ウェッジウッドとの絆が復活:華麗なるチェルシー・フラワー・ショー!

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イギリスの春・夏はフラワー・ショーの季節!

中でも毎年5月にロンドンのチェルシーで行われる「チェルシー・フラワー・ショー」は、国際的に注目を浴びるビッグ・イベントです ^^    ほんの数日だけ開催されるショーへの入場は毎年プレミアムチケットの争奪戦となるので、イギリスに住みながら「まだ行ったことないの〜」という人はけっこう多いのですが・・・今年はラッキーにも初チェルシー・フラワー・ショーを体験して参りました♪

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びっくりするくらい天気のよい日でした♪

5月23日〜27日の開催だったのですが・・今年はお天気が最高!!   私が訪れた日はロンドンでは珍しい「ピーカン」。気温も高かったのですが湿気が少ないので爽やかな行楽日和となりました ^^

初参戦で驚いたのは、その規模の大きさ、華やかさです。ショー・ガーデン、フレッシュ・ガーデン、アルチザン・ガーデンと、この期間のためだけに様々なカテゴリーのガーデンが設えられ、訪れる人々の目を輝かせていました。会場中央には「グレート・パビリオン」という屋根付き大パビリオンが設置されて・・中に入ると、熱気むんむん!

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ほとんどガーデニング知識のない私でも、その素晴らしさに息をのみました。世界最高峰の技術でもって見きれないほどの花や植物が美しく飾られています。良く知っていると思っている草花もベストな状態で咲き誇り、すべてが完璧な佇まいなのです。感動・・・

色とりどりに咲き乱れる花の王様たちの間をぬって、私はお目当ての場所に急ぎます。それは・・・ウェッジウッドの「ティー・コンサーバトリー」♪ 今回の訪問で楽しみにしていたのです。ちょうどグレート・パビリオンの中心部に設置されているのを発見! パビリオンの中で唯一、ほっと一息入れられるスペースとして入場者の皆さんの憩いの場となっていました ^^

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匂い立つようなティー・コンサーバトリーです

フラワー・ショーとウェッジウッド? 首をひねる人もいるかもしれませんが、なんとなんとチェルシー・フラワー・ショーを主催しているRHS(王立園芸協会)は、ウェッジウッドの創業者ジョサイア・ウェッジウッド氏の息子で熱心な園芸愛好家であったジョン・ウェッジウッド氏が1804年に創設したのですって。すでに1759 年にストーク・オン・トレントで創業されていたウェッジウッドは、初代ジョサイア氏の革新的なクリエイティビティと天才的なビジネス・センスによって英国の陶磁器業界を牽引していたんですよね。

そういった歴史的な接点だけでなく、両者ともに英国文化を代表する存在として「自然との交わりから生まれる豊かなライフスタイル」「コミュニティへのクリエイティブな貢献」といったカルチャー・ビジョンを共有しています。それで今回のパートナーシップの誕生となったみたいです。こんな結びつきがあるにもかかわらず、RHSのフラワー・ショーにウェッジウッドが出展するのは初めてのこととか。そしてウェッジウッド・ファンにとって嬉しいことに、今回のパートナーシップを記念して、茶葉、ティーセット、植木鉢なといった分野で新たなウェッジウッド・コレクションも生まれました♡ 全て初めて尽くし、なんです!

新しく誕生した茶葉ブレンドとティーセットのコレクションは、「Wedgwood Wonderlust Collection / ウェッジウッド・ワンダーラスト・コレクション」。茶葉ブレンドは6種類で、ウェッジウッド史で初めての専属ティー・キュレーター、バーナディン・タイさんがブレンドしました。彼女はストーク・オン・トレントにあるウェッジウッド本社のカフェでもいただけるブレンドのほとんどをキュレートしているんですよね。語り始めると止まらない ^^   バーナディンさんのお茶へのパッションはすごいです!

ウェッジウッド専属のティー・キュレーター、バーナディンさん

ウェッジウッド専属のティー・キュレーター、バーナディンさん

右の茶葉は「ブルー・パゴタ」。見た目の美しさも格別です

右の茶葉は「ブルー・パゴダ」。見た目の美しさも格別です

ワンダーラスト・コレクションのテーマは「グランド・ツアー」。グランド・ツアーというのは、18世紀に良家の子息たちが見聞を広めるためにヨーロッパ各地を何ヵ月も、ときには何年もかけて周遊した「壮大ナル旅」のことですが、このウェッジウッドのワンダーラスト・コレクションでは古きよき時代の優雅な「旅」をテーマにした6つのテイストを楽しめます♪

テイスティングできるので安心して購入できます

テイスティングできるので安心して購入できます

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バーナディンさん自ら薦めてくださったのは、「Blue Pagoda ブルー・パゴダ」。ウーロン茶をベースに、マンゴーのフルーティな爽やかさにジャスミンのオリエンタルな風味が加わった力強いテイストのブレンドです。冷やしても美味しそう☆

「新しいお茶の楽しみ方を提案したいの。一杯のお茶をいただくとき、ブレイクを楽しむだけでなく、パヒュームのように香りを堪能する優雅さを大切にしてもらいたい」とにっこり微笑むバーナディンさん。「Rococo Flowers ロココ・フラワーズ」というホワイト・ティーをベースにしたブレンドは、ココ・シャネルのシグネチャー・パヒューム、5番にインスパイアされたパリ仕様のブレンドなのだとか。ガランガルの根や竹の葉っぱまでブレンドしてあり複雑で繊細な香り・・・魅惑的な女性とはまさに、このような雰囲気を漂わせているのではないでしょうか ^^

左の茶葉はノンカフェインのハーブ・ティー「Yellow Tonquin」。レモングラスやオレンジピール、柚子などがブレンドされているので、爽やか柑橘系ですねさ

左の茶葉はノンカフェインのハーブ・ティー「Yellow Tonquin  イエロー・トンキン」。レモングラスやオレンジピール、柚子などがブレンドされているので、爽やか柑橘系ですね

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右は「Camellia カメリア」シリーズのカップ&ソーサー。フォト・フレームも扱ってます♪(左)

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ティーセットもそれぞれのブレンドにマッチしたカラーをベースに、RHSに敬意を表した華やかなボタニカル柄のデザインに仕上げてあります。とにかくカラフルなのが楽しい! 今ならチェルシーのデパートメント・ストア、Peter Jonesにて6月16日までこのティーセットでアフタヌーン・ティーを楽しめますので、ご興味のある方はぜひ。なんと、チェルシー・フラワー・ショーに出展したコンサーバトリーにそっくりのポップアップ・ティールームができているんです。もちろん茶葉やティーセットもご購入できます♪(当記事の下のほうを参照してくださいね)

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ウェッジウッド・バーリントン・ポットはジャスパー・ファンなら見逃せない!

今年から3年に渡って続くというRHSとのパートナーシップを記念し、初年度の今年はウェッジウッド史上初めての同ブランドによるショー・ガーデンも見られるそうですよ。興味のある方は、6月7日から11日まで開催される「RHS Chatsworth Flower Show」へお出かけください! それに先駆け、チェルシーではフラワー・ポットの新シリーズ「Wedgwood Burlington Pots / ウェッジウッド・バーリントン・ポット」もお披露目されました。

この植木鉢、ただの植木鉢ではありません。ウェッジウッドですよ・・・そう、あのジャスパーの技術を応用したポットなんです。ふふふ。エジンバラのボタニカル・スタジオ「Pyrus」とのタッグで出来上がったみたいです。風合いが・・めちゃジャスパー!

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楽しい宴も続きます♪

楽しい宴は続きます♪

私も初めてのチェルシー・フラワー・ショー体験でしたが、ウェッジウッドとのパートナーシップが生まれた記念すべき年に行けて幸せでした。そうそう、ピーター・ジョーンズのポップアップ・ティールームも会場から近いので行ってみよう〜ということで、覗いてきました ^^

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ピーター・ジョーンズのウェッジウッド・ポップアップ・ティールーム

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1階のいちばん目立つ場所に特設されているポップアップ。ゴージャス! カウンターに座って淹れていただきます。選んだのは、気になっていたロココ・フラワーズです ^^

「一杯淹れるのに5分かかるよ」と教えてくれるお兄さん

「一杯淹れるのに5分かかるよ」と教えてくれるお兄さん

シャネルの5番にインスパイアされたロココ・フラワーズ!(左)。お茶を最適環境で淹れるティー・メーカーに目が釘付け

シャネルの5番にインスパイアされたロココ・フラワーズ!(左)。お茶を最適環境で淹れるティー・メーカーに目が釘付け

チェルシー・フラワー・ショーのコンサーバトリーでも気になっていたのですが・・・このティー・メーカー器、すごくないですか? 茶葉の抽出を最適化するという“ジャンピング”を電動で起こさせるティー・メーカーなんです。これで味が均一になるというわけです。

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新コレクションのティーセットがすでにセッティングされています。予約が入っているんでしょうね ^^

チェルシーはもう終わり。次はチャッツワースですが、それも行けそうにない方は、7月19日から23日までTatton ParkでRHSのフラワー・ショーがあります。こちらもチェルシーと同じウェッジウッドのティー・コンサーバトリーが設置されますので、お見逃しなく〜。

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About Author

江國 まゆ

岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系広告代理店にて各種媒体の翻訳ローカライズや日本語コピーライティングを担当。日本語翻訳リライトのスペシャリスト。2009年からフリーランス。趣味の食べ歩きブログが人気となり『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房)を出版。2014年にAbsolute Londonを立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。

2件のコメント

  1. 江國 まゆ

    ちょしっちさん☆
    コメントありがとうございます!! さすがちょしっちさん、いろいろ存知ですね〜♡ 「グランド・ツアーが英国庭園史に与えた影響」ってどんなことなのかしら?? やっぱり各地から苗とか持ってかえっちゃったんですかね? うーん、詳しく知りたい! いつか記事に書いて教えてくださいね☆ 
    あまりにもすごいショーだったので、もう一回くらいレポートをアップしたいと思ってます。また遊びにきてくださいね♪ ちょしっちさんの視点もまたご披露ください!! ねー、アフタヌーンティーも興味ありますが・・・ ^^; うふ。

  2. ウェッジウッドの「ティー・コンサーバトリー」素敵でしたよねぇ。どのお茶も香りが良くてペタルが美しく、全部欲しくなっちゃいました。植木鉢も。「この棚の物全部いただくわ」なーんて言ってみたくなりましたw。バーナディンさんの笑顔もとってもキュート♪ウェッジウッドがRHSの創設に関係があることを知らない人けっこう多いと思います。私もよく忘れちゃいますし^^;
    グランド・ツアーが英国庭園史に与えた影響は非常に大きいので、テーマに選ばれたってのも納得です。来年のテーマは何かなぁ~、今から楽しみ!
    しかし、今年は毎日ピーカンでしたねぇ。毎年のことですけど今年も真っ黒です。アフタヌーンティでリフレッシュしたいなぁ~。期間限定と言われると弱いんですよね。ふふ。

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