君はもう、ランズエンド・キャットに出会ったか?

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今週はコーンウォールを旅しました。イングランド西部はウェールズとともにケルト文化圏にある温暖な土地で、独特の美しさをたたえています。

先週のお天気チェックでは雨予報。でもきっと予報は変わるはずと願いつつ現地入りすると、全行程を通して傘を一度も使わずにすみ、最終日は快晴!  ふたたびセント・アイブスの地に降り立つ日でもあり、お天気の女神がやさしく微笑んでくれました^^

無修正カラーのセント・アイブス。蒼い!

今回はペンザンスを拠点に動きました。ロンドンからペンザンスまで電車で約5時間ちょっと。スコットランドのエジンバラまで4時間半なので、その距離感がお分かりいただけると思います。そこからさらに西、ランズ・エンドを目指す旅でした。

Land’s End! 最果ての地です。日本が極東だとしたら、ここは極西だねとタクシーの運転手さんと話をしたのですが、ヨーロッパの西の端にある島国の、その端っこなのでまさに最西の地。ケルト海に突き出す大地と海が出会い、びゅうびゅうと風が唸るドラマチックな風景を、この目に焼き付けることに注力しました。

この最果ての海岸線に佇むホテル、Land’s End Hotelに1泊したのですが、大正解でした。朝食の席で待つのは、こんな眺めで・・・

そして翌朝・・・

朝ごはんをすませると、海岸沿いの散歩に出かけてみました。

敷地内にある小さな動物ファームを目指して散策していると、どこからともなく猫が現れ・・・一緒に歩き出したのです。

それはまるで、こちらを誘導してくれているかのように。先頭に立って歩く猫くんは、とても凛々しい顔つきをしていて人懐こい。そのクールな彼の首には、「Land’s End Cat」の名札が。

猫の案内だなんて^^  なんだかおとぎ話のような展開で、不思議な導きだなぁと・・・

凛々しいでしょ? 目つきが「耳をすませば」のバロンみたいです^^

見渡す限り、私たちのほかには誰もいない最果て。バロンの導き。

そして私はこの日、2度目のセント・マイケルズ・マウント詣でへ。

前日に訪れた初のミナック・シアターも素敵でした。その話はまた別の機会に・・・
(その後、British Madeさんのこちらの記事で書きました!)

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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