーマーケットなどでは20本ほどがひとまとめになった束が売っているのですが、わたくしは友達を訪ねた時の手みやげにたいてい2束購入いたします。£1が今150円ですから40本で300円でございます。ちょっとネットで見たら日本は一本130円、こちらの20本の値段にほぼ近いですね。もちろんこの時期のこちらの喇叭水仙は特別価格ではありますが、日本は花が高いなぁという印象があります。ちゃんとしたところに行けばよりどりみどりなのでしょうが、一般の花屋は売っている花の種類も少ないような気がしました。温室や輸入の花など条件がイギリスとは違うのでしょうか?

さて、春は少しずつ近づいているのでしょうが、来週の最高気温は1℃、最低気温が-5℃と言う日がしばらく続くのだとか。この冬、日本ではインフルエンザが大流行していましたが、こちらでも昨年に比べるとインフルエンザで死亡した患者の数は3倍を超えるそうです。インフルエンザになったら医者に行くというのが常識だと思っていましたが、ロンドンでは診療所に行くと怒られるんだとか。菌を他の人たちに撒き散らさないで、おとなしく自宅で静養していなさいと言うことなのだそうです。マスクの存在しない国ですし言ってることはわかりますが、一人暮らしやお年寄りには特に辛いですよね。死亡者が3倍を超えるという理由も実はこんなところにも原因があるのではないでしょうか?

そういえば先日のエッセイにダウンジャケットの話を書きましたが、日本に住む友人にイギリスにユニクロは無いのですかと聞かれました。わたくしが近所の商店街で数えたのは、ユニクロのダウンではなく、日本のユニクロで買うぐらいの金額で購入できる、よそのメーカーのダウンを着ている人達でした。ユニクロは2001年にロンドンにオープンいたしまして、今はロンドンだけで8つの支店がございます。最初はフリースの販売が主力だったのでしょうが、日本と同時期からダウンジャケットはユニクロで購入できたはずなのです。しかしダウンに限らずヒートテックの下着や全ての商品が、日本に比べるとどうしても割高なのであります。なのであまり余裕の無い生活をしている人々がダウンジャケットを着ているのは、とても大きな変化なのであります。

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About Author

トキタアヤ

洋画とグラフィックデザインを専攻したのち、イラストの道へ。縁あって英高級紙「The Times」の挿絵イラストを担当。同紙から数多くの依頼を受け、新聞のタイトル欄にエリザベス女王と並んでイラストが印刷される。児童福祉に関わる団体をはじめ、クライアント・ベースの仕事をするフリーランスのイラストレーター。4年に渡ってロンドン動物園で週に一度ボランティア活動にいそしんだ経験があり、動物イラストは本物からのインスピレーション。

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