湖に囲まれた孤高の城:キルカーン城

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御機嫌よう皆の衆! 前回は森の中にある湖水地方のホステルに泊まり、そこで強敵な虫であるミッジとの対決でボロボロになった我輩の体であるが、今日も元気にイギリスを一周回るために自転車のペダルを漕ぐのである!

出発の日、我輩は次なる目的地へ向けて地図を見つつ作戦を練っていたのであるが、どうやらこのホステルからは大きな湖を迂回するか、船で直進するかの2択があるみたいなのだ。迂回をするルートは5時間以上かけないとたどり着けない…という事で、イギリスで初めての乗船となったのだ。

わずか15分の乗船で2000円ほど取られた我輩の顔は歪んだが、耐えて楽な道を選んだのである。我輩の目的地…それは湖に囲まれた城跡なのだが、そこを今日中に見て回りたかったのである。苦渋の決断で楽な道を選んだのであるぞ!

船が意外と満員だったのだ。人気がある地域なのであるな。

船の待ち時間中に暇だったのか、数人が湖に飛び込んで遊んでいたのだ。フットワークが軽いなぁと感心しつつも直ぐに船が到着して乗り込むことに。

船を降りてしばらく走り、道の途中で喫茶店に寄って鹿肉バーガーをいただくことに! 前回に続き、こんなに鹿肉を食べられるとは思っていなかったのである。ガハハ!

少しクセがあるが本当にジューシーで美味しいのだ。

その喫茶店にはフィッシュ&チップスの形をしたチョコレートを売っていたのだ!(おそらく本物よりチョコの方が美味しいのである。)

5時間ほどかけて、ようやく姿を現したキルカーン城 / Kilchurn Castle の影!  ここはハイランドへ入っていくちょうど手前、スコットランドの入り組んだ地形を楽しめる東側の細長い湖に面しているのだ。観光客もちらほらいて、意外と賑わっていたのである。

我輩はあの城に呼ばれてる気がする!っとそんな気持ちにさせる道なのである。

羊も入り口付近で歓迎してくれたのだ。15世紀半ばに建てられたこのお城はほとんど崩れていて壁ぐらいしか残っていないのである。雷によってかなりの損傷を受けたと記載されているのだが、それだけでも十分に価値がある風景であったのだ。

人間慣れしている羊と会うのは意外と珍しい気がするのだ。

城の中はこんな雰囲気なのだ。

キルカーン城はスコットランドの氏族、キャンベル氏の城だったのだが、17世紀に使われなくなってしまったようだ。このお城にはどうやら有名な撮り方があるらしく、湖の反対側まで行かなくてはならない。すると城が湖の中にポツンと建っているように撮れるらしいのだ。撮影ポイントはお城から少し遠かったので我輩は断念…しかし!中からでも沢山素敵な写真が撮れたのであるぞ!

周囲は湖か山ばかりの大自然の中である。近くにお店など全くないので注意なのだ。

少しだけ2階部分が残っていたのである。

帰る時の景色もまた素晴らしいものであったのだ。

旅をしている感じが目から伝わってくるのが分かるぞ!

これからどんどんスコットランドの歴史ある建築物をみていくのだ!

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About Author

バロン颯太

兵庫県神戸市出身。子供の頃に母から「占い師曰くあんたの前世はイギリス人のバロン(男爵)らしいよ」と言われ、バロンだった“我が輩の故郷” を探し出すためにいつかイギリスに行くことを決意。大学で建築を学び、卒業後にワーホリVISAを取得。2018年9月にイギリス上陸!自転車でイギリス全土を周る旅を敢行した。旅中で感染したライム病と闘病しつつ、英語を学ぶため2年間ロンドンに滞在、2020年秋に帰国。性格はのんびり屋だけど新しいこと好き。まさに至高と思えるほどの食事好きで、旅中は予算内でたまに美味しい物を食べることが楽しみの一部であったほど。Illustration by なぽりん

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