おそらく皆の衆はこのコッツウォルズという地域の名前を一度は聞いたことがあるのではないだろうか。
絵本に出てくるかのような美しい自然が広がるエリアであり、イギリスに来た人なら誰もが是非立ち寄っていきたいと想うような魅力的な場所なのである! もちろん我輩もロンドンから旅を始める前に事前調査をして楽しみにしておったのだ。今回ようやくこの大きな旅を通じてコッツウォルズにたどり着くことができたのである!
コッツウォルズ内では色々な見所のある村が離れて存在するのだが、我輩が行った『ボートン=オン=ザ=ウォーター/Bourton-on-The-Water』『モートン=イン=マーシュ/Moreton-in-Marsh』の甘美なる風景をお届けしようと思う。
まずはコッツウォルズに到着するまでの道のりなのであるが、全てが自然とともにあるのであるぞ。急斜面も多く、進むのに大変苦労したのだ。自転車で行く勇気あるものよ! やめておくのじゃ。
そうこうしているうちにの大型観光バスがちらほら見え始めた。初のコッツウォルズに無事到着したのである。最初に訪れたのはボートン=オン=ザ=ウォーターであるのだが、沢山の観光客で賑わっていたことに驚いたのだ。さすが人気の観光地だけあるのだな、と感心しつつ我輩もこの地を堪能する事にした。
街並みは地元の石灰岩を使った建物で構成されており、その中に緩やかな川が流れている・・・完璧な風景なのである。ここに住んで自然を近くに感じたいと思えるほど理想的な美しさなのだ。ベンチに座ったり川べりの水鳥と触れ合ったりするだけで癒される場所なのであるぞ。
それだけではなく車のミュージアムやいろいろな食事処があり、申し分ないのである。お土産屋などでも木彫りのクラフト作品や蜂蜜など、この街にゆかりのある物をたくさん扱っていて雰囲気を壊さないのだ。(蜂蜜は有名でとても濃厚なのである)
散策しているとミニチュアのミュージアム「Model Village」を発見したのである! 有料だが我輩は興味につられて入ってみた。中ではボートン=オン=ザ=ウォーターの村を忠実に再現しており、その精巧さに驚いたのだ。
このミュージアムで、我輩はこの旅で初めて日本人に声をかけられたのである。ご婦人お二人が我輩にホテルの場所について尋ねられたのであるが、我輩はこの旅で初めて日本語を喋ることができて、大いに感動したのである! やはり日本語が一番安心して話せるのであるぞ(ご婦人方のホテルの場所は分からずじまいであったが…)
我輩が予想していた通り、コッツウォルズ には観光を満喫できる村がたくさんあるのだ。
次は『Moreton-in-Marsh』について紹介しようと思うのである。