渋谷スポーツパブは紳士のエスコート付き♪

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まだ行ったことがない日本のどこかに旅しようと、毎年女3人旅を続けています。

初回は北海道。旭山動物園や富良野を周り、スープカレーを食べてきました。第二回は四国の旅。道後温泉や足摺岬、海の幸を楽しみました。しっかり者の友人二人が全て手配してくれるおかげで、毎回私は特になにもせず、うんうん笑顔で頷いていられます。(ありがとう!)

第三回は12月出発、世界遺産白川郷ぶらり旅企画です。すぐに旅行で顔を合わす予定ですが、その前に渋谷で夜ご飯でも食べようということになりました。11月のある金曜日、翌日は皆会社も休みなのでルンルン気分「華の金曜日」です♪

18時半、渋谷のスペイン料理店に集合。まずはビールで乾杯。そしてワインを一本。近況を報告し合いながら食事も進みます。お腹もちょうどいい具合に膨れてきた頃「ねえねえ、今からもう一軒行ってみない?」と一人の友人が切り出しました。彼女の勤め先は渋谷。聞くと、時々仕事帰りにふらっと一人で渋谷のバー開拓をしているらしい。「行ってみたいお店が二つあるんだよね。一つは静かなバー、もう一つは賑やかなブリティッシュパブ。どっちがいい?」と聞かれたので、頷き役の私が珍しく「ブリティッシュパブに行ってみよう!」と即決しました。

「渋谷にブリティッシュパブなんてどこにあるの?」って歩きながら喋っていたら、あっという間に到着しました。よく見るといつも歩いている渋谷センター街の入り口、スクランブル交差点の真正面でした。「こんなところにあったんだ!」と、3人吸い込まれるように地下への細い階段を降りて行きました。

イギリスで生まれたパブの歴史を遡ってみると、本来は「パブリックハウス(public house)」の略称で、人々の集会場や社交場としての役割が大きかったのです。誰でも気軽に立ち寄り、会話やお酒や食事をして楽しく過ごす場所です。

また昔は旅人をもてなす宿屋の役割も果たしていました。「お酒を飲む場所」だけではなく、食事もデザートも大人も子供も、いつもの仲間と会うために足を運びたくなる雰囲気漂うパブは、もはやイギリス人の生活の一部となっているのです。

食事を済ませてきた我らが楽しむのは、パブの雰囲気と会話と飲み足らない少しのお酒。
ブリティッシュパブ ハブ渋谷センター街店

一歩入ればそこは若者の世界。私たちの年齢がほぼ見当たらないことに苦笑。お客さんの半分は日本人、半分は日本人以外の人。いつも渋谷の地上しか歩かないので、地下にこれだけの若者が大集合しているとは驚きました。ここは紛れもなく若者の街、渋谷。今夜は渋谷で若者に紛れてパブ体験です。

パブには注文を取りに来るウェイターさんがいません。イギリスと同様カウンターで注文するのですが、その前にテーブルの確保をしましょう。スタンディングでも楽しめますが、女3人ペチャクチャおしゃべりしたいので椅子のついたテーブル席を確保しました。

私はドラフトサイダーのハーフパイントを注文しました。ドラフトサイダーとは、イギリスでは「サイダー」、フランスでは「シードル」と呼ばれ、フルーティなりんごの香りとフルーティーさが飲みやすい人気のお酒です。注文している間も店内には続々とお客さんが入店します。

スペイン料理でお腹がいっぱいなので、スパイス風味のカリカリパスタをおともに、あらためてみんなで乾杯!

モニターにはサッカー中継が映し出され、一人で楽しんでいる人やグループで楽しんでいるもいます。またこの場所で出会った者同士が意気投合する光景も見られます。さすが、渋谷!さすが、若者たち!そんな若者パワーに目を奪われていると、いきなり私たちの視界を遮り前に立ちはだかる紳士がひとり出現!

紳士A「こんばんは。僕たち二人で来ているのですが、席ご一緒させていただいていいですか?」
いきなりの登場に驚き隠せぬ私たちでしたが、ここは「パブを楽しむ精神」で笑顔で「どうぞ」と。
テーブルについてわずが2分足らずで3人から5人へ。この急展開に半分驚き、半分可笑しすぎます!

私たちの飲み物がなくなると、さっとカウンターに行って新しいものを用意してくれる男性陣。男性陣のトーク対応は友人二人が担当します。私はいつもうんうん笑顔で頷く役なので、パブでも友人の隣でうんうん笑顔で頷き続けました。

席を立ちトイレに向かうとトイレも大渋滞。みんなお酒が入っているので浮かれ気分で一列に並んでいるのがわかります。そしてそこは英語が飛び交っていました。自分が誰なんて関係なくとりあえず皆なにかしら口々に喋っています。だから私も何かしら隣の人と喋ってみました。トイレに行くだけなのに、可笑しくて楽しい時間。そしてトイレから出てくると、一緒に座っていた席の紳士Aが待っていてくれて、カウンターで飲み物を注文し席までエスコートしてくれました。(笑)

渋谷でのブリティッシュパブ体験は驚きの連続でしたね。この賑やかさや、出会うもの同士のスピードも渋谷だからこそ経験できたのだと思います。紳士の方々には細やかに配慮していただき、お酒を飲みながら会話を楽しめました。

いつの間にか会話が始まり出会いも生まれる社交場、これぞブリティッシュパブの魅力でしょう。
ブリティッシュパブ ハブさんは全国で営業展開中です。スポーツパブ&バーとしてスポーツ放映にも力を入れています。毎日19時までハッピーアワー♪ いろんなパブの楽しみ方を発見してみてくださいね。

 

 

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【ブリティッシュパブ ハブ】BRITISH PUB HUB 渋谷センター街店
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町22-2渋谷西村總本店ビルB1F
Tel:03-5784-3282
席数:136席
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兵庫県伊丹市出身。東京都在住。主婦時々パートタイムジョブをこなす。子育て期をニューヨーク、ロンドンにて駐在生活を送る。思いつきのその日決めで行動する一匹オオカミ派。『成るように成る』をモットーに今世を生きる。水泳・ジョギング・登山・ウクレレ・映画・ライヴ鑑賞・奉仕活動と未知なる自分を今後も探求し続ける。Instagram: @n_amihey

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