新しい年も、早ひと月が終わろうとしています。相変らず、暗くて気味の悪いニュースが多い年になりそうです。とりわけ、食と環境問題が気になります。そこで、ほとんどの食塩に含まれているという恐ろしい調査結果を知り、近年ますます気になっている「マイクロプラスチック問題」を取りあげるつもりだったものの、きのう、ツウィッターでニュースをチェックしていてギョッとしたのが、ガーディアン紙のこの記事でした。
そう、コーヒーです。いまや英国でも紅茶党が少数派となり、かなりポピュラーになってきている家庭用コーヒーマシーン。単なるコーヒーメイカーでは能がないので、カプチーノやエスプレッソを家で飲もうと、決してお安くないコーヒーマシーンを思い切って買った方々、要注意! 取り外して洗うことのできないパーツのあるコーヒーマシーンは、暗くて、食べ物と湿度があって、ゴキブリにとっては理想のお城となるからです。
記事に登場するカップルのケースは、デロンギ製のコーヒーマシーンをハンプシャーの工場に修理に出したところ、修理中のマシーンに入居して新婚生活を送っていたゴキブリが卵を産み、カップルの家に運ばれから子どもが誕生してしまった、ということのよう。「コーヒーマシーンにゴキブリ」問題は、じつは米国では以前から知られていたようですけど、ふだんゴキブリを見かけない国での発見はショック以外のなにものでもない?
ロンドンには、たとえ汗をかくほどの暑い夏がこなくても、家でゴキブリを見ることのないぶん差し引けば、まいっか、という気もしていましたが、地球の温暖化は確実ですし、暖かい国からの密航ゴキブリの子孫はどんどん寒さに強くなりますし、物陰からゴキブリが飛び出すノーサンキューなサプライズは、英国内でも珍しい光景ではなくなるのかもしれません。で、ゴキブリに棲みつかれてしまったときの対策はあるのでしょうか?
ペストコントロール人を呼び、燻蒸式や燻煙式の殺虫剤を建物全体に行きわたらせるのがいちばんだそう(英国には、家庭用アースレッドとかないし?)。そう、そうすれば卵も全滅しますしね。でも大変ですよ。そこで、費用などの補償はどうなるのか、記事にはこのカップルへの対応でメーカーが四苦八苦しているようすが書かれています。苦情をいうのも疲れるし、そこまでして家でカプチーノを飲まなくてもいいか、という気も…。
わたしは、暮れのニューヨーク旅行で買った(イタリア製ですけど)直下式エスプレッソポットのMOKA EXPRESS で、「おうちエスプレッソ元年」を迎えました。きれいに洗えるので、ゴキブリとは無縁。とはいうものの、淹れるのがなかなか難しくて、新年から失敗の連続。きのう久々に行ったレストランできめ細かな泡におおわれた美味しいコーヒーをいただき、家でエスプレッソはやっぱり無理、と実感したところです。
ただ、あれもおそらく、マシーンで淹れたもの? 店のコーヒーマシーンにはゴキブリが棲まないなんて、ありえない話。ですよね?
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2件のコメント
dear 編集長!
いただいたコメントに、昨日までまったく気づかなかったわたし…お許しを!
(ほかの記事を読んでも自分の書いた記事は、投稿後に見直ししたら戻ってこないので)
直火エスプレッソの失敗談?
ほんとに初めてのときは、なかなか沸騰してこないので、
ちょっと蓋をあけてみたら突然噴出しできて、ほとんどこぼれました(苦笑)。
その後、だいたい沸騰するタイミングはつかめたものの、
どうもクリーミーな仕上がりにならないのです。
(やっぱりエスプレッソ用のコーヒーでないと、だめなのかしらん…)
ま、どちらかというと、エスプレッソのコーヒーの味そのものよりも、
ポットのデザインが好きなので、眺めているだけでシアワセになれます。
そういえば最近、ゼンゼン練習(?)してなかったわ、
きょうのコーヒーブレイクに、また練習してみますか…(笑)。
しらなかった〜!! (((( ;°Д°)))) 家庭用マシンはまだ持ってないから、買うときは気をつけよう・・・
直火エスプレッソ・ポットの記事よみました ^^ でもどうやって“失敗” するの〜?ww