シンボリズムの愉しさ

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ロンドンはすっかり秋めいてまいりました。朝の結露がもう冬並みw 皆様、いかがお過ごしでしょうか?

今年の9月は、雨が多い。7月・8月はカラリと晴れた日が多かったせいで、芝生をはじめ植物がカラカラでかわいそうと思っていたのだけど、8月後半からいつも通りに秋めいてきたと思ったら、雨・晴・雨・晴という感じの不思議なお天気が続いております。まぁ基本、雨っぽい感じです^^

このコラムも定期更新したいと思いつつ、なかなかゆっくりと自分のことを綴ったりする時間がなくて・・・この春からまたしても大きめのプロジェクトに取り組んでいまして、いよいよ今月から来月にかけてが仕上げの時期。本腰入れて、文章に取り組んでいる日々です。

そんな中、最近は意図したわけではないのですが、ストランドやテンプル、シティ界隈など深い歴史あるエリアに足を伸ばすことが多いのですよね。それで街を歩いていると、建物に刻まれた彫刻や、不思議なシンボル、それまで気にも留めなかったものが目に飛び込んできて、これが本当に面白い。特にシティはシンボルの宝庫です^^

例えば、グリフォン。

フリート・ストリートにいるグリフォン。

グリフォン(Gryphon、英語ではGriffin)っていうのは、ライオンと鷲が合体した伝説上の生き物で、それはそれはいろんなところで見かけます。

鷲の顔をしているものがロンドンには多いですが、イタリアのヴェニスには有翼のライオンもいたりして。これはかっこいい。聖マルコの象徴なのですって。

イングランドを象徴する動物はライオンです。ライオンはユニコーンと一緒に王室をはじめ貴族の紋章にもよく使われますよね。むくむくの足をしたかわいいライオンですが。

ロンドンのシンボルはドラゴンなのですが、ぼってりとしたドラゴンがグリフォンと間違えられたりすることもあるみたいです。

シティを守護しているドラゴンは、ウェールズのドラゴンによく似ていますが・・・ムーアゲートのドラゴンが今、失踪中なのだとか・・・^^;

 

バンクにいるドラゴン!かわいい♡  https://londonguidedwalks.co.uk/city-dragons/ より

先日バースに行ってきたんですけど、やはりここはオカルトの街w フリーメイソン的なシンボルに満ち満ちていました。

古い彫刻や絵柄などに表れるシンボルを気にしながら街を歩き、謎解きを楽しむのも乙なもの。そこには必ず、その街の秘密が潜んでいます!!

皆さんも引き続き芸術の秋をお楽しみあれ♪

・・・・

はっ、このコラムを書くことにした理由を書くのを忘れてた。

10年以上運営している当サイト。そろそろサーバーに限界が出てきて移転などを考えているところなのです。しばらく前まで写真のアップロードができずにメンテナンス期間に入ったのですが、少し改善。しかし近いうちに本格的にサーバー移行をしていく予定です。突然更新期間があいてしまっても、そういう理由からだとご理解いただけますと幸いです。

ま、これまでにも3週間以上更新のない時期もあったので^^;  気にされていない方も多いとは思うのですが♡

読者の皆様に、心から感謝の気持ちを込めて!  いつもありがとうございます♡

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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス。2014年にイギリス情報ウェブマガジン「あぶそる~とロンドン」を創設。食をはじめ英国の文化について各種媒体に寄稿中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。カルチャー講座の講師、ラジオ・テレビ出演なども経験。これまで1700軒以上のロンドンの飲食店をレビュー。英国の外食文化について造詣が深く、近年は企業アドバイザーも請け負っている。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。仕事のご依頼は ekumayu @ gmail.com までお気軽に。

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