Be-oom ビウーム
Be-oomとは、韓国語で「空っぽにする」という意味だそう。クラーケンウェルのエックスマウス・マーケットに2020年5月に誕生しているコリアン・ティー・バー、Be-oomのコンセプトは「自分自身を空っぽにすること、そして満たしていくこと」にあるのだとか。まるで禅のようですよね。
事実、韓国の古い茶文化では、喫茶の習慣は瞑想と深く結びついているそうです。創業者のスージ・イムさんは、日本よりも古い抹茶文化を誇る韓国の、古き良きティーカルチャーを復活させたいとの思いから、Be-oomを創業されたそうです^^
インテリアもミニマル。やはり日本的なものとの共通項をたくさん見出せるシンプルで気の良い空間ですね。オープンがロックダウン中であったため、茶葉のオンライン販売から地道にビジネス展開していったロックダウン期の申し子でもある当店では、グリーン、ブラック、ブレンド、フラワー、抹茶、ハーバルの5つのカテゴリーを揃え、それぞれ個性的なフレーバーで勝負します。
韓国では抹茶のことをマルチャと言うのですね〜。グリーン・ティーや抹茶のカテゴリーも気になったのですが、私はもともとブラック・ティーが好きなので^^ 今回はオススメしていただいたブラック・ティーのブレンドでオート・ラテを♡ お茶受けには栗の甘露煮に柿の自家製コンポート+マスカルポーネを添えた皿、そしてお餅をお願いしてみました。
オートミルクを加えてもしっかりとお茶の個性が主張してくれて、栗との相性もバッチリ。この栗と柿、マスカルポーネのお茶受けは本当に美味しくいただきました♡(お餅は要らなかったかも^^; )
ブラック・ティーはストレートでもいただいてみました。いずれも韓国のこだわりの茶園から仕入れるクラフト・ティーであります。このティー・バーのハイライトはしかし、裏手に作られているテラス席かもしれません〜♪
6名ほどが座れるテラス席は雨からもしっかりガード。坪庭的な小さなスペースいっぱいに建てられてはいますが、メイン通りの喧騒を逃れ、内緒のミーティングをするのに申し分のない場所。実はお店の人からも離れた位置にあるので、たっぷりとプライベート感を味わえるのです。予約もできますが、ウォークインでも空いていればもちろん座ることが可能。ぜひぜひ試してみてください^^
ティー・バー自体もそれほど席数はなく、テラス席とともに貸し切りができます。韓国茶を知るワークショップやテイスティングなども開催されているので、興味ある方はチェックしてみてください!