ケイト&シャーロットのロイヤル母娘、話題をさらう!

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女王陛下90歳のお誕生日につづく、ロイヤルな話題です。まずは、「娘」のシャーロット王女のほう。5月2日に満1歳となり、母親の撮影による写真が公開されました。う~ん、どっち似? 眉頭や口元のあたりに、意志の強さが表れてる? 可愛らしいいけど、いわゆる「美形」の可愛さでいったら、ジョージ王子のほうに軍配があがる? あ、こんな不謹慎なことはいってはならないことでした。しかもおめでたい日に。

話が前後しますが、次は「母」のほう、キャサリン妃の話題です。創刊100年を迎えるVOUGUE(UK版)6月号に、キャサリン妃がカバーガールとなって登場するのだそう。王室のメンバーとはいっても、ご存知のとおりモデル並みの美貌ですからね、最高峰のファッション誌VOUGUEの表紙を飾る、と聞いても、別に驚かず、実際にその写真を見ても、まったく違和感なし? いや、でも、自然な表情でいい感じです。

今回の撮影で注目を浴びたのは、英国出身の「次世代フォトグラファー」の代表格(といっても、もう30代半ば)、ジョシュ・オリンズ。ロケ地のノーフォークで、例のキラッキラの笑顔をふりまくケンブリッジ妃を、うまく写してます。王室のメンバーではダイアナ妃(4回!)とアン王女が、ファッション誌の表紙を飾ったことがあったんだそう。で、エリザベス女王はなぜ登場しなかった? その理由? えっと、不明です。

わたし的には、アニー・リーボヴィッツの撮影による、先日の90歳の誕生日記念写真が気に入ってます。カーディガンにプリーツスカートという普段着のエリザベス女王がひ孫たちに囲まれ、妙なリアリズムが出ているにもかかわらず、平凡さのなかの非凡さを見事に捉えていて…。とりわけ、2歳のミア嬢がハンドバッグを両手で持っているところ! まるで、ゴヤの描いた王室の家族肖像画みたいな雰囲気、じゃないかと…。

あ、話は戻りますが、VOGUEのサイトでは、着せ替え人形みたいなキャサリン妃がスライドショーで見られます。ファッション評論家になったつもりで(カウガール・スタイルがやけに似合ってる!)、いちいちケチをつけてみるのも楽しいかも? 今回、キャサリン妃がVOGUEの表紙に登場したのは、国立ポートレイトギャラリーとのコラボとして実現。ということで、ギャラリーでは一足先に2枚の写真が展示されています。

そのキャサリン妃の写真のお隣は、義理のお父上のチャールズ皇太子の写真。それにしてもこの配置、いったいどなたのアイデアなんでしょうね? じつは大昔、ある慈善パーティでチャールズ皇太子をすぐそばでお見かけしたことがあるんですけど(幸運にも仕事がらみで)、そこでは、急逝したプリンスがチャールズ皇太子と言葉を交わす場面を目撃。「プリンス&プリンス」の対面に、ご想像どおり周囲は興奮のるつぼ…。

英国のプリンスには興味も関心もありませんでしたが、紫のプリンスは大ファンでした。訃報に接した先週から、まだ、立ち直れていません(涙)。

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About Author

京都東山の生まれ。19歳から雑誌の仕事(編集者/スタイリスト/コーディネーター/ライター)に携わる。英国では、憧れのフローリストの下での花修行や、尊敬するアーティストが学んだカレッジで現代アートを勉強し、通算11年間のロンドンライフをエンジョイした。オーサカン(大阪人)となった今も、“心”はロンドナー。変わらぬ日課として読むUK のオンライン新聞から、旬なニュースをあぶそる~とロンドンのためにピックアップ。帰国後は本の翻訳を手がけ、この5月に『ヴェネツィアのチャイナローズ』(原書房)、2014年7月に『使用人が見た英国の二〇世紀』(原書房)、ほかを上梓。ロンドンで目覚めた世界の家庭料理チャレンジ&花を愛でる趣味ブログserendipity blogは、開設して11年目に突入。

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