スピタルフィールズ・エリアの最新マーケット

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人と待ち合わせをしてブリック・レーンのほうへ歩いていると、スピタルフィールズ・マーケットの目の前、Commercial Streetを挟んだ向かいに、こんな新しいマーケット・スペースができていることに気づいた。

この入り口が目印

この入り口が目印

中に入ると・・・・

なんという贅沢な空間!

なんという贅沢な空間!

天井高〜い

天井高〜い

真に圧倒される天井知らずな空間なのであった。

これほどのマーケット・スペース、どこのデベロッパーが・・・と思ったら、やはりOld Truman Breweryの傘下。この15年間、イースト・ロンドンの開発に大きく貢献してきた同社ならではの大規模開発だが、こんなスペースがまだゴロゴロと残っているイースト・ロンドンのフトコロの深さにオドロいてしまった。

カフェ・スペースもあった!

カフェ・スペースもあった!

マーケットの名前は「106 Commercial Street」、住所のまんまである(たぶん)。去年の冬くらいにできたみたいなので知っている方も多いのかもしれないが、3フロアあるスペースのうち、埋まっているのは1階だけ。まだまだこれからのマーケットなのだ。きっと3階まであっという間に埋まってしまうのだろう。

ウェブサイトを見ると19世紀の厩舎ビルを改装したとのこと。3フロア分ある吹き抜け空間をこんなふうに改装するとはなかなかの大仕事である。

現在、1階スペースに入っているストールのうち、日本人の方によるアンティーク屋さんを発見。こんな可愛らしいオーナーの女性が主催しているのは、Gypsy Antiquesさん。

分からないことは日本語で♪

分からないことは日本語で♪

腕時計やアクセサリーなど、きらりとした一点ものの輝きを追求した品揃えだそう ^^   東ロンドンでアンティークやヴィンテージめぐりをするとき、この106が必須アドレスになる日もそう遠くないのかも。

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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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