ヒースロー空港周辺のスポッティング場所:東風運行のスポットを楽しむ

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今回も引き続き、ヒースロー空港近辺で飛行機ウォッチングを楽しめるスポット案内である。

前回までは「西風運行/westerly operations」のスポット紹介であったが:

⑴27L 着陸時のスポット:https://www.absolute-london.co.uk/people/travel/heathrow/48658
⑵27R 着陸時&27L 離陸時スポット:https://www.absolute-london.co.uk/people/travel/heathrow/48856

今回は、一年のうちの30%の割合で使われている「東風運行/easterly operations」も一緒に含めて紹介しよう。(東風運行が使われる場合、航空機は西からバークシャー上空に着陸し、東に向かって離陸する)

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まずは北側滑走路:27R (西風運行時)から出発する大型機と09L(東風運行時)の到着機を楽しめるスポットの紹介から行ってみよう。

runway 09L/27R

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ターミナル5 出発フロア外 北方面

①ターミナル5 出発フロア外 北方面 その1

空港から飛行機を楽しむのに一番近いスポットの一つであるターミナル5の出発フロアの外にある drop off 駐車エリアに出て、右手に進むと喫煙所が見えてくる。

喫煙所をさらに進むとフェンスに囲まれ滑走路に面したコーナーが見えてくる。

 

ターミナル5 north fence

撮影となるとフェンス含めた障害物も多くベストな場所ではないが、飛行機を楽しむという目的であれば、じっくり楽しむことができる。

フェンス越しであるが滑走路への着陸風景も楽しめるのもポイントだ。

9L フェンス越しに見る着陸。

②ターミナル5 出発フロア外 北方面 その2

道路を挟んだ反対側からの方が障害物が少ないので写真を撮るのには適している。が、出発&駐車エリアをパトロールしている警官がいる時は安全の為に移動を求められる事もあるので頭に入れておこう。(道を渡る時は車にくれぐれも気を付ける事)

退役してしまったがB747-4 BOAC – レトロ塗装機

Brussels Airlines (Red Devils 塗装機)

27R 離陸の風景も数点貼っておこう。

ブレブレであるがフェンス越しからの離陸風景

 

ターミナル5出発フロア

窓越しになるので写真撮影には不向きであるが、雨降りで外に出るのが難しい時や、暑さや寒さで外に出るのが躊躇われる時、人を待っている間、出発までに時間がある時などに飛行機ウォッチングを楽しめるスポットである。

①ターミナル5出発フロア チェックインカウンターA方面にあるCaffe Nero

チェックインカウンターAの北寄りにあるCaffe Nero の窓側席から飛行機を楽しめる。

見たい飛行機を待つ間などの休憩場所としても最適なこのシート席を含め、待ち合わせやチェックイン前後の人たちでいつも賑わっているカフェである。

カフェの外を飛ぶ飛行機

 

②ターミナル5出発フロアから外に行くまでの一番北側(チェックインカウンターで言うところA方向)廊下:視界は限られているが、雨に濡れず飛行機を見ることができる。
ターミナル5地上階バス停から直ぐの広場(丁度この廊下の下辺りにある)も視界は限られるが迫力ある飛 行機を肌で感じれる場所の一つである。

 

Thistle London Heathrow Terminal 5 ホテル2階にあるレストラン&バー併設のテラス席

こちらもヒースロー近辺では有名なスポッティング場所の一つである。

太陽光の関係で写真撮影には適切な時間帯が限られるが、こちらのテラス、ホテルの中にあるので朝から夜までゆっくりと飛行機を眺めることができる素晴らしい場所も一つである。

(当然であるがここで写真を撮りたい&飛行機を眺めたい方は飲み物や食べ物をオーダーをする事を忘れずに!)

 

住所:Thistle London Heathrow Terminal 5,
Bath Road, Longford, London UB7 0EQ

▷行き方

Terminal 5から 423番のバスでHeathrow Park Thistle Hotel停留所まで 6分ほど。
Hatton Crossからも 423番バスで 17分ほど。
Terminal 2、3、4からはターミナル間の移動無料サービスLondon Underground Service & Shuttle Trains(Elizabeth Line & Heathrow Express)を利用してターミナル5に移動し、423番のバスを利用。

Heathrow Park Thistle Hotel バス停

 

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✅ 次に東風運行時9L滑走路着陸時のスポットをご紹介しよう

滑走路についてのおさらい

▶️:滑走路の運行予定は通年決められておりヒースロー空港のホームページ「Runway alternation」にて運行予定を確認できるわけだが:
https://www.heathrow.com/content/dam/heathrow/web/common/documents/company/local-community/noise/operations/runway-alternation/Runway_Alternation_Programme_2024.pdf

日中に「東風運行/easterly operations」が行われるかは予定表には載っておらず、通常なその日の朝に決定される。その為「現在の滑走路運行方向」が分かるヒースロー空港の “X”
Heathrow Runways (@HeathrowRunways) の利用をお勧めする。

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東風運行/9L着陸 人気スポット

 

Western Perimeter Rd、Wayfarer Rd、Wallis Rdの間にある小高くなっている野原

ターミナル5から徒歩6〜8分くらいの場所にある。ここへの行き方の正解は正直未だにわからないのであるが、自分はターミナル5の地上出口(=Arrival階) を出て右方向に進んで行くルートを好む。

ソフィテル・ホテルを左手に、北に向かっていくと Wallis Rd から Wayfarer Rdに進んだところに周りが生垣に囲まれた、少し小高くなっている野原が見えてくる。

「入口」というものはなく、生垣の間を登って野原に辿り着く形である。

▶️生垣の中に灌漑システムがあるので足元には気をつけて欲しい。

▶️道路を走る車にはくれぐれも気を付けること。

桜の木があるので、4月中旬であるとお花見気分も一緒に楽しむことができる。

このショットはダメダメフォーカスであるので、載せるのを躊躇したが、イメージが伝わればと思い恥を承知でご案内してみた。機種にもよるが、望遠レンズを使えば着陸時の風景も撮ることが可能である。

ターミナル5から近いため、食べ物や飲み物そしてトイレ休憩にも困らず、休日の天気の良い日は家族連れでピクニック気分で飛行機を楽しむ人も多いスポットだ。

空港を出て、ソフィテル・ホテル付近までは「ホテルに泊まっているんです」的な雰囲気で普通に歩けるが、そこから草原までの4〜5分は「何故こんなところを人が歩いているんだ?」的な疑問を持たれることは間違いないので、ついつい早足になってしまいがちだ。

そんな場所ゆえに歩行者を予想して運転している人も少ないと思うので、道路の横断時にはぜひ「こんなところだけど訳あって歩いています感」をしっかり出して、安全な行き来を心掛けたいスポットである。

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いかがであったろうか? 3回にわたって初心者にも行きやすい飛行機を楽しめるスポットを紹介させていただいた。

この他にも、ターミナル5駐車場や、ラウンドアバウト、Bath Road付近の駐車場など、ヒースロー空港周辺には数々のスポットがあるので、機会あれば皆さんもぜひ散歩がてら楽しんでいただきたい。

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リエコ・大島・バークレー。英国サリー州在住。薬草、毒草、ワイン、ゴルゴ13 をこよなく愛する飛行機オタク。海外出張が重なっていた8年ほど前に突然機内でエンジン音に恋に落ち、そこからすっかり飛行機の虜の人生となる。 本業はメディカルハーバリスト、アロマセラピスト、リフレクソロジスト。ロンドンのセラピールーム及び癌ケアセンターにてのセラピスト活動、オンライン及び日本での講座活動の他、時々イングリッシュワイン応援& 執筆活動も行う。 著書に『メディカルハーブハンドブック』(説話社)『ハーブの薬箱』(文化出発局)。フレグランスジャーナル社にて2023年まで『ゴルゴ13とハーブカード』連載。インスタグラム:ハーブ&アロマ関連 @herbalhealinguk  航空機関連 @rieko.747  ワイン関連 @winevineyard  

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