きた! イギリスの温泉地! ローマ風呂バース

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ごきげんよう! 近頃はイギリスの天気が快晴にして快調なのである!

さて、前回のアーサー王伝説の地から向かうのはバース / Bathなのだ。我輩もかの地についての事前知識は多少あり、観光することに胸が弾んでいたのであるが、いつものように自転車で目的地に着くというところで、我輩の前に問題が立ちはだかった。出口も見えない、とても暗いトンネルが現れたのだ。

このトンネルには光が本当に少なく、目を凝らさないと見えないほど暗い道なのだ。しかし他の道を調べても大迂回しなければならず、我輩にはその体力は無かったので恐れつつも進むことに決めたのである。入ってみると驚くほど涼しく、また暗かった。暗闇の中に自転車のチェーンの音だけが響き渡っている…。そんな感じなのだ。すると唐突にトンネルの奥の方から何やら騒々しいようなたくさんの物音がどんどん我輩の方に近づいてきたのである!

本当に暗いのである…

「ついに心霊体験をするのであるな…」と怖がっていた我輩であるが、数メートルまで音が近づいてきたので体を戦闘態勢にして待ち構えておると、物影が目の前まで来て急に「Hello!」と挨拶をしてきたのである。それに続いて後ろから続々と挨拶の嵐が我輩に降り注いできた。うむ、どうやらここでマラソンが開催されたようなのである。(こんなに暗いトンネルで)

挨拶を返しながら、10分くらいかけてトンネルを通り抜けることに成功した。その後すぐにバースの街を眺められる場所にまで来ることができたのである!

ここはバースが一望出来る高所である!最高なのだ。

バース修道院を望む場所で、我輩の自転車とパシャり

街に入った時にすぐに気づいたのである! イギリスの普通の街とは違う雰囲気をした街並み! それもそのはずなのだ。バースは昔ローマに支配されていた時代があり、その文化を今も受け継いでいる。街の建物は地元のバース・ストーンと呼ばれる黄土色の石から作られたもので、18世紀のジョージ王朝時代のものが多い。街の中心地に着くととても賑やかでみなが楽しそうなのだ。まるで古代ローマに来たみたいなのである(※ローマに行ったことありません)。

古代の様な雰囲気が漂っているであろう?

カモメが黄昏ていたり〜

まず初めに向かったのは、なんといってもローマ浴場跡。ここに来なければ意味がないとも言えるほど歴史が詰まっておる場所なのだ。実際に当時使われていたローマ式風呂の仕組みや歴史を日本語のオーディオ・ガイドで楽しむ事ができる。我輩もおおよそ理解する事ができ大満足したのである。最後の出口付近に実際に温泉水を飲める場所があり我輩も試しに飲んでみる事にしたのであるが・・・美味ではなかったのだ! ガハハ! 隣の外人も「面白い味ね・・・ははは」と言い残しすぐに出口に向かって行った、そんな味である。興味ある者は試してみるとよいぞ。

ここがローマ浴場跡!

この辺りで小腹が空いたので、事前に耳にしていたバースで最も古い建物「サリー・ランズ」のバンを食しに向かう事にするのだ。ここは世界中から人が集まるほどの人気があり、地下には小さな博物館とお土産屋があり、1〜3階がレストランになっている。昔から変わらぬ古い内装をしており、店員はオシャレな服装。どうやら雰囲気を大事にしているようであるな。

サリー・ランズの店構えはこんな感じなのだ。

これが待望のバン(Bun)!

我輩はメニューからお目当ての名物バンに、イチゴジャム、クロテッド・クリーム+色々な種類から選べるティーのセットを選んだのだ。7分ほどすると我輩の元についにバンが届いたのである! 実際に目の前に置かれるとボリューム満点なのだ! そして食感もふわふわで柔らかく至福の時なのである! また乾いた喉にティーが効くのだ。一瞬で平らげてしまい、追加したかったのであるが名残惜しくも日が落ちる前に世界遺産ロイヤル・クレセント / The Royal Crescentに向かう事にしたのである。

ロイヤル・クレセントを探している途中でも魅力的な建物、パルトニー橋、サーカスと言われる建築物など様々な面白い場所があるので探検していて飽きないのだ!

パルトニー橋は普段見られないような面白い橋なのだ。

サーカスの建物の曲がりが尋常ではないのである。

使われなくなった電話ボックスに薔薇が植えられたアート。前のカップルが情熱的に見える!

そうこうしているうちに壮麗なロイヤル・クレセントが突然現れたのだ。このバロンが唖然とするほどの美しさであり、まさにエレガントという形容詞がふさわしい場所。ここに住めたらな?と思ったが家賃が気になるところではある・・・(どうやら1ヶ月約 £1300=約17万円と思ったより安いのだが、でも高いのだな)

ロイヤル・クレセント。このベンチに座れば最高なのである!

バースには我輩を誘惑してくる物が沢山あり、とても満足したのである。少々長くなってしまったが、みながイギリス旅行に来た際はロンドンだけでなく、是非この地バースも訪れることを強くお勧めするのである。

次の地はブリストル / Bristolという街なのであるが、その前にバースに来る前に立ち寄ったストーンヘンジ / Stonehengeについて述べようと思うのだ。みなも良い休日を過ごすのであるぞ! ではまた!

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About Author

バロン颯太

兵庫県神戸市出身。子供の頃に母から「占い師曰くあんたの前世はイギリス人のバロン(男爵)らしいよ」と言われ、バロンだった“我が輩の故郷” を探し出すためにいつかイギリスに行くことを決意。大学で建築を学び、卒業後にワーホリVISAを取得。2018年9月にイギリス上陸!自転車でイギリス全土を周る旅を敢行した。現在は旅中で感染したライム病と闘病しつつ、英語を学ぶためロンドンに滞在中。性格はのんびり屋だけど新しいこと好き。まさに至高と思えるほどの食事好きで、旅中は予算内でたまに美味しい物を食べることが楽しみの一部であったほど。Illustration by なぽりん

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