
弊サイトで「のらり、くらり 〜細腕半世紀〜」を連載いただいているアーティスト、NAORIさんの作品を拝見するため、所属されているアート・スタジオのオープン・デーへ! いや〜歴史ある工房ビル、そしてNAORIさんの味わい深いアート・ワールドにぐんと惹きつけられ、充実した半日でした^^
NAORIさんによるとNW6にあるアート・スタジオ・ビル「Kingsgate Workshops」は、ロンドンでも珍しくアーティストたちがお金を出し合って維持している独立したトラストなんだそうです。歴史を調べてみると・・・興味深い!

北西ロンドンにあるアート・スタジオ「Kingsgate Workshop」! 右がNAORIさんのスタジオ。素敵♡
もともとドアや窓を作る会社の作業場としてヴィクトリア朝中期に建てられたビル。いくつかの所有者を経て産業的な使い道がなくなってきた頃、志のあるアーティストたちが結束して解体の危機を乗り越え、1978年にアート工房群として再出発したんだそうです。
現在も常時50名以上のクリエイターさんたちに手頃な価格のスタジオを提供中。その中でアーティスト同士の交流が生まれ、コミュニティが育ち、今では親から子ども世代へと受け継がれるスタジオもあるなど、地元に密着した歴史を刻んでいます。詳しくはこちらのリンクにある動画でみられるので、興味ある方はぜひ^^
俳優で木工作品のアーティストでもあるジム・ブロードベントさんもご近所なので、制作スタジオをここに構えていらっしゃるそうですよ。知らなかった私はオープン・デーにバッタリお会いしてびっくりしましたw なかなか個性的な作品群でした。
そんな素敵なビルで制作中のNAORIさん♡ → https://www.naoripriestly.com
作品を実物で拝見するのは初めて。もともとテキスタイルを扱っていたそうなのですが、今は少しお休みをして、新たな可能性を探っておられるとかで、私は写真作品にも目をひかれました。

左の写真の右端に写っているブラックを扱った写真作品が秀逸でした。大きな白い部屋があれば欲しかったなぁ。このシリーズは今回のオープン・デーで何枚か売れたそうです。わかります。手軽なカードもあって◎

左のお肉は、ラベンダー・バッグ!クリスマス時期のオープン・デーには飛ぶように売れそうですね。

日本の風景を収めた写真作品も人気。
NAORIさんのアート活動については今後もしっかり追っていくとして・・・スタジオにお邪魔し、作品を拝見しつつすっかり話し込んでしまった私w
ロンドンで何十年も暮らしていく中で、さまざまな経験をしてきた私たちですが、人生も後半戦に入り、「すでに成し遂げてきたこと」について意識的になると同時に、「今いる場所から見えるランドスケープ」を確認し合い、「これからどんなことをしていきたいか」についても、互いに楽しくシェアすることができて面白かったなぁ。
そしてそしてなんと! 突然聞かされて驚いたのですが、つい今月、著書を上梓されたとのことなのです!
なのでさっそくamazonで購入してみました^^
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『心友:切ないは、美しい』
まだ読む前に、「フィクションなの?」と聞くと「そうだよ。でもノンフィクションだと思う人もいっぱいいる」との返事だったので、ここではフィクションと捉えておこうと思います。
フィクションだとすると、これは最上級の生活コント!
「クスっ」と微笑みたくなるような巧みな言葉選びと、熟年女子のトボけた会話、ほろ苦い現実とまだ見ぬ未来への逆襲を試みた人生コメディ・スケッチ。「やっぱり猫が好き」的なノリを漂わせつつ、やや年齢を重ねた二人が、酒をかっくらいながら人生について考える語り考える。
現実に果敢に立ち向かう中年女性たちには、かなりおすすめの内容となってます^^ またボリュームがほどよく手軽に読めるのもいい。独特の会話を噛みしめながら、自分の立ち位置を確認したくなる。そんな日常の可笑しみを感じる生活スケッチなのです。
ドラマの脚本も書けそう、NAORIさん!!すごい文才!!
次回作も、すぐかな!?
