長く続いた雨が落ち着き、庭仕事をしようかなと思ったらちょっと寒くなって、あいかわらず家でぐだぐだしている毎日です。今年はなんだか怠けてばかり、このままではだめだ~とインスピレーションを求めて、先日アーリー・スプリング・プラント・フェアに行ってきました。会場内はいつも以上にすごい人。チケットをもらうまで並びけっこう待ちました。ここ数年毎年行っているのですが、今年はいつも以上に混んでいた気がします。
Narcissus ‘Elka’、Artemisia ludoviciana ‘Valerie Finnis’、Fritillaria yuminensis
かわいいクリスマスローズ(正確にはヘレボラス)もたくさんありました。いくつあってもまた欲しくなるので我慢するのに必死でした!
Helleborus ‘Walberton’s Rosemary’、Helleborus x ericsmithii ‘Winter Sunshine’
この時期シーズンを迎えるスノードロップも品種がたくさんありました。よく見ると花びらにある緑のマークがどれも違っていて面白いです。高さや葉の太さや色も違うし、集めだすときりがない!熱心なコレクターも多いことで有名なスノードロップですが、今年も一鉢1000ポンド以上で販売されたものがあったそうです。探していたマークと子房の部分が黄色いスノードロップを見つけたのですが、欲しい品種とは微妙と違うし15ポンドもするしで購入に迷いましたが、他に欲しい花を見つけられなかったので結局購入しました。今年はスノードロップの開花が早く購入した株も既にお花は終わっていたので、開花は来年までお預けです。
Galanthus ‘Imbolc’、’Little Ben’、Galanthus reginae-olgae ssp vernalis、’Curly’
早春に咲く背の低いアイリス。スノードロップに続いて寒い早春に開花してくれる貴重なお花。我が家にも少しだけあるのですが、ちょっと増やしたいなぁと家にはない色のアイリスを探したのですが、欲しい品種は売ってませんでした。新しい品種の育成を手がけているナーサリーの方が今年も公演を行っていて、皆さん熱心にお話をきいていました。
ウィズリーガーデンのアルパイン・ハウスから持ってこられた雪割草も展示されていました。去年は雪割草の育成で有名なナーサリーが展示・販売していたのですが、今年はありませんでした。去年とおととしにそこから買った雪割草をほとんど枯らしてしまったので、リベンジで購入したかったのですが残念です。以前ナーサリーを訪れたときに、スタッフも年をとってショーに参加することが難しくなったとおっしゃっていました。来年もこないのかな~。
Hepatica nobilis var. japonica、Hepatica x schlyteri ‘The Bride’
サボテン、多肉関係も充実してました。南アフリカの面白い植物もたくさん!冬場は外で管理できない耐寒性の低い植物なので、窓辺のスペースに置くか、コンサバトリーやグリーンハウスが必要になりますね。今年は会場内で初の試みとして、チェルシー・フラワーショーに出展されるガーデンのデザイン画が展示されていました。ショーガーデン、アーティザンガーデン、フレッシュガーデンに出展するガーデンのデザイナーさん3名による公演もあって、お客さんからたくさん質問が飛び交っていました。今年のチェルシー・フラワーショーも盛り上がりそう。楽しみですね!