まぜるアイスとスコーン!? お愉しみいっぱい♡ハチコ アイス ベイク♡岡山

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関西に野暮用で立ち寄った3月初旬。いつもなら当然用事が済み次第東京に戻るのですが、ちょっと進路変更してみるのも面白いのではないかと思い、さらに西へ向かってみました。

新大阪駅から新幹線で東へ行くことがあっても、西へ行ったことは、はるか昔、社内旅行で一度きり。何度も利用したことのある新大阪駅からではこれまたおもしろみがない。ならば未だかつて乗り降りしたことのない新神戸駅を利用しようじゃないか。新神戸7時35分発みずほ603号に飛び乗って、向かうは桃太郎王国 岡山へ。40分もたたぬ間に到着したあまりの速さに驚くばかり。ホームに降りれば、どこもかしこも桃太郎三昧。桃太郎はいるわ、吉備団子はあるわ(笑)。ぷっ、と首をかしげて小さく吹き出した私でありました。

さあ、ここからは気の向くまま、思うまま。自動改札機にピッ、ピッ、ピッとiPhone翳し、瀬戸大橋線に乗り換え、一気に児島駅へと移動しました。

運動不足なのでね、ここは朝から体をこき使わねばと思い、瀬戸内海を一望できる王子が岳へハイキング。前日までの大雨の影響で、海も空もどんより雲。それもまた旅の醍醐味と自然に感謝し、登山口を元気に駆け上がりました。

登山道はきっちり整備されていて迷うこともないのですが、日頃の運動不足がたたってか、ヒーフーハーフー苦しいのなんのって(笑)。途中で出会った地域猫ちゃんたち(地域で管理されている野良猫のこと)に癒されながら、てっぺんまで後もう一息という分岐点のところまでやってきました。

登山道と階段の二手に分かれていたので、階段の方へ行ってみようと足をかけたその先に、なんとイノシシ出現! 心臓バクバク、超〜びっくり!すぐさま静かにくるりと踵を返し、今来た道をなるだけ落ち着き足速に、気持ちは一目散で一気に下山したのであります。一頭どころではなかった。一瞬ではありましたが最低三頭はいたはず。気が動転していて全長2mくらいにも見えました。

イノシシと遭遇する可能性は高いとは知っていましたが、まさかまさかの鉢合わせ。コレも旅の醍醐味か!?と思いながら、てっぺんは断念し、瀬戸大橋を仰ぎ、1960年代に国内で最初にジーンズ生産を手掛けたことでも有名な繊維の町・児島地区を散策し、岡山駅へ戻りました。

イノシシ騒動も合わさって初日から疲労困憊。児島駅から岡山駅までの快速電車の25分間を、爆睡したのは言うまでもありません。

さて前置きが長くなってしまいましたが、話を本筋に戻しましょう。
岡山駅西口を出ると、下町情緒と昭和レトロ感溢れる「奉還町(ほうかんちょう)商店街」があります。1867年大政奉還によって失業した武士たちが、奉還金(退職金)を使って商売を始めたことが始まりといわれています。その古き良き昔の面影残る商店街が、いま若者による出店やイベント開催などで活気ある商店街として注目されているのです。

いかにも観光客目線で歩いていると、髪をなびかせ自分の両頬に手をおいた女の子と視線が合いました。

ハチコ アイス ベイク

夜に白く光るネオンサインも素敵だろうな

「ハチコ」はアイヌ語で小さいという意味。「アイスベイク」はアイスクリームとスコーンのこと。あわせて「ハチコ アイス ベイク」。奉還町の小さなお店より体に優しくて美味しいお菓子をお届けしています。

やさしくナチュラルな風合いの木製のプレートに縦長で陳列されたスコーン。ごつごつ積み重なって売られているイメージがありがちですが、ここはケーキ屋さんのように一列並びです。プレーンの他にドライフルーツやナッツ、チョコレートやりんご、バナナなどを練り込んだ食べ応えのあるものばかりです。

北海道産小麦と北海道産生クリーム、てんさい糖を贅沢に使用したリッチなスコーン

マーガリン、ショートニング、輸入小麦不使用や保存料、着色料など添加物を使用しない、からだ想いの食材で毎日お店でていねいに焼き上げています。

平日は20種類、土日祝は30種類以上のスコーンが焼き上がります。ショーケースには15種類ほどしか並びませんが、ショーケース上にある札のスコーンも焼きあがっているので、じっくりチェックして店員さんにどんどん声をかけてみてくださいね。

見た目が気になるスコーンを発見!やはり春限定や新商品のスコーンですね。私はその中から二つチョイスしてイートインでお願いしました。2階のカフェでいただけるそうなのですが、見たところ階段が見当たりません
さあ、どこからいくのでしょうか。私と一緒に参りましょう♪

①会計時に渡される番号札の裏の地図の説明を受ける
②お店の右手に出る
③横断歩道手前を右折
④ベストサービスさんを右手に通り過ぎ
⑤ハチコの看板を発見
⑥細い路地を20歩進もう

⑦裏口の小さい看板発見
⑧土足OK
⑨階段を上がる

到着!

ぐるりとまわってイートインなんて、おもしろ〜い!こんなの初めてです!

2階から見る売り場

クランベリーショコラクリチ(¥290)ブラックココア生地に挟まれたドライクランベリーの甘酸っぱさとクリームチーズがピッタリ!上にのっかっているオレオも可愛い。角切りチョコも入っています。

昭和っぽいレトロな窓ガラス

もち抹茶サンド(¥280)私は抹茶も大好きですが、お餅が大大好き!北海道産大納言小豆で作った自家製つぶあんと白玉もちをサンドした和のスコーン。こちらは夜食にいただこうと思い、紙にくるんで持ち帰りました。

食べおわったらトレイはそのままでお帰りくださいね。階段にはどうぞ気をつけて♪

スコーンの他にアイスクリームもお勧めです。お好みのアイスクリームとフルーツや自家製ケーキを、専用の機械でまぜて作る「まぜるアイス」。フレーバー、トッピングを自由に選ぶことができます。みずみずしく美味しい旬の時期に冷凍した果物本来の美味しさが発見できます。

2月に提供された「アールグレイ香るアップルティーアイス」お店のインスタグラムから

「スコーンにはクロテッドクリーム」という概念を取っ払った、独自の魅力を発信するお店。スコーンを選ぶ楽しみ方が倍増しそうですね。

ちょうど今は15時45分。学校の下校時刻のようです。可愛い女子高生が寄り道スコーンのようですね。色々な世代の方に食べ親しんでもらえるスコーンの在り方を、ここ奉還町商店街から発信していってほしいと思います!

【まぜるアイスとスコーンHachiko Ice Bake】
最寄り駅:JR岡山駅西口から徒歩4分
住所:〒700-0026 岡山市北区奉還町1-5-5
電話番号:086-250-4067まぜるアイスとスコーンHachiko Ice Bake
営業時間:不定休 / 11:00-18:00
◎現金またはPayPay
Instagram:@hachico_ice_bake

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兵庫県伊丹市出身。東京都在住。主婦時々パートタイムジョブをこなす。子育て期をニューヨーク、ロンドンにて駐在生活を送る。思いつきのその日決めで行動する一匹オオカミ派。『成るように成る』をモットーに今世を生きる。水泳・ジョギング・登山・ウクレレ・映画・ライヴ鑑賞・奉仕活動と未知なる自分を今後も探求し続ける。Instagram: @n_amihey

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