美味しいウェールズ【1】 大使館公式アフタヌーン・パーティーへ!

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ただいま日本橋三越本店にて「英国展パート2」9/6~9/11)が開催中! 暑さならぬ熱さで連日盛り上がっております。その関連イベントとして、駐日英国大使館で開催された、ウェルシュ・アフタヌーンティーの日本初となるプロモーションイベントセミナー&懇親会に伺いました。なんてラッキーなナミヘイ! その様子を2回に分けてレポートさせていただきます。

イベント主宰者は、ウェールズ政府さんでした。英国展のためにウェルシュケーキの生産メーカーであるタン・カステル社が西ウェールズから来日され、日本橋三越でデモンストレーション&販売をされるのですが、それに先駆けたイベントだったのです。

ご縁あってお声がけいただいたナミヘイ。言葉にならないほどの嬉しさと身が縮むほどの緊張感を持って、9/4()半蔵門にある英国大使館に行ってきました。早朝から降っていた雨も家を出る頃には止んでいました。

大使館へは、半蔵門駅から国民公園皇居外苑半蔵門園地を通り抜けることをオススメします。この地は2015年に英国大使館から日本に返還されたもので、その跡地であった歴史的背景を利用者の方に感じてもらうため、植栽、石垣、ローズポールなどを配置したイングリッシュ・ガーデンのデザインを取り入れ、現在も魅力ある空間を整備中です。敷地には2015年、ケンブリッジ公爵ウィリアム王子が植樹した桜「太白」(英名:グレートホワイト)がありました。ベンチに腰を下ろし、涼しい秋の風を感じながら英国気分に浸るには、これからの季節もってこいの場所だと思います♪

大使館のゲートオープンを前に続々と招待客が到着。ドレスコードは平服。背筋をピン!と張り、大使館内へ大きく一歩を踏み出しました。

 

真っ白な見上げるほどの大きな扉に手をかけると、壁づたいに施されたさまざまな装飾が、360度私を歓迎してくれるように見えました。天井から降り注ぐ雨上がりの日の光は気持ちよく、あたたかい色のシャンデリアとほんのり溶け合って素敵なイベントの幕開けでした。

ホールの中央には、ウェールズの自然に育まれた本日の主人公達が、私達を待ち構えています。

ウェルシュ・アフタヌーンティーイベントで提供されている、ウェルシュ・ブリュースティラーズのノンアルコールジン

ちょっとその前に、ピュアウォーターで乾いた喉を潤しましょう。ウェールズ地方中部、カンブリア山脈の美しい自然が育て上げたティナント・ウォーター。すっきりとした飲み口に気分は爽快!

ティナントとはウェールズ後で「小川のそばの小屋」。今もその小屋はファクトリーのすぐそばに佇んでいます。

 

まずは今年6/1に着任されたばかりの、ウェールズ政府日本代表 リチャード・コイズミ氏のご挨拶でイベントスタートです。

英国政府官公庁日本代表 久木智子氏 からは「ウェールズとは?」を伺いました。グレートブリテン島の南西に位置しながら、独自の言語や文化を持っているウェールズ。イギリスなのに異国?と思ってしまうほど、ヨーロッパ最古の言語の一つであるウェールズ語は私達にとっては難解です。

ウェールズはまた、ヨーロッパのどの国よりも多くの古城が存在する地域だそうです。森林や渓谷、遺跡を見渡す景観は、ウェールズ愛をくすぐります♡ なかでも地元の食材を使用した伝統菓子が自慢の「Tu Hwnt I’r Bont (ティ・フント・イル・ポント)」は、絵本の世界そのものだそう。

コンウィ川にかかる石橋は17世紀に造られたもの

自然の中に佇むホテルも見逃せません。サンデー・タイムスの究極の英国ホテル100選にも選ばれた「Llangoed Hall Hotel(スランゴイドホールホテル)」は、ローラアシュレイが開業したマナーハウス・ホテルです。現在オーナーは変わっていますがインテリアはそのまま。ウェールズの田園地帯に佇むロマンチックなホテルです。

古書の町、Hay-on-Wyeまで車で15分

英国紅茶&アフタヌーンティー研究家の藤枝理子さんからは、ウェルシュケーキとウェルシュ・ブリューのお話がありました。中央部分にしっとり感を残し、こんがり焼き目の素朴で粉の味わいが感じられる伝統菓子ウェルシュケーキ。日本と同じ軟水地域のウェールズの水に合わせてブレンドされた紅茶ウェルシュ・ブリュー。どちらもアフタヌーンティーには欠かせないですよね。

英国展パート2でウェルシュケーキの実演をされているタン・カステル社の創始者ポール氏からは、今も変わらない原材料と手作りの味を日本の皆様にお届けしたいという心のこもったメッセージがありました。

タン・カステル社ポール氏と通訳のクリフォード君

最後に駐日英国大使ジュリア・ボトム氏からは、史上初のウェルシュ・アフタヌーンティーのプロモーションイベントの実現と、スコーンだけでなくウェルシュケーキもアフタヌーンティーの主役として注目されるようになってきたこと。ウェールズの「美味しい食」が次々に日本市場に登場し、紹介されていることをとても嬉しいと笑顔で伝えられ、トークイベントは和やかに終了しました。

駐日英国大使ジュリアさん曰く、「新しいのになぜか懐かしく感じるのがウェルシュ・アフタヌーンティー」

さぁ日本橋三越英国展に、「美味しいウェールズ」が9/11(月)まで勢揃いしています! ぜひ行って、見て食べて飲んでみてください! 今回の英国展の私の推しは「美味しいウェールズ」ですよ〜〜!

次回は、いよいよパーティーで披露された「美味しいウェールズ」たち。アフタヌーン・ティーも!

 

【ウェールズ政府日本代表事務所】
URLhttps://www.wales.com/ja
Instagram@walesjapan

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兵庫県伊丹市出身。東京都在住。主婦時々パートタイムジョブをこなす。子育て期をニューヨーク、ロンドンにて駐在生活を送る。思いつきのその日決めで行動する一匹オオカミ派。『成るように成る』をモットーに今世を生きる。水泳・ジョギング・登山・ウクレレ・映画・ライヴ鑑賞・奉仕活動と未知なる自分を今後も探求し続ける。Instagram: @n_amihey

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