グローバルに薫る、ペイストリーの新風

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Pophams Bakery  ポップハムズ・ベーカリー

2017年10月、エンジェル駅東側の住宅街の中にひっそりとオープンして以来、その職人技による見目麗しいペイストリーとサワードゥ・ブレッドへの情熱で多くのロンドナーたちを魅了しているとっておきのベーカリー・カフェ♪ すでにブレッド・ファンの間では評判です。

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コーヒーもリッチ・フレーバーでとても美味しかったです♪

アメリカ育ちで長らく外食産業に身を置いているオーナーのオリーさんは、かつては年の半分以上、仕事で世界中を飛び回っていたのだとか。通常の人が経験できないようなありとあらゆる味と文化を体感するうち、「自分ならこんな店を作る!」と思い描いてできた店が、今のポップハムズ。隣接する通りの名前をぽっと付けた、小さな小さな王国です ^^ だけど、中身は濃い。なにせグローバルに旅した経験とチームの情熱が、すべてこの店の商品に詰まっているのですから。

コミューナル・テーブル一つと、カウンター席だけの小さな店内

コミューナル・テーブル一つと、カウンター席だけの小さな店内。手作り感いっぱい、緑いっぱい♡

この店のシグニチャーは、サワードゥ的な食事パンとペイストリーの両方なのですが、やはりどうしても完璧に成形されたペイストリーのほうに目が引きつけられてしまうのは致し方ありません・・・。イギリスではよほどの格式あるホテルでない限り姿かたちが整った美しいペイストリーに出会うことはあまりなく、通常のカフェでみかけるそれが不揃いなのにはまったく驚きませんけれども ^^;   こちらのヘッドシェフであるフローリンさんが作るペイストリーはまさに珠玉の輝き。「他とは一線を画するペイストリーを」という信念から生まれた商品レンジは、ローズマリー&シーソルト、ブラッド・オレンジ&チョコのデニッシュをはじめ、ロンドンではあまり見かけないフレーバーの組み合わせであり、成形であり・・・エキサイティングという意味では他の追随を許しません。

右上がローズマリーとシーソルト、左上は

右上がローズマリーとシーソルト。持ち帰りしていただいたけど、思い描く通りの理想の味♡ 左のダイヤモンド型のデニッシュは、じつは何のフレーバーなのかいまだになぞ。セイボリーなのか甘いのか、次回確認すべし。

そしてわたくし、悩みに悩んで選んだのがこちら、PBJと名付けられたとても可愛いペイストリー♡ 中に新鮮なラズベリー・ジャムとピーナッツ・バターがなみなみとフィリングされている、まさにアメリカンな逸品。ピーナッツ・バター好きとしては見逃せなかったのです〜。

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ペイストリーの層が美しく、フィリングもたっぷり。とても新鮮なラズベリー・ジャムの甘酸っぱさとピーナッツ・バターの塩気・・・なんてキケンな組み合わせでしょう・・・

いやはや、すっかりポップハムの虜になってしまった私。もっといろいろ試してみたいと思ってローズマリー&シーソルトとブラッド・オレンジ&チョコレートを持ち帰りにしてみました ^^

ブラッド・オレンジと上品な甘さのチョコレート・クリームの組み合わせが秀逸♪

ブラッド・オレンジと上品な甘さのチョコレート・クリームの組み合わせが秀逸♪

先日、クラーケンウェルにあるティー専門店、Good & Proper Tea に行ったら、ポップハムズのペイストリーがカウンターに並んでいるのを発見!  一目で出自がそれと分かるペイストリーというのも、すごいですよね。デニッシュ好きな方なら一度、ポップハム体験してみてくださいね。その他、ブランチなどの軽食も人気みたい。次回は食事も試してみたいと思います♪

19 Prebend Street, London N1 8PF

店名Pophams Bakery
最寄り駅Angel / Essex Road
住所19 Prebend Street, London N1 8PF
電話番号07719 005 600
営業時間月〜金 7:30 – 17:30 土 8:00 – 17:30 日 8:30 – 17:30
URLhttps://www.pophamsbakery.com
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About Author

江國 まゆ

岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系広告代理店にて各種媒体の翻訳ローカライズや日本語コピーライティングを担当。日本語翻訳リライトのスペシャリスト。2009年からフリーランス。趣味の食べ歩きブログが人気となり『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房)を出版。2014年にAbsolute Londonを立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。

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