これは日本ではお目にかかれない田舎の景色である!

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御機嫌よう皆の衆!  今日はこの前紹介したランズ・エンドから次の目的地までの道中の景色を少し紹介しようと思っているのである。イギリスの観光名所ではない田舎の美しさに触れてみてはいかがかな?

日本にはないもの、それは朽ちた教会や古くなったお城なのだ!  これまでの道中でもあちらこちらに見られて立ち寄る事が多かったのであるが、その朽ちた誰も住んでいない建物を拝見すると、何かしら歴史をひしひしと感じられる上に、ポツンと取り残された建物には誰かの気持ちが取り残されているかのような虚しさもあるのである。だがそこには美しさがあるのだ。歴史的な廃墟の近くには看板があり、その建物についての説明が書かれている事が多いので見つけた場合は探してみるとよいぞ。

大きな木の向こうに、教会の残骸が見えている。

先程の教会である。山上にたたずんでいるのである。

これも教会なのだ。本当に美しい。

これは誰も来ないような山奥に突如として現れた建物。何を意味するのかも全くわからんのだが、イギリスではFollyと呼ばれる建築物らしい。不思議かつ奇妙な感覚であった。

続いては広大な自然と動物である。我輩がよく目にするのが、大きな牧草地に置かれている樽型の巨大な干し草だ。それは羊や牛などの餌なのであろう。動物がいる時には、近くまで来て鑑賞などもできるのだ(触るのは危険なので気をつけるのだ)。実際に触ろうとしても警戒心などが強くて直ぐに逃げられるので難しいのである。我輩は川沿いを走っていると白鳥などの水鳥をよく見かけるのであるが、なかなか逃げないので触ろうとしたらその瞬間にとてつもなく怒られた事があるのだ、鳥に。おそらく我輩がここまで旅をして、一番怒られた相手である。

我輩が怒られた水鳥はこちらでございます。

1番後ろに立っている牛が味を出しておるわい。

近くで見るとかなり大きい干し草なのだ!

文でざっと紹介したが、写真でイギリスの風景を楽しんでもらえると喜ばしいのである!

次はアーサー王の墓があるとされているグラストンベリー(Glastonbury)に行く予定なのだ!
では御機嫌よう。

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兵庫県神戸市出身。子供の頃に母から「占い師曰くあんたの前世はイギリス人のバロン(男爵)らしいよ」と言われ、バロンだった“我が輩の故郷” を探し出すためにいつかイギリスに行くことを決意。大学で建築を学び、卒業後にワーホリVISAを取得。2018年9月にイギリス上陸!自転車でイギリス全土を周る旅を敢行した。旅中で感染したライム病と闘病しつつ、英語を学ぶため2年間ロンドンに滞在、2020年秋に帰国。性格はのんびり屋だけど新しいこと好き。まさに至高と思えるほどの食事好きで、旅中は予算内でたまに美味しい物を食べることが楽しみの一部であったほど。Illustration by なぽりん

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