絶対に見逃せない日本関連のオンライン・フェスティバルが、ロンドンのCoronet Theatreのオンライン・プラットフォームで開催されます!
CORONET INSIDE OUT: ELECTRIC JAPAN
www.thecoronettheatre.com/whats-on/coronet-inside-out/electric-japan
これはコロナウイルスによる劇場閉鎖にともなって、コロネット・シアターが企画したオンライン無料イベント「Cpronet Inside Out」の一環。スポットライトを当てられたアーティストが紹介されると、そのままオンライン・リンクで作品などを観ることができます。
そして8月1日〜7日までの1週間は現代の日本の才能たちが大集結! シアター、ダンス、フィルム、写真などの分野から、下記でご紹介する素晴らしいアーティストの皆さんのパフォーマンスや作品、インタビューをご覧いただけます。英語付きのご紹介となると思うので、日本語を話さないご家族やお友達と一緒に楽しめますね ^^
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川口智子『4時48分 精神崩壊』
英国の劇作家サラ・ケインによる遺作『4.48 PSYCHOSIS』を、サラ・ケインを研究してきた演出家の川口智子がアダプテーション。コンテンポラリー・パンク・オペラ『4時48分 精神崩壊』。
奥山ばらば『Trigger Point-Nature』
国際的なダンスフェスティバル参加でも知られる舞踏家の奥山ばらばが、ソロ「Trigger Point-Nature」を踊る。「踊り手は時間を操ることができる<間術師>」だという奥山の身体芸術。
長谷川寧『United Me』
振付師、演出家、劇作家で「冨士山アネット」主宰の長谷川寧による「見えない事」を用いて描く作品群のうち「United Me」を上演。世界を取巻く寛容さ/不寛容さに私達は今どう立ち向かう(或いは立ち向かわない)のか。
小林賢太郎『ポツネン氏の奇妙で平凡な日々』
2015年にロンドンでもデビューした小林賢太郎の『ポツネン氏の奇妙で平凡な日々』がまた還ってくる! 今回は2017年にCoronet Theatreで上演されたパフォーマンス。(私も含め)ファンは必見!
KENTARO!! a.k.a DAYONASHIIK
ジャンルを超えた音楽と振り付けで注目されるKENTARO!!の、Coronet Theatreへのスペシャル・パフォーマンス!
田村興一郎 DANCE PJ REVO
振付師、ダンス・アーティストであり、DANCE PJ REVO主宰の田村興一郎が贈る、身体強度のあるダンス。緻密な構成力と空間設計で魅せる。
高瀬譜希子
鬼才として知られるイギリス人振付家ウェイン・マクレガーのダンスカンパニー「Company Wayne McGregor」でダンサーとして活躍していた高瀬譜希子。Radioheadのトム・ヨークと共演するなど話題に事欠かないコンテンポラリー・ダンサー。
ケイカガミ インタビュー
建築からファッションに転向し、現在は世界のミュージアムに作品が収蔵される鬼才、伝説のデザイナー、ケイカガミへのスペシャル・インタビュー。
Mayumi Hirata『JUMP!』
ロンドンを拠点に活躍する写真家、Mayumi Hirataの新プロジェクト「JUMP!」。ロックダウンとなったヨーロッパを舞台に、歓びを表現する人々を撮ったジャンプ!作品に勇気をもらおう。
益山貴司
劇作家、演出家、俳優、劇団子供鉅人代表の益山貴司。「人間存在の悲しみと可笑しさ」を追求する舞台。
宮城聰『アンティゴネ』
現代の日本演劇界を代表する演出家、ク・ナウカ シアターカンパニー代表で東京芸術祭(2018-2020年)総合ディレクターなども務める宮城聰の壮麗なプロダクション『アンティゴネ』。すでに海外で上映され、大絶賛を浴びた名作。
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というわけで、すごい面々ですね〜♪ ケンジントンにあるコロネット・シアターは19世紀末に建てられた歴史あるビルを利用したシアターカンパニー。コロナがなければ今年はこれに近いラインナップのフィジカルな日本フェスティバルを行う予定だったようです。
8月1日〜7日の期間中、こちらのリンクからオンラインでお楽しみください!