伝説のネッシーが生まれた街インバネス 〜湖編〜

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御機嫌よう皆の衆!  最近の日本は蒸し暑くてかなわんのだ。湿度や温度というものは日本ではなんとも厄介なものである。イギリスの気温は過ごし易さ極まりない! だが、日本の四季ほど素晴らしいものは無いと我輩は思っているがな! ガハハ!

早速であるが前回のインバネス / invernessの続きで、今回はネッシーが居るかもしれない湖に訪れようと思うのだ。正確に言うと目指す場所は湖にあるアーカート城 / Urquhart Castle である。このお城は要塞として13世紀に建設されたのであるが、損傷が激しく現在では片鱗しかお目にかかれないのだ。

我輩は早速自転車の準備を完了してGoogle先生にルート確認すると、街から自転車で1時間30分ほど川沿いを走っていくルートであるようなのだ。ちなみに車や街から出ているバスを使えば一瞬で辿り着く事が可能である。

自転車でネス湖に注ぐ川に沿って砂利道を通るのは少し大変であったが、地元の人が散歩で歩いていたり、朝から船に乗って酒を飲んでおる陽気な人もおったりと愉快であったのだ。皆挨拶したり手を振ったりと、知らない者同士のこの小さな交流が心が温まるのであるなぁ。

そうこうしている内に歩道が無くなり狭い車道のみとなり、少し危険ではあったがなんとお城の近くまで来られたのだ。すると突如として伝説の奴が現れたのだ…

残念ながら作り物のネッシーであったのだ。ここは大きなお土産屋さんで、ネッシー関連の物が沢山売られているのだ。本当に買うのか?という物が多かったのは内緒の話である。

やっとの事でアーカート城に到着である! 駐車場は大混雑で大人気なのが一目で分かったのだ。これは期待出来るであろうと我輩の心はワクワク! 入場料の金額にガクガク!(£9.60=約1500円ほど)

入場するとまず初めにお土産売り場からなのだ。ここには主にウィスキーや騎士の装飾みたいなのが売られていた印象……やはりイギリスの子供には騎士とかは人気なのであろうか?

売り場の隣にはネス湖やアーカード城の歴史が記された展示があり、昔の城の模型などもあるのだ。う〜む、歴史を全て理解できるほどの能力を持っていない我輩の英語力が憎いのだ(泣

お土産売り場の外にはカフェが併設されているのだ。ここから見る古城とネス湖の眺めは最高なのである。

カフェエリアから見た眺めがこちらである

さてさて、一番楽しみなお城めぐりといきますかのぉ!  広大で綺麗な芝生が広がっていてとても清々しいのだ。この道の途中で昔に戦いが起こった時に使われたとされていた投石が置いているのである。思った以上に大きくて迫力があるぞ!

そしてアーカート城跡地に到着なのだ! 恐らく皆の衆はこのお城の写真を見て、あれ? 思った以上に損壊が多くてお城と呼ぶにはほど遠いものじゃない?と思うであろう。しかし実際は湖を背景にした廃墟はかなり良い味が出ていて素敵だと思うはずなのである。ちなみに我輩は初めてこの景色を見た時ショックだったのである!

一箇所だけお城に登れる場所がある。上ってみるとお城の形状がよく分かるのである。ここでフランス人夫婦と少し仲良くなったのは良い思い出なのだ。

窓からのネス湖…ここで丁度ネッシーが出てくれたのなら最高の写真になるのであるが…

登ることができる建物の外観がこんな感じであ〜る。ちなみに偶然仲良くなったフランス人夫婦が白い柵に居るのである(笑

建物の中に昔に使われていた独房も展示されているのだ…窓も無いし何よりこの狭さは息が詰まるのである。今の刑務所と比べれば遥かに鬼畜仕様であるな、うむ。

というわけで最後までネッシーを見ることは出来なかったのだ、いつか見てみたいものであるな。

今回のお城は建物が半壊していて跡地となっていたのであるが、建物の感動というよりもこの敷地から見る景色がとても心地よかったのだ。正直歴史についてはあまり詳しく伝えられていないのであるが、写真で臨場感を皆に伝えられたら嬉しいのである!

では御機嫌よう!

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About Author

兵庫県神戸市出身。子供の頃に母から「占い師曰くあんたの前世はイギリス人のバロン(男爵)らしいよ」と言われ、バロンだった“我が輩の故郷” を探し出すためにいつかイギリスに行くことを決意。大学で建築を学び、卒業後にワーホリVISAを取得。2018年9月にイギリス上陸!自転車でイギリス全土を周る旅を敢行した。旅中で感染したライム病と闘病しつつ、英語を学ぶため2年間ロンドンに滞在、2020年秋に帰国。性格はのんびり屋だけど新しいこと好き。まさに至高と思えるほどの食事好きで、旅中は予算内でたまに美味しい物を食べることが楽しみの一部であったほど。Illustration by なぽりん

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