
Corner Shop コーナー・ショップ
コーナーショップの概念をくつがえす、コーナーショップ。ミルクだけでない、特別なものを買いたいときに足を向けたいとっておきのミックス・ショップが今年6月、テンプル駅前に登場しました^^
「コーナーショップ」というのは、イギリスでは「ちょっとした日用品を買う角っこの店」のようなもの。「ニュースエージェント」に近い小さなコンビニエンス・ストアのことです。
その親しみある名前を逆手にとり、ここでは高級食品販売、クラフト・デリ、カフェ、ベーカリー、そしてワイン・バーをすべて兼ねた「スーパー・コーナーショップ」としてテムズ川に近い近代的なビルのコーナーにオープン。仕掛け人は、あの英国人気ナンバーワンのメンバーズクラブ、Soho House 創業者のニック・ジョーンズさんなのです。

ストランドのシアター街から歩いてすぐ、テンプル駅の目の前です。

デリとベーカリーのカウンターが並んでます^^

これはランチタイムのちょっと後くらいのカウンター。朝は何が並ぶのかな♪
いやはやSoho Houseの貫禄とクオリティをビシバシと感じますね。天井の高い近代ビルの1階だからこそ実現できた、さわやかで伸び伸びとしたインテリア空間がまず、目に飛び込んできます。

サラダや惣菜が並ぶ冷蔵コーナー。なかなかの品揃え。

食事パンも美味しそう。右はカフェ・スペースのクールなインテリア。

次は惣菜盛りを食べるぞ! 左はカフェ・スペース。

色とりどりのチェア、それをまとめるカーキ色。ベーカリーのときめきカウンター。デリ・コーナーの大盛りサラダたち。店にはランチにぴったりのサラダや健康ジュース、持ち帰りにしてワインといただきたいハムやチーズ、惣菜などが並んでいます。
私は美しいシナモン・ロールと熱いミルクティーで一休み^^
ベーカリーは気鋭の「Populations Bakery」が入っています♡ George Fuestさんという男性パン職人さんが始めたデリバリーのみの比較的新しいブランドによる、初めてのフィジカル・ショップ。シナモン・ロールは見た目通りの美味しさでした♪


この辺りは1本向こう側の筋にあるToklasがお気に入りですが、ここも使えそうだなぁ。
近隣で働く法律家さんたちは、この美しくも妖しい魔力にあらがえず、もう毎日吸い込まれてしまうようですよ 笑

グローサリーの棚には各国食材が並んでいるのですが、コーヒーはコーナー・ショップのために焙煎ブレンドした「Corner Blend」の取り扱い。ブラジル原産のコーヒーは酸味が少なく、チョコレートとモラセスの風味、なんて書いてあります。
日本のものもこんな感じで少しだけ。

味噌や出汁醤油などがありました。日本式のカレーは日本のブランドじゃない!?

お花はコンテンポラリーな仕様のバラやダリア系に限った品揃え。それもデザイン・コンセプトの一種だと思うのですが、エリアの客層にマッチしているのかもしれませんね。
テンプルのあたりは、歴史的に法曹界が取り仕切る伝統あるエリア。あまりこういうタイプのお店がなかったので、皆さん、重宝されているのではないでしょうか。お近くに来られる際にはぜひ!