堂々再オープンのロンドン! 気になるのはココです。

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待ちに待った日がやってきました。イギリスでは本日5月17日からようやく飲食店がフル稼働^^  たくさんのお店が1週間ほど前から忙しそうにペンキ塗りや掃除、スタッフ・ミーティングをしている様子が微笑ましかったです。またその他のミュージアムなども再オープンしてきていますね。

少し前からものすご〜くたくさんのお知らせDMを各所から受け取り始めているのですが(笑)今日はその中から私が気になる情報をお届けします!

まずはレストランの新オープン!

BiBo Shoreditch

東ロンドンはショーディッチのCurtain Roadにあるザ・カーテンという会員制クラブが、モンドリアン・ホテルと提携するとのニュース。モンドリアン・ホテルは数年前までロンドンではテムズ川沿いにあり、トム・ディクソンによるコンテンポラリーなインテリア・デザインが魅力でした。ラウンジでお茶をしながら仕事をするのにうってつけのロケーションであります ^^ Sea Containersに変わってからはまだ訪れたことがないので、また近々行ってみたいと思っています。

新規オープンのモンドリアン・ショーディッチには、今年の夏、スペイン出身の三つ星シェフとして有名なダニエル・ガルシアさんが監修するレストラン、BiBo Shoreditchがオープン予定! ガルシアさんにとってイギリスでは初めてのプロジェクトだとか。サンプル・メニューを見てみましたが、スペイン料理というよりも、ガルシアさんの個人的な経験が反映されたものになるようです。

 

Chameleon

中東料理好きには見逃せないのが、イスラエル出身のシェフ、Elior Balbulさんを迎えてのグランド・オープニング、Chameleonです。今週金曜日から営業なのですが、場所がすごいんです。マリルボーン界隈を歩いていたら、皆が必ず目にする壮麗なグレードI 保存建築「One Marylebone」内なのです〜。

ここはイベント会場として使われることが多いと思うのですが、レストランができるって面白い。実はここ、新感覚の総合エンターテインメント施設として生まれ変わったようです。このレストランをはじめ、フラワー・マーケット、ガーデン・シート、シネマ、フィットネス施設、カルチャー・クラスなどたくさんの催しやイベントを控えている模様。しかもレストランのカメレオンは、どうも完全個室になっている温室もダイニングにするみたいですよ。行ってみないとよくわからないのですが^^;  大注目です! 近々行ってみたいと思っております。

 

Bibi

GymkhanaやHoppersといった、インド・スリランカ系の人気レストランを展開するJKSグループが、またまた英国産の食材を使ってモダン・インド料理を提供するのですが、今回は共同オーナーにそうそうたる経歴を持つシェフ、チェット・シャルマさんを迎えてのプロジェクト。2つ星レストランで経験を積んだ33歳のシャルマさんの初めてのレストランとなるそうで、今年夏のオープンながら、今から大きな注目を集めています^^

イーブニング・スタンダードのインタビューによるとパンデミック前から計画されていたレストランだそうで、このロックダウン中は身動きが取れずかなりのストレスだったとか。オックスフォード大学で物理学の博士号をとった後にシェフの道を選んだとありますが、叔父さんが所有するホテルが好きで、子供の頃からホスピタリティ業界への夢を持っていたと言います。JKSグループのレストランは大好きなので、オープンが楽しみです♪


次にアート展示のご紹介です!

Yayoi Kusama Infinity Mirror Room

明日18日から来年6月12日まで、テート・モダンで草間彌生さんのインスタレーション展示「Yayoi Kusama Infinity Mirror Room」を見ることができます!(10月24日までチケットは売り切れ・・・!さすがですね)

これは2012年の回顧展でテート・モダン用に作られたもので、壮大なスケールの合わせ鏡アート。一度は見ておきたい作品です♡(私もチケット頑張って取ろう!)

 

Ryoji Ikeda

日本人アーティストさんといえば、パリを拠点に活動されているヴィジュアル・アーティスト、池田亮司さんの作品も本日から8月1日までストランドのアート・ギャラリー 180 The Strandで展観中です。池田さんは電子音楽のパイオニアでもあり、音と映像で様々な体験をさせてくれる魔術師。今回は世界初公開となるインスタレーションや、かなり斬新なコンセプト作品も含まれているとか。私も行ってみたい!

 

Making NUNO from Sudo Reiko

ケンジントンのJapan Houseも本日から稼働! 日本を代表するテキスタイル・デザイナー須藤玲子さんが関わってきた数多くのプロジェクトを複合的に紹介する素晴らしい展示会が、7月11日まで無料で行われています。

Japan Houseにいくと、私たちが日本人であることが誇らしくなりますよね♡ 「Making NUNO」展、一足先に見てきましたが、目を奪われるような美しさがありました。こちらはまた後日、別枠でもご紹介しますね!

 

ほんのちょっとだけですが注目していることをシェアしてみました。主要ミュージアムも稼働し始めていますし、ウィンブルドン・テニスもプレミア・リーグも今年は少しずつ観客を入れて開催されますしね。

街ではもっとたくさんのことが起こっていると思います。ヴァーチャル疲れを起こしている皆さんは、ぜひ外へ出て、五感を使って楽しんでください♪

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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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