メーガン・パパも? ロイヤルウェディングはカウントダウン開始!

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春らしい華やかな話題といえば、はや1か月あまりに迫ったハリー王子とメーガン嬢の結婚式でしょうか。今年の秋、同様にウィンザー城で結婚式を挙げる従妹のユージェニー王女がすっかりかすんでしまっていて、やや気の毒な気もしますけど、ハリー人気というよりも、お相手が元女優の米国人ということで、メディアと一般ピープルの注目度はおのずとアップ。なにしろこの話題は、英国人が憧れる米国芸能界のグラマラスさと、米国人が憧れる英国王室のミステリアスさの、エエトコドリですからね~。

ウィルとケイト(ケンブリッジ公夫妻)の公式ツウィッターでも、ハリーとメーガンの情報がひんぱんに更新されてます。当然のことながらBBCでは、H & M ロイヤルウェディングに関連するニュースが連日のようにアップデート。(一応)女子のひとりとして特に気になるのが、ウェディングケーキと花嫁のブーケでございまして、ヒップなショーディッチでViolet Bakery を経営するクレア・プタークさん(米国人)がケーキを焼き、一方、ブーケと装花を手掛けるのはフィリッパ・クラドックさんだそうです。

一方、英米のおめでたいムードに水を差すかのごとく、写真で発見したメーガンの「たった1本の白髪」を「素晴らしい」とスクープしたマリー・クレール誌(米国版)の記事に対して、批判のツウィートが炎上。お伽の国のプリンセスになるシンデレラガールにも、自分と同じように白髪があることを知った同氏のライター…でも、いくら有頂天になるほどうれしかったからといって、これでは、新郎よりも年上でしかもバツイチで三十路を折り返している花嫁の、繊細な女心を察するだけのデリカシーがなさすぎ?

ハリーとメーガンの結婚には、タブロイド紙のキング、サンも興味あるようです。これがまた珍しく、正統派のゴシップ記事なのです。だれが招待されてだれが招待されないかの予想が書かれており、ビール腹のオジさんたちの関心事はこれか!と納得。ビール腹といえば、メーガンの幼いころに母親と離婚してしまった現在73歳の(ビール腹の)父親が、いわゆるヴァージンロードをエスコートして歩くのかどうか、こちらも憶測が飛び交っていました。が、サンの最新情報では、娘からのお願いに快諾したもよう…。

ある情報筋によれば、メーガン・パパが「緊張で汗だくになりそうだから、ウェットスーツが必要かも」とふと漏らしたとか。実際、ハフィントン・ポストでは、地元のスターバックスでウィンザー城の載った英国ガイド本を熱心に眺めているパパラッツィ写真をアップしていますから、まず、間違いなさそう。あとは、(親族のハッピーな顔ぶれで欠けると新郎新婦のみならず失望する人が世界に続出するに違いない)義理のお姉さまの出産が、首尾よく遅れずに終わってるかどうか? そう、予定日は4月23日です。

さて、ハリーとメーガンの挙式当日(5月19日)まで、ウェディングドレスのデザイナーは、やっぱり明かされないようですね。それでも気分を盛りあげるために、ニューヨーク・タイムズの凝ったクイズで、ぜひ、英国王室のファン度をお試しください。ブレグジット関連の暗いニュースはもとより、(なぜかオリガルヒに好かれて大金が落ちてる英国で起こった)元スパイ毒殺未遂事件でふたたび悪化したロシアとの関係や、ケンブリッジ・アナリティカ問題で信頼度ガタ落ちのFC のことなど、忘れさせてくれますよ~。

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About Author

京都東山の生まれ。19歳から雑誌の仕事(編集者/スタイリスト/コーディネーター/ライター)に携わる。英国では、憧れのフローリストの下での花修行や、尊敬するアーティストが学んだカレッジで現代アートを勉強し、通算11年間のロンドンライフをエンジョイした。オーサカン(大阪人)となった今も、“心”はロンドナー。変わらぬ日課として読むUK のオンライン新聞から、旬なニュースをあぶそる~とロンドンのためにピックアップ。帰国後は本の翻訳を手がけ、この5月に『ヴェネツィアのチャイナローズ』(原書房)、2014年7月に『使用人が見た英国の二〇世紀』(原書房)、ほかを上梓。ロンドンで目覚めた世界の家庭料理チャレンジ&花を愛でる趣味ブログserendipity blogは、開設して11年目に突入。

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