ロイヤル・ランカスター:究極の癒しを叶える絶景ホテル【前編】

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Royal Lancaster London ロイヤル・ランカスター・ロンドン

ロンドン市内でも、公園に隣接するホテルは意外と少ないものです。今日はロンドン市民の憩いの場、ハイド・パークの隣に佇むとっておきのグリーン・ホテルをご紹介。以前もこの枠で書かせていただいたのですが、今回は宿泊した実体験をもとにしたレポートなので、グッと身近に感じていただけると思います!

ホテルの名前はロイヤル・ランカスター・ロンドン

1960年代後半、もともと映画会社のオフィスビル建築を予定をしていたスペースだったところ、観光客の増加に伴い、政府の補助などもあって1967年にホテルにする計画に変更されたそうです。1994年にはタイオーナーのThe Landmark グループ傘下となり、2017年に築50周年を祝して大改装を行い現在に至っています。

ここは日本や欧州からの出張者や来客に一番人気。その理由ははっきりしています。

1. まずはロケーション。

中心部からほど近いランカスター・ゲート駅を降りると、その真上がホテル。ヒースロー空港へ直通のパディントン駅まで、徒歩圏内! そのアクセスの良さはビジネスだけでなく、レジャーにも最適なのです。

この地域でひときわ目立つ19階建て。2017年の館内大改装後モダンに

2. このホテルの宝でもある、フレンドリーなスタッフの皆さん。その素晴らしいサービス

エントランスを入ると天井の高い広々としたホールに出迎えられ、めいっぱいの開放感。整えられた美しいロビーにも癒され、ホテルステイへの期待が高まります。

広々としたロビーとレセプションエリア

3. そして、声を大にしてお伝えしたいのが、ロンドンのパノラマを楽しめる絶景宿であること!  

緑のパーク・ビューだけでなく、シティ・ビューも最高。ロンドンは歴史的景観を大切にする街で、建築規制も厳しいことから高層建築物がとても少ないため、19階建てのこちらのホテルからの眺めは格別なのです。

上階のお部屋をチラ見せ。圧倒的な景色!こちらは18階の客室からの眺めです

都心にいながらも、緑に囲まれた環境だと本当に癒されますね

17階客室からの眺めをご覧ください。パーク・ビューのお部屋。

美しいハイド・パークの、イタリアン・ガーデンに面したパノラマ。ずっとずっと眺めていたくなる絶景です。(映画「ブリジット ジョーンズの日記 」で、コリン・ファースとヒュー・グラントが噴水の中で取っ組み合いの喧嘩をするシーンで有名なスポットです!)

ここを定宿にしている方は、このパーク・ビューのお部屋を取られる方が多いそうです。春は新緑、秋は紅葉。そして冬はハイド・パークで毎冬開催される煌びやかな遊園地「ウィンター・ワンダーランド」の輝きを楽しめます。そして大晦日から新年にかけてステイすれば、花火もお部屋から見られるそうです! 自然の移り変わりや季節の風物詩を楽しめるロケーションであるということですね。リピーターが多いのもうなづけます。

また別の角度からは、ロンドン・アイ、シャードといったロンドンらしいアイコン建築、英国らしい歴史ある建築物とのコントラストが美しいパノラマを見ることができ、きっと感動するでしょう。朝、夕暮れ時、夜。刻々と変わる景色は見ていて飽きることがありません。

さて、気になるのが客室の仕様ですよね。ご紹介の前編となる今回は、ざっと特徴をご説明します。

ロイヤル・ランカスター・ホテルの客室数は、411。モダンなデザインが特徴で、機能性も抜群。一番の人気カテゴリーは15〜17階(18階にも3室あり)にあるエクゼクティブ・ルームです。眺めがよいのはもちろん、31M2と広々としたサイズ感がロングスティ、ファミリーにも最適。

一番人気のエクゼクティブ・ルームの一例。ナチュラルカラーが基調で、スタイリッシュながらもくつろげる雰囲気。

私がステイしたお部屋もエクゼクティブ・ルームでした♡

窓が大きく、開放感があります。ロンドンの街並みを望む絶景! ワーキングデスクも窓に向けられているので、景色を独り占めした気分になりました。

いつまでも眺めていたいこの景色

高いところから景色を眺めると視野が広がって、気分転換に効果があるといいますが、緑豊かなこの眺望に、癒しのエネルギーを十分にもらえました。

客室の快適さは、使い勝手の良さと目覚めた時に得られる満足感で判断できると、私は思っています。

今回のステイでは、視察するだけではわからなかったマットレスの素晴らしさを堪能できたことも、大きな気づきでした。丁度良い硬さで、ぐっすりとした眠りに導いてくれたのです。

くつろぎの時間をさらに豊かにしてくれるアメニティーや設備も、整っています。

バススキンケアは英国内で人気の高いブランドWhite Company 。
詰め替え可能な容器入りで、環境に配慮しているグリーンホテルならでは

肌触り抜群バスローブとふかふかタオル。ホテルステイならではの気持ちよさですよね。

バスタブ付きのお部屋とシャワーのみの部屋があるので、予約時に必要に応じてリクエストしてくださいね。

そして何と、ロイヤル・ランカスター・ホテルは日本人宿泊客への特別サービスがあります!

宿泊客が日本人だとわかった時点で、お部屋にはスリッパと緑茶ティーバッグを用意しておいてくださるそうです(緑茶の備え付けはデフォルトではないのです〜。また通常スリッパはお願いすると持ってきてくださるとか)。きめ細かい配慮に感動〜。さすが日本人営業の方が活躍なさっているホテルです。有難い!

そして、客室のインテリアや館内のカーペットやランプ、至るところに蜂をイメージさせるデザインがあるのに気付きます。蜂は環境とサステナビリティを意識したホテルモチーフとなっていて、敷地内には養蜂施設があり、朝食時にとれたてのはちみつをいただけるという贅沢を味わえます!

ロゴになっている蜂のアイコン、蜂の巣デザインに注目!

朝食の話題が出たところで、ホテル朝食もご紹介してしまいましょう。なんといってもホテルステイの楽しみのひとつですから。

ホテルの朝食は、こちらのPark Restaurantでいただきます。

朝食会場は、ハイド・パークが目の前!

窓を大きくとった眺めのいい快適空間。ヘルシー志向で豊富なオプションを揃えた食は宿泊者以外も利用できるのが嬉しい。

窓際に座り、公園やロンドンらしい建物を目の前にゆったりと寛ぎならがら美味しい朝食をいただくというのはとびっきりの贅沢〜。

こちらが窓際特等席!せわしない日常の中で求めていた朝の時間がここにありました

敷地内でとれたてのはちみつをぜひお試しくださいね

Park Restaurantでの朝食フル体験については、編集長のレポートを是非是非ご覧ください。

ホテル紹介前編の最後は、数か月前にオープンして大好評を得ているスパ施設「ROYAL NUAD THAI 」をご紹介して締めくくりましょう。ホテルステイを快適なものにする仕掛けは、客室や食事にとどまりません。

廊下を歩くと、何とも言えない落ち着くいい香りが漂っていました

ここは最高級のタイ・マッサージを受けられる場所。まるでタイを訪れたかのような別世界がひろがります。

ホテルのオーナーがタイ人ということで、本格的なタイリゾート空間を見事に作り上げています

熟練の技を持つタイ人マッサージ師によるマッサージは、まずは丁寧な足湯によるお清めから始まります。この空間は、ただそこにいるだけで癒されます・・・。

足のお清めから始まるトリートメント。身体の芯からリラックスし、心身を満たしてくれます

トリートメントが終了すると、身体に染みとおるレモングラス・ティー、デトックスウォーターをいただき、休憩室でリラックス。ゆったりとした癒しの境地へと導いてくれます。まさに異次元。宿泊者以外も利用可能なので、機会があればたおやかに流れる時間にゆったりと身ゆだねてみたいものです。

もちろん滞在時のウェルビーイングをサポートするために、ゲストが24時間利用できるジムも開設しています。

最新設備整ってます

次回は、様々なカテゴリーの客室に潜入し、ご紹介していきます。またロンドン・トップクラスを誇る本格タイ料理レストランでの心躍る食体験も。乞うご期待!

【お得なお知らせ】
Friends of Royal Lancaster Londonのメンバー(年会費なし)にサインアップすると、ホテルサイトを通して予約した場合、宿泊費がBest Flexile Rate の15 %割引き、ホテル内飲食施設での飲食、Royal Nuad Thai でのマッサージ 10 % 割引きになるほか、朝食を付けたり、お部屋のアップグレードをしたり、ペット宿泊の追加料金がなくなったりと、特典が満載です!お見逃しなく~

【ホテル周辺のおすすめスポット】

  • ハイド・パーク:ホテル目前に位置するロンドン市民に愛される美しい公園。広大な敷地では季節ごとに美しい草花、木々が楽しめます
  • ケンジントン・ガーデン:ハイド・パーク隣接で、ウィリアム王子一家の邸宅であるケンジントン宮殿や、故ダイアナ妃を記念して造られた子供のワンダーランドであるロンドン屈指の人気を誇るプレイグランドDiana Memorial Playground(無料)も園内にあります。
  • オックスフォード・ストリート:ロンドン屈指のショッピング・ストリート。デパートSelfridges やJohn Lewisなどもあり、買い物に便利。
  • ノッティングヒル・エリア:映画『ノッティングヒルの恋人』で世界的に有名になったエリア。お洒落なショップやカフェ、レストランが軒を並べています。毎週土曜日にはアンティーク中心の市場「ポートベロー・マーケット」が開かれ賑わいます。
  • Royal China Queensway:高級中華レストランですが、ランチ時間限定のお得な料金でいただける飲茶が絶品。ランチは予約不可なので、行列必至ですが、行く価値あり!私のロンドンでのお気に入りスポットの一つです
  • Tukdin: ロンドン在住のマレーシア人が通うカジュアルなマレーシア料理。編集長のレポートはこちら
ホテル名 Royal Lancaster London
住所 Lancaster Terrace, London, W2 2TY
最寄り地下鉄駅 Lancaster Gate(Central line)
ホームページ https://www.royallancaster.com
予約電話番号 +44 (0) 20 7551 6000
予約メールアドレス Book@royallancaster.com
部屋数 411
宿泊費 Classic room (20 M2)  289GBP 〜(VAT20% 込み)

朝食追加代金29 GBP

お得なキャンペーン Friends of Royal Lancaster Londonのメンバー(年会費なし)になるBest Flexile Rate の15 %割引き、Nipa Thai, Park Restaurant, Barでの飲食 , Royal Nuad Thai でのマッサージ 10 % 割引き、朝食付き、お部屋のアップグレード、ペット宿泊追加料金なしなどの特典が満載
喫煙室 なし
車椅子対応客室 Executive room に有り。4部屋
チェックイン時間 15:00
チェックアウト時間 12:00
Wi-Fi 全館にて利用可。利用代金宿泊に含まれる
日本語スタッフ
ホテル施設 Nipa Thai, Hyde Café, Park Lounge Bar, Park Restaurant, Tony Page at Island Grill, Lobby Bar, Royal Nuad Thai (マッサージ)、 ジム 、大中小会議室、バーチャル&ハイブリッドイベント用スタジオ

 

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About Author

東京都出身の旅するOL。在ロンドン18年。 日本とロンドンの旅行会社で10年以上にわたり、ヨーロッパツアーの企画や、海外ツアーコンダクターの業務に携わる。現在はプライベートの旅行や仕事上で、快適で思い出に残るホテルとの出会いに喜びを感じる日々を送っている。Instagram で、miyuki.london 名でロンドン生活の様子を投稿始めました!https://www.instagram.com/miyuki.london/

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