北イングランドの工業都市:ニューカッスル

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皆の衆御機嫌よう! とても久しぶりの記事になってしまったのである。我輩は年末年始は少しドタバタしていたのであるが、ようやく落ち着いて、記事も心機一転書けるというものだ。

今回の目的場所は、イギリス中央東側に位置する北イングランドのニューカッスル・アポン・タイン / Newcastle upon Tyneという街であるのだ。

我輩はこの街についてあまり知らず、自転車でたまたま通ったのでほんの少し街を散策しただけであるのだが、それでも見応えのある街であった事には相違ないのである。あとで調べてみると中世以降はずっと貿易の拠点としてイングランドでも重要な都市だったみたいなのだ。しかも産業革命の時には重工業が発展し、工業都市としての華々しい歴史があるようなのである。

今日は晴天である。日向ぼっこ専用の椅子があるのがこれまた面白いのだ。たまにあるのだが、実はこういった椅子が座るとお金を取られたりするので事前に聞いておく方がいいのである。

そういえばイギリスでは曇りばかりというが晴天も結構あったように思うのであるが、場所や季節の問題であろうか……(スコットランドはずっと曇りであった)

とりあえず街の中心っぽいショッピングセンター街ともいうような場所に来てみると、造園のような置物が。

この中で一番人気はゴリラであるようなのだ。作り方が気になるのう。

座るのはClimbではないからokである。

周辺を見てみると路上にアトラクションがいっぱい…これぞ海外って感じがするのであるなぁ。やはりお店が沢山あるので老若男女楽しめるようになっているのだな。

ちなみにNCLは「Newcastle Airport, Newcastle Upon Tyne, United Kingdom」という意味だそうなのだ。

どうやらこの街は若者が多く活気に溢れているので治安的には問題は少なそうである。

次はこの街で一番大きそうなニューカッスル駅を訪れた。

これがニューカッスル駅の正面である、駅内は大きな天井と幅で少し驚くであろう。外では人が少なく見えるが中では人も大勢いたのだ。(写真は別日撮影)

駅の反対側の写真である。

どういう状況?と言いたくなるような銅像なのだ。これにも何か意味があるのであろうか…

時計がとても特徴的な教会、一度でいいから屋上まで登ってみたいものである。

近くでニューカッスル大聖堂(旧ニコラス大聖堂)という立派な聖堂を発見したのだ。中に入るとたまたま聖歌隊が歌っていて、とても心地良い気持ちにさせてくれたのである。合唱中であったので建物の中の写真は撮れなかったのであるが、かなり精密な彫刻が施された壁、彫像があり、圧巻であったのだ。

聖ニコラスというのは海域を守る聖者で、建物の先端部分にはランタンが付いているらしく、船を導くための光として重宝された実物のランタンをそのまま使用しているようだ。

その他に、この街の代名詞であるニューカッスル “カッスル”’ があるのだ。誤字ではないぞ、Newcastle Castleという古びたお城というか建物が存在するのである。

チケット売り場の建物である。

ニューカッスル名物の土産も定番ながらあるみたいなのだ。残念ながら欲しい物はなかったのであるが、騎士になりたい人にはオススメのお店である。

ニューカッスルカッスル、つまりニューカッスル城というのは、実は中世期に木造で造られたものがあったようであるが、焼け落ちて存在せず、同時期に作られたこの「Newcastle Keep」、つまり要塞だけが今は残っているようだ。

最後に夜のニューカッスルの写真である。

名前はゲーツヘッド・ミレニアム橋、とても面白いデザインをしているのだ。『いやいや、橋やのに距離増やしすぎやろ』と突っ込む人もいるかもしれないが、どうやら意味があるようで船が通る時にこの橋が持ち上がるようなのである。この形はとても個性的で、夜のライトアップは綺麗なのだ。色は時間とともに変わっていくので、しばらくは飽きさせない。

 

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兵庫県神戸市出身。子供の頃に母から「占い師曰くあんたの前世はイギリス人のバロン(男爵)らしいよ」と言われ、バロンだった“我が輩の故郷” を探し出すためにいつかイギリスに行くことを決意。大学で建築を学び、卒業後にワーホリVISAを取得。2018年9月にイギリス上陸!自転車でイギリス全土を周る旅を敢行した。旅中で感染したライム病と闘病しつつ、英語を学ぶため2年間ロンドンに滞在、2020年秋に帰国。性格はのんびり屋だけど新しいこと好き。まさに至高と思えるほどの食事好きで、旅中は予算内でたまに美味しい物を食べることが楽しみの一部であったほど。Illustration by なぽりん

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