シティの端っこで居間にいるようにくつろぐ

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Fleet Street Press  フリート・ストリート・プレス

大手コーヒー・チェーンのアプローチに幻滅した元スタバ・マネージャーと元シェフが、自分たちの夢のコーヒーハウスを作ろうと2013年に立ち上げたのが当店。シティの西端、王立裁判所の目の前という立地でありながら、内装は「家庭的」という言葉がぴったりくる不思議な魅力をたたえたインディペンデント・ショップです。

表に出ている黒板に書かれているフレーズは、お客さんからアイデアをもらうらしい。この日の一言は「ボスが『いい一日を』と言ってくれたらか家に帰っちゃったわ」

表に出ている黒板に書かれているフレーズは、お客さんからアイデアをもらうらしい。この日の一言は「ボスが『いい一日を』と言ってくれたらか家に帰っちゃったわ」。建物も古く、窓枠がいい雰囲気☆

ブラウニーは甘さがきつい・・・アールグレイ・ケーキはスライスしたままどのくらい置いてあったのか・・・ちょっと乾き気味 ^^:

ブラウニーは甘さがきつい・・・アールグレイ・ケーキはスライスしたままどのくらい置いてあったのか・・・ちょっと乾き気味 ^^:

CaravanやButterworth & Sonなど英国、ヨーロッパのアルチザン焙煎所から仕入れたこだわりのコーヒー豆で煎れる一杯は、ロンドンでもトップクラスと評判も上々。ホームメイドのケーキ類はちょっぴり甘さが強く、スライスしたままカウンターで放置されていたパウンド・ケーキ類は端っこが乾いていることもあるかと思いますがw 疲れた頭を奮い立たせるのに十分な糖分を補給できることは間違いなし ^^

そして当店でゆっくりとくつろぎたいなら、ぜひ地下スペースへどうぞ〜。

人気の地下スペース☆

人気の地下スペース☆

狭いながらも座り心地のよいソファやテーブル席が並び、弁護士や金融ビジネスマン、 近くにあるロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの学生や先生たちといった客層がミックスされ、ミーティングや四方山話でいつも賑わっています。いちばん人気は一般家庭の居間にいるような錯覚に陥る暖炉脇のアームチェア席。自宅にいるようにリラックスするのにうってつけの空間です。

レイアウトのくぼみには暖炉のある一画があり、このアームチェア席がいちばん人気とみた!

レイアウトのくぼみには暖炉のある一画があり、このアームチェア席がいちばん人気とみた!

コーヒーだけでなく茶葉で煎れるティー類にも力を入れていて、カモミール&ラベンダー、チョコレート&ミント、マダガスカン・ヴァニラなど変わりどころもポットでいただくことができます。

テンプル教会やサマセット・ハウスを見学したついでに立ち寄りたい、とっておきのインディペンデント・カフェですね。

3 Fleet Street, London EC4Y 1AU

店名Fleet Street Press
最寄り駅Temple / City Thameslink / Chancery Lane
住所3 Fleet Street, London EC4Y 1AU
電話番号
営業時間月〜金 6:30 – 19:00 土・日 9:00 – 17:00
URLhttp://www.presscoffee.london
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス。2014年にイギリス情報ウェブマガジン「あぶそる~とロンドン」を創設。食をはじめ英国の文化について各種媒体に寄稿中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。カルチャー講座の講師、ラジオ・テレビ出演なども経験。これまで1700軒以上のロンドンの飲食店をレビュー。英国の外食文化について造詣が深く、近年は企業アドバイザーも請け負っている。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。仕事のご依頼は ekumayu @ gmail.com までお気軽に。

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