最高にホットなアイリッシュ・パーティーに参加する → 3月17日(金)

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来週の金曜日、3月17日はアイルランドの守護聖人、セント・パトリックの日ですね♡  毎年イギリス中がグリーンに染まり、ギネスの消費量がぐっと増える1日です。アイリッシュ・パブは大忙し!

今年のセント・パトリック・デーを、最高にクールに、そして最高にグルメに熱く体験してみたいと思われる方に、とびきりの提案があります♪  ある意味、とってもロンドン的でカルトな、そしてオフィシャルでもあるような。現在におけるアイルランドの食文化の最高峰を、一つ屋根の下で楽しめるイベント、といえばいいでしょうか。

主催するのはロンドンで今一番元気のいいエリアの一つ、ダルストンにあるビール醸造所「40FT Brewary」。ここのオーナーのスティーブ・ライアンさんは、アイルランド出身! 美しい古代の街、キルケニーで生まれ育ったそうです。これを聞くだけで気合いがビシバシと伝わってきますね ^^

場所は40FTの姉妹店で、隣接するレストラン「Acme Fire Cult 」のホットなテラス・ガーデン。名前の通り、共同オーナーシェフのアンドリュー・クラークさんとダニエル・ワトキンスさんが、炭火の炎で食材を豪快かつ繊細に調理し、最高の旨味を引き出してくれます。お料理はこの日だけのスペシャル! 受賞歴のある最高級グラスフェッドのアイルランド産ビーフを、最高のBBQ技術で試すチャンスになるようです^^ ちなみにAcme Fire Cultはお肉だけでなく、野菜の美味しさを引き出すことでも有名で、サステナビリティにも配慮中。

最高級アイルランド・ビーフのビーフ・ドリッピング・トーストめちゃ美味しそう♡ ©️Steve-Ryan

実はこの日は、アイルランド食糧庁(Boad Bia)も関わっているそうです。そのため当日はスモークムール貝、ダルスの海藻などアイルランド産のシーフードも披露される予定。タップルームではアイルランド東海岸のカーリングフォードで獲れたロックス・オイスターズ社のオイスターも提供。つまりアイルランドの最高級食材を使った特別メニューのショーケースとなるわけですね。

ドリンクはもちろん、まずは40FTのスタウトを。この日のために特別に醸造された「St Patrick’s Day Irish Export Stout Snakes on a Plain」がお目見えするそうです! またこの日限り、オープン・ゲート醸造所の限定ギネスもドラフトで提供されるそう。豪華ですねー。そして忘れてならないのが、アイリッシュ・ウイスキー♡

この日は至れり尽くせりで、カクテルもコラボレーターがいます。受賞歴のあるアイリッシュ・カクテルバー「Homeboy」のミクソロジストが、アイリッシュ・ウイスキーを使った夢のカクテルなど、聖パトリック・デーにちなんだ特別カクテルを作ってくれるそうです♪  ピーキー・ブラインダーズ・ファンなら、絶対にウイスキーはアイリッシュ、ですよね?

この日を盛り上げる立役者たち:アクメのANDREW CLARKさんとDANIEL WATKINSさん、そして40FTのSTEVE RYANさん。©️Steve-Ryan

パーティーは午後5時から深夜2時まで。アイルランド国内外から集まったDJによるライブ・セッションもあり。アイルランド人アーティストのArveeneさんがキュレーターを務め、アイルランド人DJたちのラインナップがパーティーをいやが応にも盛り上げてしまう予定^^

ダルストンはつい昨日も所用で行ってきたのですが、やはり独立系のお店が多く活気があり、何よりひとクセある独特のミックス・カルチャーな雰囲気が魅力です。今年のセント・パトリック・デーは、ぜひダルストンでアイリッシュ・カルトな夜を♪

St Patrick’s Day party 
https://www.acmefirecult.com/
日時:3月17日(金)17:00 – 02:00
住所:ACME Fire Cult, Abbot Street, London E8 2LX
最寄駅:Dalston Kingsland / Dalston Junction

 

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス。2014年にイギリス情報ウェブマガジン「あぶそる~とロンドン」を創設。食をはじめ英国の文化について各種媒体に寄稿中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。カルチャー講座の講師、ラジオ・テレビ出演なども。英国の外食文化について造詣が深く、企業アドバイザーも請け負う。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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