天満橋でゆるり、イングリッシュティータイム「The Bottle Oven」

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大阪市内に「天満(てんま)駅」と「天満橋(てんまばし)駅」というよく似た2つの駅があります。「天満駅」はJRの駅、「天満橋駅」は大阪メトロ谷町線と京阪電鉄の駅です。名前は似ていますが、位置は意外にも離れています。大阪でタクシーに乗ると運転手さんに「天満ではなく天満橋ですね?」などと必ず確認されてしまうほど間違う人が大勢いるんですよ。

今日ご紹介するのは「天満橋駅」にあるティールーム「ボトル オーブン」さんです。
土曜日の昼下がり、ゆっくりお茶とお菓子が食べたくて、大阪メトロ谷町線 天満橋駅から徒歩10分にある「ボトル オーブン」さんにお邪魔しました。周辺はオフィスビルとマンションが立ち並び、土曜日ということもあり人通りも少なくとても静かでした。

201711月にオープンしたティールームは、13席のみの小さなお店です。カウンターにはイギリスの食器と、伝統的なレシピをアレンジした焼き菓子が並び、壁にはイギリスやティータイムにちなんだアート、ヴィンテージの食器たちが飾られ、ほどよい距離感で座るお客さんをイングリッシュ・ティータイムに誘い込んでくれます。

 

スポードやバーレイなどの食器がお出迎え

このティールームのお楽しみは、お客さんが好きなティーセットを選べること!その日の気分に合わせた食器で、お茶や食事を楽しむことができるのです。私が選んだのはコチラ♪

オリエンタルな雰囲気の生命樹と中国花

キャンディ660円

どこのブランドかわからなかったので店主さんに教えていただきました。英国陶磁器の町ストークオントレントにて、1883年創業したジョンソンブラザーズ社の「インディアンツリー」というシリーズのものです。1968年からウェッジウッドグループに入り2015年まで存在した歴史ある陶磁器ブランドです。縁部分にグリークキーと呼ばれる幾何学的なパターンが目をひきます。そしてカップに注がれたのは スリランカの紅茶 キャンディティー。深みのある水色にクセが感じられない口当たりの良い紅茶です。

お茶受けは、甘~いプディング スティッキートフィープディング
見た目は濃い茶色で地味めなプディングですが、とろ~りとかかる温かいトフィーソースが美味しさのカギ ♪
お皿にのった温かいプディングに、店主さんがトフィーソースをたっぷりかけてくれました。The

驚くほどしっとりしたプディングの食感はデーツ(なつめやし)によるもの。デーツを刻み軽く火を通してから生地に加えているのです。そこにべたべた(=スティッキー)した甘いソースが絡み合い危険すぎる味(美味しい〜)
あっ、アイスクリームを添えてくださいとオーダーするのを完全に忘れてしまっているではないか!もう残るはあと一口だけ残念( ;  ; )また次回のお楽しみにとっておくことにしましょう。
ストレートティーでじっくり味わってみました。

ティールームを一人で切り盛りされている店主さん。たった一人とはいえ、一人だからこそ、食器と英国菓子へのへのこだわりを追求したおもてなしの心を感じます。

一人静かに自分だけの時間を存分に堪能したい方にはおすすめのティールームです。
お子さんと一緒にご家族で来てみるのもいいと思います。自分が飲んでみたいお茶と英国菓子が、自分好みのティーセットで運ばれてくる。いつもはお家の人がカップに注いでくれるけれど、ここでは自分の手で注ぐことができる。気持ちを落ち着けて特別に丁寧に。子供たちにとってはとってもわくわくする経験かもしれません。

わくわく素敵なお茶の時間を楽しむことができる「ザ ボトル オーブン」さん。
天満橋駅ですよ〜!どうぞ、お間違いなく♪

 

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【The Bottle Oven】
最寄り駅:大阪メトロ 天満橋駅・谷町4丁目駅4番出口/京阪電車 天満橋駅
住所:〒540-0038 大阪市中央区内淡路町2-4-2 ノアーズアーク天満1階1B号室
電話番号:06-7161-8548
営業時間:平日 12:00~22:00 / 土日祝 12:00~21:00
※不定休の為、来店前にtwitterなどでご確認ください
URL:https://thebottleoven.com/

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兵庫県伊丹市出身。東京都在住。主婦時々パートタイムジョブをこなす。子育て期をニューヨーク、ロンドンにて駐在生活を送る。思いつきのその日決めで行動する一匹オオカミ派。『成るように成る』をモットーに今世を生きる。水泳・ジョギング・登山・ウクレレ・映画・ライヴ鑑賞・奉仕活動と未知なる自分を今後も探求し続ける。Instagram: @n_amihey

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