私ナミヘイが初めて英国展に足を踏み入れたのは2019年秋、日本橋三越英国展の初日でありました。開店前の長蛇の列。開店直後、競歩のレース会場かと足並み揃えたエレベーターまでの道のり。まさに英国愛が止まらない光景がただただ広がっておりました。
あれから5年。コロナ渦も経て、西は大阪、神戸まで英国展を追いかけました。年々ますます趣向を凝らしていく英国展に目を見張るばかりですが、年々年を重ねていく私自身の体力も衰え、並び続ける、待ち続けるという行為が少々辛くなってきたのでありました。ここ数年は「見て歩いて楽しむ60分コース」に切り替え、英国展をゆったり楽しんでおります。
ただいま日本橋三越英国展が開催中。大盛況に終わったパート1。中一日の休みを挟み、全国のお店が入れ替わり始まったパート2は、9月9日月曜日までの開催となります。
日本橋三越英国展 2024
https://www.mistore.jp/shopping/event/nihombashi_e/british_50
今日は友人達と月一恒例の集いが17時からあるので、その時間に合わせて英国展に行ってみることにしました。まずは一気にエレベーターで会場へ。次にトイレを済ませ気持ちを整え、英国愛の世界へまいりましょう!
さあ、「見て歩いて楽しむ60分コース」のスタートです!あ〜長蛇の列ですね。わ〜すでに完売続出のようです。だって時刻は15時15分ですもの。
ヴィクトリア朝から抜け出てきたようなクラシカルなメイドの制服を身に纏ったスタッフさんが提供するCafe British。西麻布にあるお店では、アフタヌーンティーやモーニングがいただけます。またヴィクトリア朝と現代を掛け合わせたブランド「Mr.」の紅茶にも注目!ハーブ、お花、フルーツの他に、お菓子をイメージした豊富な種類の紅茶を取り揃えています。英国展ではザクザク食感のざらめのスコーン(1個584円 各日200点限り)が大人気です♪
イギリス南西端にあるコーンウォール地方で作られている伝統菓子のファッジ。砂糖、バター、牛乳(練乳)を原材料にして作る西洋のキャンディーの一種です。
キョロキョロ会場内を歩くものだから、喉も少し渇いてきました。キュッと冷えたフローズン・ドリンクが飲みたくて、お目当てのウェルシュ・ブリューへ。しかしスラッシー白桃ミルクティー( 748円 各日50杯限り)は予想通り完売。残念! でもそりゃそうでしょ、もう夕方だもん。
完売になっても夕方から来られるお客様たちに代わりの冷たいドリンクをと、アイス苺ミルクティーが販売されていましたよ。軟水で濃いめの紅茶に仕上がるミルクティー向きのプレミアム・ブレンド「ウェルシュ・ブリュー・ゴールド」を使用したすっきりとした飲み心地です。
ごくごくと一気飲みしたいところですが、ちょっと小腹も空き、口寂しい気分。パッと180度振り返ると、待ってましたと言わんばかりにウェルシュケーキが並んでいるじゃないですか〜!伝統的なウェールズの焼き菓子タンカステル、今や最も有名なウェルシュケーキブランドの一つです。
ガラス越しからほんわか香る実演販売。昨年の英国展では創業者であるポールさんが実演販売をされていましたが、今年は息子さんであるライアンさんが担当。そしてそのライアンさんのお手伝いをされている方が、viola bake(ビオラベイク)の店主、山田さんです。
彼女は都内にある店舗のないお菓子屋さんを営んでおり、カフェや雑貨屋さんなどで販売しています。残念ながら終了してしまいましたがパート1では、ウェールズ地方の乳製品を使ったコラボスイーツを4品販売していました。いずれもウェールズの豊かな自然の中で丁寧に作られた乳製品を贅沢に使用したお菓子です。
今後も様々な場所でお菓子の販売を展開されていくビオラベイクさん。楽しみですね♪ 是非、インスタグラムで情報をキャッチしてください!
今日は山田さんの英国愛詰まったウェルシュケーキと、アイス苺ミルクティーを屋上でいただきます。気持ち涼しくなった9月の風にあたりながら、私の「見て歩いて楽しむ60分コース」は無事に終了しました。
そうそう、ファッジもしっかり食べましたよ〜!なめらかで濃厚な味わい。月一恒例の後楽園プロレス仲間と両手振りかざしながら、叫びながらパクッと口に放り込みました。
友人:「ねえねえ、これすっごい美味しいね〜。どこで買ってきたの?」
ナミヘイ:「日本橋三越英国展さー」と、同時に湧き上がる観客席の歓喜の声にかき消されながら、私の日本橋三越英国展はこれにて閉幕。
【日本橋三越英国展2024 Part2】
開催期間:2024年9月4日(水)~9月9日(月)※最終日午後6時終了
会場:日本橋三越本店 本館7階 催物会場
▼特設オンラインストアはこちら (2024年8月14日(水)午前10時~9月18日(水)午前10時)