小路健太、UK初のソロショーへ行こう!→ 10月13日【変更あり】

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この10月、ロンドンを拠点に音楽活動を続けているシンガーソングライター、小路健太さんのUK初ソロショーがあります! 今から待ち遠しくて仕方ありません^^

共通の友人を介して知り合った健太さん。その歌声にたちまち魅了されました。切なく甘い歌声。突き刺さるような意味深な歌詞。ときに投げやりで、ときに魂を鼓舞され、そしてときに優しく掬い取っていくような、多面体の魅力がいっぱい詰まった彼の楽曲。今回はティーンが形成する地元の超若手バンドとのタッグにより、フルバンド演奏が実現するんですよね。 私にとっても初めての経験になるので、本当に楽しみです。

これまで弾き語りでしか知らなかった健太さんの曲が、どんな風に聴こえるのかな? そんなワクワクとともに、ご本人にメール・インタビューしてみました! 小路健太というミュージシャンについて、ぜひ知ってください! ライブの詳細は、インタビューの後です。

Q1 自分の音楽ルーツはどこにあると思いますか? 影響を受けた音楽など。 

父がイタリア歌曲が好きで、昔から家にはイタリアの歌が流れていました。そして父親は、ずっと家で歌っていました。僕自身イタリア歌曲には興味がありませんでしたが、「歌う」ことについては、父の影響が大きいですね。

中学、高校生の時は日本でボーカル・デュオが流行っていたので、よく歌っていました。歌を聴かせる系のシンガーが流行っていて、当時だとCHEMISTRYをよく聴いてハモリも全部覚えてお風呂で歌う毎日を過ごしていました。ジャンルに限らず音楽好きです。R&Bも、シンプルにピアノと歌で歌詞が活きる曲も大好きです。

Q2 自身の音楽について、どういう気持ちでいつも作っていますか? 思い入れのある曲は?  

苦しいと楽しいをいつも行き来しながら制作をしていて、いつも自分の過去に感じた感情を軸に言葉を見つける作業をしています。その時は、聴いてくれる人のことは頭に全くなく、ひたすら自分に向き合い続けて歌詞を絞り出しています。

中でも最新の「Skip」は思い入れのある曲です。マスタリングが上がってきた時に「こういう曲を書きたかった!」と感動したことを覚えています。「スキップスキップらんらんらん」をどうにか歌に、どうにか曲中のサビで歌いたいという思いから作り始めたんです。歌詞とトラックを同時進行で制作しました。

SNSの流行をはじめ、嘘も真実になってしまうようなこの情報社会で、人との関係も薄くも濃くも繋がりを持たざるを得ない状況です。どうしても自分の感情や選ぶものに、他者の意図が入ると感じるようになったんです。ピュアな感情で物事を選べていないと思っていました。自分がスキップしてるだけで楽しかった子供時代を忘れたくない。純粋に「楽しいから」で選べる人生を生きるために、この曲を作りました。

曲はどポップにしたかったのと、楽器隊のイメージが明確にあったので、そこは細かく指示。コロナ真っ只中だったので、レコーディングメンバーはリモートで全てやってくださいました。

Q3 どうしてロンドンで音楽活動を?

正直なところ、ロンドンにいる明確な理由が、僕自身まだわかっていないんです。

でも好きなところはいっぱいありますね。人種が多すぎるので、沢山の国の文化も体感できますし、ライブハウスが多いので色んなジャンルを聴くにはロンドンが一番だと思います。いろんなアイデンティティを持った人と音楽が出来るのは楽しいです。時間が経った時に、なぜロンドンを選んだかわかると思います。

Q4 今回のソロショーについて、教えてください。健太さんにとって、このショーの意味とは?

将来の目標は500人から1000人規模のワールドツアーをすることなんですが、今回のライブは、その目標を達成するための大切な第一歩になると思っています。

パンデミック期間中に長らく歌えなかったときの気持ちや、引っ越しで拠点を変えて感じたこともたくさんインプットしているので、今回のライブをすることで、やっと本当の自分に成れると思っています。

Q5 地元の若いバンドと組むとのことですが、それについてはどう感じていますか?

先月彼らのライブを見ましたが、本当に素晴らしく、そして何より楽しいライブをしていました。若い子が世の中の流行を作っているので、僕の知らないことをいっぱい知っています。全部吸収させてもらいます(笑)。何より楽しみですね。

Q6 ロンドンという街をどう思う?

嘘っぽくない街。

Q7 ロンドンのお気に入りの場所や、ロンドンで楽しんでいることを教えてください!

お気に入りの場所は「Fitzrovia Square Garden」で、椅子に座ってボーッとすること、Bread Aheadのカスタードドーナツを食べること、パブで色んなビールを飲むこと。

Q8 今後やっていきたいことを教えてください。

色んな人と音楽をして、レコーディングして、リリースしてライブしたいです。イスラム教の文化、思想に興味があるので、中東エリアに数ヶ月間滞在して現地の人と仲良くなりたい。

Q9 最後に、ライブへ向けてメッセージを!

ロンドンで初めてのソロライブそしてフルバンド。とても贅沢な夜になると思います!

一緒に踊りましょう!

* * * * * *

KENTA SHOJI with Wavey Collective

日時:2022年10月13日(木) 20:00(開場 18:45)
会場:Temple of Art and Music, Elephant & Castle, London
チケット:10ポンド+手数料
予約&詳細:https://bit.ly/3CV0UrB

ゲストバンドWavey Collective (@waveycollectiveofficial)

日時:2022年10月6日(木) 20:00(開場 18:45)
※会場が変更される予定です。明日また告知します。
会場:TAM’s Vineyard & Jazz Club, Canary Wharf, London
チケット:10ポンド+手数料
予約&詳細https://bit.ly/3cKKeZe

※会場の都合により、6日のギグはキャンセルとなりました。
ご迷惑をおかけします! 13日にぜひお越しください!

 

小路 健太 Kenta Shoji

京都府出身。シンガーソングライター。幼少期から慣れ親しんだR&BやCHEMISTRYに大きな影響を受け、歌うことに魅了される。20歳から独学でピアノ弾き語りを始め、21歳で上京。2019年、単身アメリカ・ニューヨークへ渡りストリートやバーで歌い続け、言葉の壁を超える音楽の魅力を再確認。2020年にイギリス・ロンドンに拠点を移し、曲作りやレコーディングの傍らストリートやパブなどに出没し、毎日どこかで歌い続ける。コロナ禍のストリートで出会ったパキスタンの有名コメディアンがその歌声を絶賛。彼のサポート呼びかけによって一晩で1万近くインスタグラムのフォロワーが増える。地元ニュースでも取り上げられ、パキスタン在英日本大使館からの要請で同国でのライブを予定中。

公式ウェブサイト:https://www.shojikenta.net
インスタグラム:@shojikenta0128

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス。2014年にイギリス情報ウェブマガジン「あぶそる~とロンドン」を創設。食をはじめ英国の文化について各種媒体に寄稿中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。カルチャー講座の講師、ラジオ・テレビ出演なども。英国の外食文化について造詣が深く、企業アドバイザーも請け負う。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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