テムズ川を爆走!! スピードボートに首ったけ。

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あなたの知らない英国。

それをこの3月、様々な形で体験してしまいました><

英国政府観光庁さんが今「あなたの知らない英国へようこそ」っていうキャンペーンを展開されているのですが、今回ご紹介するアトラクションも、その刺激的な体験の一つ。

それは・・・テムズ川をスピードボートで下る、スリル満点のボート・アトラクション「テムズ・ロケッツ Thames Rockets

正直に告白すると、実はこの日まで「スピードボート」が何かを知りませんでした〜^^;  子どもの頃によく乗った、瀬戸内海の両端を結ぶ高速のホバークラフトみたいなものかと(笑←古い。もう運航してないんですね・・寂)思っておりました。

しかし乗る前にスタッフの方から「濡れないため+万が一のときのために」と、防水着とライフジャケットを着せられ、完全防備で立ち向かうものだと知り、「ハテナ?」となったのも束の間、10分もしないうちにボート上の人となったのでした。

準備万端で望みます^^

旅の仲間たち♡

テムズ・ロケッツ! それはただの交通アトラクションではありませんでした。まず、ガイドさんが一緒に乗ってくださいます^^  私たちのガイドはマックスさんという20代前半の男性ガイドさんでした。このマックさんが大変よかった。

笑顔がチャーミング。

「ヤァみんな! ようこそテムズ・ロケッツへ。僕の名前はマクシミリアン。マックスでもいいけどさ。ADHDだから、ボート上でずっと喋りっぱなしのこの仕事は天職なんだよね。毎日ボートに乗るのが楽しみでならないよ」

そう挨拶するや、コメディアンのラッセル・ハワードばりの芸風で始終乗客を楽しませてくれたのでした。このチャーミングなガイドさん、そして頼りになる凄腕スキッパー(運転手さん)ともう一人、サポート役の3人が安全に楽しめるよう気を配ってくれます。ガイドさんは複数いらっしゃるみたいですが、テムズ・ロケッツは「喋りの上手いコメディ・ガイド」が売りみたい^^笑

さぁさ出発しますよ。

天気が良くてラッキー!

ロンドン塔もくっきり♪

社会派トークのマックスさんw

髪の毛のなびき方で風の強さがなんとなくお判りいただけるかな?

最初のうちは通常運転で、ボートから見える景色について歴史も含めていろんな説明をしてくれます。ハイライトは多数ありますが、やはり注目はビッグベンですかね^^

橋をくぐりまーす。

見えてきました!

ボートから見るとまた違った姿ですな。感動〜。

こういう遊覧船なんだなぁ、もう少しスピードを上げるのかしら?と思っていたら、突如バックミュージックがアップテンポなイケイケな感じに。途端に加速が始まって・・・ジェットコースター並みのスリルを味わえる乗り物に変身!!! グォーん!

アクション映画でボートのチェイス・シーンとかありますでしょ?  007のような。まさにあれと同じ。エンジンの爆音と、気分を盛り上げるポップ・ミュージック。テムズの岸辺を彩る数々の歴史的な建物を眺めつつ、スリルとスピードをめいっぱい楽しみます!(グリッドを握りしめているため、絶叫&爆走中の写真はありません)

これはもうロンドンならでは。最高のアトラクションではないでしょうか♡ 今まで知らなかったのが悔やまれます。

爆走パートが終わると、またガイドさんの話が始まります。穏やか〜なテムズ風景^^

テムズ・ロケッツはTimeOutの「ベスト・ツーリスト・アトラクション」賞、イングランド観光局の「家族向けアトラクション」賞を受賞したこともあります。そして最近では2020年にトリップアドバイザーの「トラベラーズ・チョイス」を受賞したとか。それも納得。ジェットコースターをはじめ遊園地的なアトラクションがあまり好きでない私でも、ハート全開で楽しめるのですから♡

絶叫エキサイトメントあり、スリルあり、ジョークあり。「乗ってよかった〜♡」と心から思えるアトラクションなのであります。また乗りたい! 旅人はロンドンの街を楽しみつつ、ジェームズ・ボンドになった気分を味わえます。在英の皆さんなら、バウチャーも販売しているのでヤング・アダルトへのギフトに最適。ですがもちろん、年齢を問わず楽しめること間違いなしです^^

ちなみに子どもは10歳以上が対象。絶対に落ちたりはしない構造になっていますが、ベルトはないので親御さんは注意が必要かもしれません。私が乗ったのは50分の「Ultimate London Adventure」です^^ (こんな景色を楽しめます:LONDON EYE、HOUSES OF PARLIAMENT、SOMERSET HOUSE、LONDON BRIDGE、TATE MODERN、SHAKESPEARE’S GLOBE、THE GHERKIN、THE SHARD、HMS BELFAST、TOWER BRIDGE、CANARY WHARF、CLEOPATRA’S NEEDLE、ST PAUL’S CATHEDRAL、THE TOWER OF LONDON)

これからの季節は特に、めいっぱい楽しめそうですよね^^

Thames Rockets
https://www.thamesrockets.com

各種アドベンチャーの予約はこちら:
https://www.thamesrockets.com/thames-river-experiences/

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テムズ・ロケッツの迫力は、こちらの動画でチェック!
https://www.youtube.com/watch?v=OePSTrHo31s

協力:英国政府観光庁

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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