2021年は牛のごとく優雅に

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皆さま、新年あけましておめでとうございます! 

旧年中はあぶそる〜とロンドンをご愛読いただき、本当にありがとうございました。今年も元気になるイギリス、ロンドン情報を随時発信してまいりますので、引き続き遊びに来ていただけると嬉しいです^^

さて、あっという間の1年でしたね。2020年は世界中の皆にとって、忘れられない年となりました。

私自身は「影響はさほどないかなぁ」などとうそぶいていたのですが、やはりありました。コッツウォルズのガイドブック制作のため一昨年から奔走していたのですが、旅行そのものが制限されている今、制作にも影響があり発売日が延期されています。それを補うかのように、最近は関わる媒体が映像関係へとシフトしているのも時世を反映しているなと密かに思っています。

取材で訪れたコッツウォルズのデイルズフォード・オーガニックの牛ちゃんたち。

コロナウイルスで命を落とされた方のご家族やご友人にとって、2020年はとても辛く厳しい一年だったと思います。亡くなられた皆さまへは、心からご冥福をお祈りします。

旅行関係の皆さん、そしてエンターテインメント業界にいる皆さん、ホスピタリティ業界の皆さん、あるいは衣料・クリーニング業界の皆さんにとっては、本当に困難な2020年でした。2021年は少しずつ状況が改善し、あるべき姿へと変わっていく、あるいは進歩していく1年になるといいなと、切に願っています。

イギリスは今、ふたたび厳しいロックダウンに逆戻りしていますが、最初のロックダウンに比べると少しリラックスした様子です。街中の人通りも少ないながらも前回よりも多いですしね。

中心部に出かけて今、活気を感じられる数少ない場所の一つがフォートナム&メイスン。食料品を扱う地下、1階、2階がオープンしていて、お正月に立ち寄ってみましたが心地よい賑わいでした^^  恒例のセールも進行中でクリスマス関連商品は半額以下となっていました!

元旦に「2021」に変わったフォートナム&メイソンの恒例アドベント・イルミネーション♪  さすが!

半額でイチジクとオレンジのミンスパイをゲット! スパイスの香り漂うペイストリーと酸味のあるフルーツ・ミンスのコンビネーション♪

現在は生活の場があるゾーン2以降の住宅地の方が、中心部よりも賑わっています。今年は自宅でクリスマス・新年を迎えられた方も多いことでしょう。私も例年に比べると、考えられないほどたっくさん料理をしました!笑

お正月のある日は、頼りになるサポートバブル家庭の友人のためにせっせとお節もどきを調理。食物不耐性があることは昔から知っていたのですが、詳細を聞き出してみるとグルテンを含むものはもちろん、ほぼ全ての炭水化物、穀類、乳製品、甲殻類、豆類、アブラナ科の野菜、フルーツ、白砂糖などがNG。穀類や豆類がダメとなると・・・どういうふうな献立にするか・・・真剣に考えましたw  でも難しいと感じるよりも、このチャレンジを楽しんでいる自分がいて・・・全てがうまく運んでホッとしています^^

お弁当みたいになったお節もどきw お煮しめ茶色いですが >< でも気に入ってくれてどんどん平らげてくれました♡ 仕切りにベイリーフがちょうど良かった。

お料理上手の友人からレシピを聞き出した鶏唐揚げスペシャル。その他にも温かい和風料理をいくつか作り、最後はこんにゃくヌードルを使ったタイ風焼きそばで締め!デザートはアボカドのキーライム・ムース。これは既存レシピを見ながらアレンジしつつ作った自信作で、グルテンや乳製品に不耐性のヴィーガンの方にもおすすめ!

 

年末から年始にかけて、家族や多くの友人たちと様々な形で交流を持ちました。

その中で、気遣いや優しい気持ちをたくさんいただき、それだけでたくさん充電できた気がしています^^ 人との交流は、対面・バーチャルを問わず、私たちのエネルギー源になるという意味で2021年のキーとなる気がしています。

2021年は丑年。

年初にトルコに住む友人とお正月の挨拶を交わし、コロナの状況を互いに報告し合ったのですが、記事冒頭で掲載した年賀状を送ったら、こんなメッセージをもらいました。

「丑年いいねぇ。長閑で優雅だわ」

うむ。思わず深くうなづいた私。牛のようにゆったり落ち着き、優雅にもくもくと(モウモウと?)すべきことをする。そんな2021年の幕開けを感じています。さて、これからどのような年になるのでしょうか !?  個人的には牛のように着実に前進する年!にしたいなと思っております^^

それぞれの皆様にとって、楽しく有意義な1年となりますように。ご多幸を心よりお祈りしております!

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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