大都会のオアシスで釣りをしよう

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cafevisit


引っ越先からは、ちょっと遠くなったけれど
そして中々上達しないゴルフレッスンだけど

「諦めないで、続けましょう」

と先生に言われ、引き続き東陽町にある練習場に通っている

今日のスポットは、その練習後の一休みcafé

ここは、大通りに面しているのだけれど
ちょっと奥まっていてるからか、中に入るととても落ち着く
私はこのcaféを東陽町のオアシスと呼んでいる

静かな店内では2人の女性スタッフが、楽しそうにカウンターの向こう側で
コーヒーを煎れ、お料理を手早く作っている

彼女たちの後ろにある大きな黄金色のエスプレッソマシンに驚いたけれど
このマシンで、クリーミーな味わい深い美味しいラテを作ってくれました

ドアを開けて一歩踏み込めば、そこは静謐な別世界
都会のオアシスなのでございます

th_東陽町

都会のオアシスといえば、やっぱり何と言ってもロンドンの公園だ

ロンドンには、驚くような都会のオアシスが沢山ある

有名なハイドパークやリージェントパーク
グリーンパークセントジェームズパーク、ホランドパーク
プリムローズヒル、ハムステッドヒース、東のハイドパークと呼ばれるヴィクトリアパーク
この他に 小さな公園、近辺住人のためのスクエアーや
外からは見えない裏に広がる個人邸ガーデンまで

大都会だけど、まるで田舎にでもいるように感じられる
都会のオアシスが、ロンドンには数え切れない程ある

「東京にも、このぐらい公園があればよかったのに…」

と、思っていたら
東京の中の気がつかなかったオアシスを最近幾つか見つけました

1つは、母が今入院している王子の病院の近くを流れている川沿いのお散歩道
お見舞いに行ったついでに、気が向いてちょっと行ってみたのだけれど
とても素敵で驚いた!
スコットランドの古都エジンバラの街中を流れている小川沿いのお散歩道に
似ているような…
「こんな所があるのね~」と何度も呟いてしまいました

もう1つは、先月突然引っ越しを決め、早速三軒の物件を見せてもらった時の事

案内してくれた不動産屋さんが部屋を見た後に
「屋上にガーデンがあるので是非見てください」
というので、上に上がった、そして驚いた!

ルーフトップなのに、樹は大きく育ち、しっかりと枝葉を広げ
屋上とは思えない、素晴らしいガーデンがそこにはあったのです

気持ち良く吹くそよ風を束の間楽しんだけれど
「でもわざわざこの屋上使わないでしょう…」

というのが、私たち家族の意見の一致で、ここには決めなかったけれど
下からは見えない所に、あんな風に都会のオアシスがある事を知って
私はちょっと、嬉しくなりました

結局1番最初に見せてもらった物件に決めたのだけれど

お部屋の目の前は、サントリーホールの屋上を利用した緑の公園で
バードサンクチュアリーなのだそう
こちらは、大都会の鳥のオアシスだったのです

まだまだ東京にも、沢山の オアシスが
見えない所に隠れているのでしょう…

さてもう1つ、オアシスと言えば思い出すのは
私のお気に入りの一枚の絵

それは、砂漠の中にある小さな池の辺り、椰子の木の下で
レイジーメイドが呑気に釣りをしているもので
絵の中のレイジーメイドは、とても幸せそうにしています

キャラクターの絵を描いていると、描いた絵の中で
キャラクターが喜んでいるか、文句を言っているか判る
それは、キャラクターにピッタリの環境の中に入れてあげると喜ぶし
その反対になった時、嘘みたいだけど
彼等からちょっと嫌そうな視線をを感じるのだ

キャラクターの絵を描くと、そんな事もあるから面白い
何でもない絵を描いても、その中にキャラクターを投入するだけで
その絵に動きが出てきてストーリーが見えてくるから不思議

これって、子供を育てる時も同じかもしれない
その子供にとって、合っている環境を見つければ
その子供は、イキイキとして楽しく育っていくのだと思う

その子供に適した環境、と言うかその子供が大好きなことを
見つけてあげて、その才能を伸ばしてあげるように
そこに親が子育てエネルギーを注ぐ、それができたら

オアシスで呑気に釣りをしている、レイジーメイドが私に
微笑むように、その子は、サポートしてくれた親に
ずっと感謝の気持ちを持ち続けるのじゃないかな

キャラクターが独り立ちして、私にお話を話してくれるようになるには
それまで、ジックリと向き合って、何百回もその絵を描き続けるのがミソ
そうすると、キャラクターの気持ちがわかってくる
そして、キャラクターも、私の事がわかってくる
となった時、私の頭の中からキャラクターは出て行き
そして色々な、よもやま話を語ってくれるようになる

子育ても同じで、子供にジックリと向かい合って
何百回何千回も、ご飯作ってお風呂に入れて
褒めたり叱ったりしながら愛情かけて育てていくと
きっと、独立した時に、その子は
面白いお話を沢山聴かせてくれるようになる…

あらあら…今回はまた大都会のオアシスから始まって
子育てのお話に急カーブしてしまいましたが

全然関係ないと思っていたこの2つが
レイジーメイドを通して繋がったのでした

人生ってやっぱり全てが繋がっているってことなのね…

なんて、勝手に思いながら、ゴルフクラブを担いで
私は東陽町のオアシスから出て、大都会の喧騒の中へ戻りました

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【きょうのヒント】
ズバリ東陽町の大通り沿い
隠れ家のような、見っけモン~~!!!のカフェでありました

【前回のこたえ】
友安製作所 Cafe
東京都台東区浅草橋 1-7-2 岩崎ビル 1F

 

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About Author

島田カオル

東京生まれ、ロンドン在住の絵本作家。高校卒業してすぐに渡米。その後、パリ、南仏に暮らし、ロンドンへ。ロンドンでセシルコリン氏に師事、絵や陶芸などを学ぶ。1984年からイギリス人の夫と2人の子供と暮らしながら東京で20年以上イラストレーターとして活躍、その間、「レイジーメイドの不思議な世界」(中経出版)の他、「ある日」「ダダ」「パパのたんじょうび」(架空社)といった絵本を出版。再渡英後はエジンバラに在住後、ロンドンへ。本の表紙、ジャムのラベル、広告、お店の看板絵なども手がけている。現在はロンドンのアトリエに籠って静かに絵を描いたりお話を創る毎日。生み出した代表的なキャラに、レイジーメード、ダイルクロコダイル氏などがいる。あぶそる〜とロンドンにはロンドンのカフェ・イラスト・シリーズを連載。好きなものはお茶、散歩、空想、友達とのお喋り、読書、ワイン、料理、インテリア、自転車、スコーン、海・樹を見ること、旅行、石(特にハート型)、飛行場etc etc...

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