ウィンブルドンカラーの植栽

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Uk☆エコ・ガーデニング格闘記


ロンドンの夏と言えばウィンブルドン。今年は第一週目にやってきたヒートウェーブのあまりの暑さにはやられましたが、雨の影響も比較的少なく、あまり寒くもなく、なかなかいい年だったのではないでしょうか。ウィンブルドン名物の今年の芝は例年通り青々と美しく、我が家の黄色い芝と大違い。この時期になるとガーデンニング番組でウィンブルドンの会場内で芝専門のスタッフが念入りにお手入れしている様子が取り上げられるほど、イギリスの庭では常緑の芝が大事な要素。ジョコビッチは験担ぎなのか今年も優勝後に芝を食べて優勝後のインタビューでつっこまれてましたね!きちんと世話がされていておいしかったというようなコメントをしていてグランドキーパーの方をほめてましたが、世話をされる方もそれを聞いてうれしかったかな。

IMG_8497_convert_20150630204835錦織選手の第一試合が行われたNO1コート。開催初日の芝は完璧な美しさ!

最近は駐車場問題や庭仕事にかける時間がないなどの理由で芝や花壇をペイビングに変えてしまう家庭が多く、RHSはGreening Grey Britainというキャンペーンを行って啓蒙活動を行っているところ。こうやって芝の上で過ごす機会があると芝に対する愛着もわく気がします。ヘンマンズヒル(マレーマウント)の場所取りはなかなか至難の業。特に地元のアンディ・マレーやトップ選手の試合が放映されてる時は入場すぐにこちらに向かって1日ここでピクニックをしながら過ごす人たちも。芝に直接座ってごろごろ、気持ちいいですよね~。

IMG_8532_convert_20150702185534夏の楽しみ、ヘンマンズヒル(マレーマウント)の芝の上で大型スクリーン観戦

あこがれのセンターコートはボストンアイビーに覆われています。何十年もかけて育てているそうですが、アイビーを傷つけずに建物のメンテナンスをするのは大変でしょうね。毎年どこまで伸びたかな~なんて見てるんですが、だいたい去年の様子を覚えていないんですよね^^;

IMG_8567_convert_20150702202955ボストンアイビーはウィンブルドンにとってアイコニック・シンボルの一つ

会場内のいたるところを飾る無数のコンテナとハンギングバスケットにはウィンブルドンカラーの緑、白、紫をメインにした植栽が施されています。夏の暑さに強く、長い期間花が咲き続けるトレーリングタイプのペチュニアはハンギングバスケットやコンテナから花が垂れ下がってコンテナ部分を覆って、まるでお花の塊のよう。

IMG_1206_convert_20150713070858建物の壁面にずらーっと並ぶコンテナとハンギングバスケットは圧巻

イギリスらしいバラももちろんあります。アーバー周辺のバラの中には花が咲いてないもの、終わってしまったものもあって、アーバー全体がバラに覆われている姿を見たことがありません。いつか見てみたいなぁ。今年からウィンブルドンは例年より1週間遅く開催されることになったので、6月に盛りを迎えることが多いバラにとっては満開の姿を見せるのはさらに難しくなるのかな?春の訪れが遅くなる年がきたら期待してみよう。

IMG_8551_convert_20150702195917ローズ・アーバー周辺の植栽も素敵

テニス観戦がもちろん一番の目的なんですが、会場内の植栽を見るのも楽しみにしています。毎年日本人選手の試合が無事終わるまでは、時間的にも気持ち的にも何も見てる余裕がないのですが、終わったとたんに植栽チェックのため会場内をうろちょろしてます。どこもかしこもほんと素敵なんですよー。

IMG_8494_convert_20150630204729建物の柱の周りの植栽も抜かりなし!

アイビーで覆われた壁とその下にはボックスのトピアリー、アルケミラ・モリス、シダ、グラス、アガパンサスなどが植えられていました。今年は例年より1週間遅くウィンブルドンが開催されたこと、暑かったこともあって、去年以上にアガパンサスが開花してました。まだつぼみのものもけっこうありましたが。

IMG_8552_convert_20150702195954暑い日でも緑を見るとほんの少し涼しく感じます

今年は残念ながら錦織選手が第2試合の開始直前に棄権したので、すぐに植栽チェックモードに入りました。第一試合を見ていて怪我の具合が非常に気になったので、会場内のスチュワードの方から棄権のニュースを聞いたときにすんなり受け入れることができました。第2試合の日は熱波が来てロンドンでは珍しいほどの暑さだったので、あの暑さの中怪我をしている体で無理をして体力を消耗するのはどうかな~と思っていたので。試合が見れないのは残念だったけど、怪我の治療に専念すると決断されたことにはある意味ほっとしました。

IMG_8558_convert_20150702202700白いフォックス・グローブとエリンジューム

でも車椅子テニスの国枝選手、上地選手の活躍やボーイズ・ダブルスでも決勝まで進んだアキラ・サンティラン選手の試合がウィンブルドン最終日にあったので、今年も最初から最後までウィンブルドンを楽しむことができました。選手や選手をサポートされるスタッフの皆さんに感謝、感謝でございます。今年もキューの連続でしたが、例年以上に長時間ひたすら並び続ける忍耐の年であまり試合が見れなかったけど、ラオニッチやバブリンカの試合も見れたし、決勝戦後の生ジョコビッチと生フェデラーも一瞬拝むことができて大満足。

IMG_8554_convert_20150702200056もみじ、グラス類、アリウム、アジサイ、フォックス・グローブと満開のゲラニウム

ちなみにウィンブルドンの植栽はイングリッシュガーデンの中にあるテニスコートといったイメージでプランニングされたそうです。イギリスであちこちガーデンを見に行くと、テニスコートがあるお庭はけっこう多いですよね。もとテニスコートってところもあれば、実際に今も使われてるようなテニスコートもありますが、バラや宿根草で覆われたテニスコートを見るとやっぱりイギリスだ~とわけもわからない感動を覚えます。

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テニス観戦のためにあちこちのコートを走り回ることも多いと思いますが、余裕ができたらぜひ植栽もお楽しみください。来年のウィンブルドンも楽しみですね!

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About Author

ちょしっち

在英15年目に突入、ロンドン郊外の自宅の庭で節約とリサイクル・無農薬をテーマに土いじりに奮闘、花や木、ハーブ、野菜や果樹などいろいろ挑戦中。ロビンなどの小鳥に癒されつつも、庭を荒らす狐やリスに頭を悩ます日々。フラワーショーやガーデン巡り、ガーデンセンターでの底値チェックに余念がない、植物オタク。庭と旅とお笑いをこよなく愛し中年生活を満喫中。ブログ「イギリスの片隅で庭仕事」http://gardenuk.blog.fc2.com/もよろしくお願いします!

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