武蔵小山からBAKED！男子ひとりで焼き菓子の日々

9月敬老の日の三連休は、台風14号の影響で関東地方は断続的な強い雨が降りました。その大雨の中、東京都大田区にある「cafe 634」さんで「食と生活」に関するスペシャルなイベントが二日間にわたって開催されました。

1日目は「食」を中心とした誰もが嬉しい美味しいものが集まる日。
2日目は「生活」をより豊かなものにしてくれる身の回りのものを中心とした日。

私はずっと気になっていた焼き菓子屋さんを目当てに、1日目「食」の日に寄ってきました。

イベントポスター柄の楽しいトートバッグ♪

お目当ては、武蔵小山（東京都品川区）にて男子ひとりで焼き菓子の教室をしている「BAKED」さん。
ひとつひとつていねいに作った焼き菓子を、店主の樽井雄嗣（たるいゆうじ）さんが皆様にお届けします。

現在店頭販売を行なっていない為、なかなか出会う機会はありません。季節ごとに焼き上がるインスタグラムのお菓子たちに、いつか必ず会いに行くよ〜と声をかける私でした。投稿写真に添えられる店主さんのコメントは、ほぼ一文。その一文には大事なエッセンスがぎゅっと詰まっています。一枚の写真、一文が、お菓子に向き合う店主さんの思いを私たちに届けてくれるのです。

ところが待ちに待ったイベント日が大雨！しかし断続的な強い雨にもかかわらず大盛況！この日は「BAKED」さんの他に花屋さん、パン屋さん、コーヒー屋さんなど魅力的なお店が大集合。家族で夫婦で、友人同士と嬉しい顔が集っています。それもまたイベント場所である「cafe 634」さんが街の人々から愛されているからとも言えるでしょう♪

本日「BAKED」さんからは3品の販売。
①レモンの別立てカトルカール(18cmパウンド、税込1,800円、日持ち5日間)
カトルカールとはフランス語で「1/4が4つ」という意味で、イギリスでいうパウンドケーキのことです。
メレンゲを使う別立て法で作るため、ふんわりとボリュームたっぷりのスポンジに焼き上がります。全卵共立て法とは違う風味や食感。

箱を開けると、ほのかに香る爽やかなレモン風味が楽しめます。中身はインスタグラムでご覧ください！

②渋皮栗のパイ(税込350円、日持ち3日間)
パイ生地でマロン風味のアーモンドクリームと、栗の渋皮煮を包んでラム酒を効かせ焼き上げたどっしりとしたパイ。

ラム酒を効かせた光沢がパイを覆う♡

③サブレナンテ缶(12cm四方の缶に計40枚入り、税込2,200円、日持ち10日間）
こちらが私の今回のお目当ての品、ウィリアム・モリス柄、いちご泥棒のギフト缶にぎっしり並んだサブレナンテ。お菓子教室でもレッスン希望の声が高いんだそう！一口かじるとバターの風味が広がります。同じ形で何枚も何枚も丁寧に仕上げられたそのサブレは真心愛のギフト缶。自然に湧き上がる感謝の気持ちで一枚一枚いただきました。

お菓子教室に通われる生徒さんによると「先生のクラスを受けると、またこの新しい月も良い毎日にしようと気が引き締まる」とのこと。自分で作った焼き菓子を手土産にしたり、教室から始まるコミュニケーションを楽しんだり、色んなものや人に出会える場所なんですね。
◉教室の予約はインスタグラムの案内を見て、baked.tokyo@gmail.com までメールにてお願いします。

私はこれ以外にもまだまだ気になる焼き菓子がいっぱいあるのです。まず大人気の「ロールケーキ」♡。スポンジ生地が主役の為、ロールケーキは焼き菓子に分類されると今回初めて知りました。そして何よりも食べてみたいのが、外はさくさく、中はしっとり、焼きたての香りもたまらない「バターミルクビスケット」。イギリス好きの皆様なら「スコーンとよく似てるわね」と思われたはず。しかし店主さんは「スコーンより断然すき！」とインスタグラムにコメントしています。そのお味、とっても気になりますよね！

さぁ〜、今すぐチェックです！「BAKEDさんのバターミルクビスケット♡」