マザーグースのお茶を♪ 仙台で愛される【Polly Put The Kettle On】

0


Polly, put the kettle on ♪ We’ll all have tea ♪

これは古くから伝承されてきた童歌「マザーグース」の一節。英国人なら慣れ親しんだ口ずさむことの出来る歌だそうです。親から子どもへ、子どもからその子どもへと、時代の流れで少しずつ変化しながら歌い継がれてきました。この「うた」の一節と同じ名前の英国ティールームが仙台にありました。
「POLLY PUT THE KETTLE ON / ポリープットザケトルオン」
この歌詞を知っている人なら、英国風のティータイムが楽しめるお店だとすぐにわかりますね ♪

最寄りのJR仙台駅からバスで15分。ティールームには3台分の駐車場があります。自転車も駐輪できます。ティーポットが描かれた看板に、道ゆく人がふらっと気軽に立ち寄れそうなティールームでした。

9月のある月曜日の午後遅く、少し小腹が空いたのでかる〜くティータイムをしたかった私。一歩入ってびっくり! あ〜! ハロウィンなんだ🎃 ティールームの出窓はハロウィン・ペインティング。東京の美大を卒業しロンドンで暮らしていた店主さんが、シーズン毎に書き換えているそうです。

またハロウィンの装飾に見え隠れするビンテージアンティークは、全て1950年代もの。欠けやさびのある雑貨類からは、その時代の色が感じられます。日頃目にすることができないビンテージを、お茶を飲みながら間近で見るのも楽しい時間です。

さて小腹が空いたとはいえもう午後遅い時間。しかし東京〜仙台やまびこ123号でやってきたのですから、お菓子ひとつでは物足りないというか勿体無い!メニューの中からリトルスイーツのアフタヌーンティーを発見♡ 紅茶ポットもついてお手頃価格の¥1300。迷わず注文しました♪

窓辺のカウンター席に座りながら待っていると、一人のご婦人がやって来ました。何やら友人との約束までの数分間をティータイムにやって来たのだとお店の男性スタッフさんと話しています。さっと出された温かい飲み物を楽しんでいるその常連のご婦人は、5分後に笑って出て行きました。入れ替わりに、これまた常連さんらしきお買い物帰りの女性がスコーンをたくさんテイクアウト。家庭的な雰囲気を味わえるティールームだと感じました。

次は私のアフタヌーンティーです ♪ ティーコージーを被ったティーポットとカップ&ソーサー、砂時計付き。どっしりとしたティーポットから注がれるイングリッシュブレックファーストの豊かな香りが、旅行者の私を癒してくれます。

ひとときタイムにぴったりな2段スタンド♡ ラブリーなお皿が気分をさらに上げてくれます。男性のスタッフさんがお菓子の説明をしてくれました。

ふわふわ生地にサンドされたハムとチーズ、そしてサーモンとクリームチーズをいただきます。

温かいプレーンスコーンは自家製ジャムとクロテッドクリーム(各プラス¥100)を添えて。英国のレシピで作ったこだわりのスコーンは大きめサイズなので一つでもとても満足感があります。

リトルスイーツ3種。
オレンジ色が大好きな私はまずこちらから。ふんわり食感のオレンジの爽やかな酸味がほどよいオレンジバターケーキ。パクッと一口でいただきました。
チョコレートも大好きな私。しっとりしたブラウニーは紅茶と交互にパクパクっと二口でいただきました。
最後はかぼちゃのハロウィンクッキー。これはポケットに忍ばせて、今夜のホテルでいただくことにします♡

ホテルのアフタヌーンティーは、予約をして小綺麗な服装で少し緊張感を持って迎えます。しかし今日は予約もなしでお店に入り、メニューで見つけたアフタヌーンティーをティーポットでさっと1時間、気軽にいただくことができました。

「 ポリープットザケトルオン」
マザーグースの童歌のように、やかんをかけお茶の時間を楽しむ仙台の英国ティールームのお話でした。

 

 

※※※※※※※※※※
【POLLY PUT THE KETTLE ON】 ポリープットザケトルオン
〒980-0801 宮城県仙台市青葉区木町通1-4-37 MHビル1階
Tel:022-702-4122
営業時間:月・火・水・金 11:00-20:00 / 土日祝 12:00-19:00
席の予約は2名様以上でアフタヌーンティセットのみ。電話かインスタグラムDMにてお願いします。
◉オンラインストア(スコーンの全国発送始めました)
公式サイト
Instagram

Share.

About Author

アバター画像

兵庫県伊丹市出身。東京都在住。主婦時々パートタイムジョブをこなす。子育て期をニューヨーク、ロンドンにて駐在生活を送る。思いつきのその日決めで行動する一匹オオカミ派。『成るように成る』をモットーに今世を生きる。水泳・ジョギング・登山・ウクレレ・映画・ライヴ鑑賞・奉仕活動と未知なる自分を今後も探求し続ける。Instagram: @n_amihey

Leave A Reply

CAPTCHA