Americano Hawley Wharf アメリカーノ ホーリー・ワーフ店
北ロンドンで今、いちばん注目したい最新商業施設、Hawley Wharfはもう行かれましたか?
私も最近、事あるごとに通っています。というか、主に抜道として利用しているのですが ^^; Camden High Streetから、Kentish Town Roadへ抜ける通り道としては最高。カムデン・マーケット内にできた最新の商業施設で、日々いろいろなお店が立ち上がっていて面白いです。
この辺りは今、盛夏を迎えて水辺で和む人たちがいっぱい。ロンドンらしいのどかな風景を見られるスポットとしてもおすすめです。
そして中でも私が今、最も居心地よく感じているカナル沿いの素敵カフェがこちら、Americano! とにかく平日はいつも空いていて(笑)ゆっくりできるし、何より運河に面したロケーションが気持ちいい。暑い日も寒い日も、ガラスを通して室内から運河を眺められるとっておきカフェバーです^^
アメリカーノという名前ですが、れっきとしたイタリアン・カフェ。コンセプトは「現代風エスプレッソ・バー」。大理石の床と、落ち着く色合いのテーブル&チェア、そして広々とした風通しの良い空間が、歩き疲れた足と物思いにふけりがちな心をほぐしてくれます。大きな窓の外に見えるのは運河沿いの美しい風景。これ以上のロケーションがあるでしょうか・・・。
食べ物や飲み物も、本格イタリアン。ドリンク類は本国でよく見かけるカップやグラスを使っていて、中身が上質クオリティであることも、見るだけでわかります。仕事がとても丁寧なのです。プライドのあるバーテンダーさんや料理人のお仕事。イタリア人スタッフの皆さんの矜持もきっとあるのでしょう。
今年オープンしたての頃は夕方までの営業でしたが、今は21:30までオープン! 仕事帰りに友人たちと軽く一杯というタイミングにぴったり。ロンドンにいながらアペリティーボ文化を満喫しちゃいましょう♪ 雰囲気のあるカフェバーなので、ちょっとしたデートにも良さそう。
先日、初めて軽食メニューを試してみたら・・・大当たりでした♡ ロンドンのカフェでよく思うのが「小腹がすいたときにつまめる小さいメニューをもっと充実させてほしい」というものです。量が多いことがいいとされる風潮がある中で、軽くつまめるバースナックの充実は女性としては大歓迎。
例えばこのプロシュートとチーズのトースティーは、フィンガーサイズでいかにもアペリティーボを思わせる佇まいですが、この日の私がまさに求めていたもので、大変美味しくいただきました^^
バーでもあるのでイタリア伝統のスピリッツやカクテルも用意。いろんな使い方ができそう^^
このカフェはオフィス・サービス会社のLABSとの提携関係にあるようです。このカムデン店のビルはLABSのオフィスで、1階に交流できる飲食店としてアメリカーノが入っている格好。新しくホルボーンにできているLABSにもアメリカーノが併設されたというニュースを見たので、間違いないと思います。
アメリカーノを創業したのは起業家のEran Shachaf / イラン・シャハフさん。ユダヤ系のアメリカ人なのかな? そしてロンドンの著名な実業家のGeorge Panayiotou / ジョージ・パナイオトウさんとのパートナーシップで進めているプロジェクトだそうです(パナイオトウ家といえばロンドンの不動産業で財を成したキプロス出身の開発業者ですね)。
今後もこのコンビでいくつかロンドン市内にカフェバーがオープンするみたいなので、注目しておきたいと思います^^
一方のホーリー・ワーフの方も今、急ピッチでテナントの入居が進んでいて目が離せません。元気なクラフト・ビール醸造所の3 Locks Brewing Company、英国初のローフード・クッキー生地スイーツのお店、Naked Doughも他の場所から移ってきます。True Romanceという名の新しいピザ・ブランドもオープン。子どもやティーン向けにはレジャー施設のBabylon Parkも誘致。こちらも英国初で、ローラーコースター、ドロップタワーのほか、さまざまなアクティビティを楽しめるみたいですよ。
いろいろな記事を読むにつけ、ホーリー・ワーフの運営者は新しいブランドを率先して入居させたいと思っているようで、次世代マーケットとして活動していく意欲満々のようです^^
今年の夏はぜひホーリー・ワーフを楽しんで!