自分の身体は自分が治す

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先日、火傷をしてしまった。
ケトルから勢いよく出る湯気に、手の甲が当たってしまったのだ。
すぐに流水で手の甲を冷やしたけれど、水から手を出すと
痛い!痛い!どうしようもなく、耐え難く痛い!
日本から持ってきている小さくて便利な保冷剤を
布で包いて患部にあてたのだけれど、保冷剤が硬くて冷たすぎて
うまく使うことが出来なかった。
しかたなく再び流水で手を冷やし続けたのだけれど

少しでも、水から手を出すと痛くて痛くて…
あぁぁぁ~、痛い!何も出来ない…

やらなければいけないことが、沢山あるのに!

手は痛くて頭は焦る

その時にふっと思い出したこと
それは、身体は私がコントロールする!

私がいつも自分に向けて言っていること。
(こういうこと、すぐに忘れてしまいます)

こんなに痛いものも、コントロール出来るかのかしら???
と思いながら、先ずは大きく深呼吸、ズキズキする手を上げて
心の中で思い描くことは

治った日のこと、かさぶたが出来て、あんなに痛かったのに
痒くなる、そんな日のこと。

そんなこと、今は想像できない!という
痛さを感じながらも、どうにか【痒くなった】ことを心の中で思い描き続ける
すると、なんとなくだけど、少しづつ耐えられない痛みだったのが
耐えられる痛みに変わってきたような氣がしてきて…

まあ!コントロール出来たじゃない!

そんな風に氣持ちを前向きにして、続けていると、痛みが和らいできた。
こんなイメージコントロールをしなくても、もしかしたら
丁度一番痛みを感じる時期を通り越しただけなのかもしれないけれど
そういう思いは、自分の頭を騙すじゃまになるので、素直に
「痛みのコントロールに成功した!」
そう思ってその夜は眠った。

あれから約1週間が経ち、あんなに痛かったのに患部に想像していた通り
かさぶたが出来て、痒くなって、焼けてしまった古い皮膚が剥がれ落ち
その下から新しい綺麗な皮膚が現れた。

これこそ、自分の力で治したってこと!素晴らしい私の身体!

そんな体験をした数日後、散歩の途中で、私の弱点の一つの左足を
少し挫いたような違和感を感じた。
そして、その夕方、床に座って雑誌の片付けをしていると
なんとなく足が痛くなり始め、その痛みはだんだんと強くなり
とうとう左足は、つま先を床につける事も出来なくなる程
痛くなってしまった。

左足を床にちょっとでもつけると激痛がはしるので
ピョンピョンと右足で飛びながら、部屋を移動することになってしまった。

どうしましょう!2日後にはエジンバラへ行かなければならないのに。

とにかく明日は病院に行かないと…
それとも、こういう場合は鍼治療?カイロプラティックとか?
でも、どうやってクリニックまで行けば良いのだろう…

そう思いながら、その夜私はそっとベッドに入って枕をふくらはぎの下に入れ
足先がベッドにつかないように、なんとか痛みを回避するカタチを作って
横になった。でも寝返りする度に、驚くほどの痛みが走る。

どうしよう、どうしよう…と、思いながら
又、思い出したあの言葉

自分の身体は自分が治す

そう、あんなに急に痛くなったのだから、
多分工夫したら治りも速いかもしれない。

そう思い、そう信じて、私はベッドの上で左足を触ってみた。
すると、ちょっとでも触れると痛い患部から少し上、丁度足首の
中央部分辺りを優しくマッサージすると
痛氣持ち良いと感じる箇所があることに氣がついたのです。

寝ながら、その部分をマッサージし手が疲れると
右足で、そのポイントを押すようにマッサージを続け朝の五時ごろまで
そんなことをウトウトしながらもしていたようで、
目が覚めた時は、10時を過ぎていた。

恐る恐る、起きて足を床につけてみると、
あらまあ!左足も床につける事ができました!
恐る恐る立ち上がると、
あらまあ!左足もちゃんと床につけ、立つことが事ができました!
そして、ゆっくりと歩いてみた。
あら~まあ~!!!左足でも歩けました!

これには、私もびっくりです
本当に、自分の力で、私の身体を治す事ができたのです。

あんなに痛かったのに、本当に信じられない思いでした。

火傷の痛みが消えたのは、多分水や保冷剤で冷やす事で
消えていったのか?とも、思っていたのだけれど
今回の足の痛みを治したことに関しては、
「え?!私に、本当に、そういう力が出てきたの???!!?」
と、ちょっとどころでなく、驚いてしまいました。

私は、生まれた頃から、病弱で
「国立第一病院が隣にあったからあなたは生き延びることが出来たのよ」
と母にいつも聞かされて育ちました。
そして中学3年生の頃までは小児喘息で苦しみました。

その後は、元氣になったのですが、それでも、その病歴と母の言葉で
「私の体は丈夫ではない」と心の中で思い、いつ何が起こるかと心配し、
病院とお医者様の力を100%信じていたのです。
どこかが少しでも痛かったり変だと感じると、すぐに病院へ駆け込んでしまう習慣は
20代になっても持ち続けていました。

そして、もちろん欠かさずしていた毎年1回の健康診断。
実は、そこであるお医者様から告げられた言葉が私の頭に
突き刺さりました。

「石灰ですね、石灰は2種類あります。がんになりやすいものとなりにくいものです。
あなたのはがんになりやすいタイプなので、必ず毎年乳がん検査をするように」

小さな頃から、お医者様を信じてきた私ですから
そんな事をお医者様に言われてしまったら、当然心と頭の奥にその言葉はガツンと
植えつけられてしまいます。

そして、そう注意されてから数年後、ロンドンの定期検査を受けた時
乳がんが見つかりました。そして、その時に私が思ったことは…

「あぁ、ついに、なったか~、やっぱりあのお医者様のおっしゃった通りだ」

そんな風に思って、私はアッサリと納得してしまったのです。

あれから、8年、新しい考え方、意識の変え方が少しづつ
出来るようになってきたと、思っています。

乳がんになったのは、私が心の底から信頼していたお医者様から
告げられた言葉を信じていたからです。

「やっぱり!思っていた通り!」

私の頭が身体に命令して、乳がんを作ったのだと思います。

【思考が現実化する】

この言葉を、知ってから何十年も経っていたけれど
本当に、乳がん騒動は、そういう事だったのじゃないか、と
私は思っています。

考え方や言霊がいかに大事な事か… 良くも悪くも!

願っていた通り、夢がほとんど現実化している私の人生と
病気になりやすい私の身体!
両方とも、私の思考が現実化させているのだと思います。

今は、身体を悪くしてからお医者様にかかるのではなく
普段から身体と頭と心を美しくバランスよく統一させようと思い、
色々なことを試しています。

そして、やっと、身体と頭と心を一体化させるための方法を見つけました。

それは、簡単なことでした。つまり
今のこの瞬間に感謝しながら
流れるように、楽しく生きること。

なんといっても、【楽しい!】が私のテーマです。
この軸がブレないようにすること、そして今のこの瞬間に感謝する、
これがパーフェクトバランスで、精神身体ともに元氣になるこつ!だったのです。

毎瞬毎日毎週毎月毎年、ウキウキした氣分を積み重ねて暮らしていく。
死ぬまでの期限限定人生を、私はなんて楽しいのだろう…と、
常に感じながら進み、明日のことを考える前に、今のこの瞬間を大事にする。

未来のことばかり、考える癖のついている私は、今のこの瞬間にフォーカスして生活する
こんな簡単なことを直ぐに忘れてしまうし、難しいと感じてしまいます。
そう、ただ慣れないことを難しいと考えてしまう、そんな 癖もついているのだと思います。

本当に大事なことは、実はとてもシンプルでとても簡単なことなのかもしれません。
地球上にある全ての問題も、実はとてもシンプルに解決することなのかもしれません。
最近、色々なことに対して、そんな風に感じるようになりました。
今のこの瞬間を大事にすること、そして難しく考えないこと。これを忘れないように!

なんだか、とても簡単!
とても楽しくなってきちゃいました!

ね、あなたもそう思わない?

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【きょうのヒント】
と、書いたにもかかわらず…
そんな感覚を忘れっぱなしだったような、大変な事満載の9月でした。
ロンドンのフラットを明け渡す事になりその準備で大わらわ、
でも、先日その引っ越しと一緒に大変なことも全部が無事終わり
今は先日まで暮らしていた建物が目の前に見える、
新しく出来たあるホテルに滞在しています。
1階のカフェは明るく、静かで氣持ちよく、コーヒーを飲みながら、
引っ越し準備で中々書けなかった原稿も一気に書き上げる事ができました!
このカフェ、仕事を持ってきて作業するのにお薦め。
隣にある小さめのラウンジにはバーがあるので、
一杯飲んでちょっと一息、なんていうのも良いかもしれません。

今回は、そんな出来たばかりのホテルのカフェです。
ヒントは、Canary Wharf。DLR-South Quay駅から徒歩3分。駅の南側
新しいマンションの一角に入っています。

【前回のこたえ】
北極圏のカフェについては、現地ガイドさんに連れてってもらってね!

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About Author

島田カオル

東京生まれ、ロンドン在住の絵本作家。高校卒業してすぐに渡米。その後、パリ、南仏に暮らし、ロンドンへ。ロンドンでセシルコリン氏に師事、絵や陶芸などを学ぶ。1984年からイギリス人の夫と2人の子供と暮らしながら東京で20年以上イラストレーターとして活躍、その間、「レイジーメイドの不思議な世界」(中経出版)の他、「ある日」「ダダ」「パパのたんじょうび」(架空社)といった絵本を出版。再渡英後はエジンバラに在住後、ロンドンへ。本の表紙、ジャムのラベル、広告、お店の看板絵なども手がけている。現在はロンドンのアトリエに籠って静かに絵を描いたりお話を創る毎日。生み出した代表的なキャラに、レイジーメード、ダイルクロコダイル氏などがいる。あぶそる〜とロンドンにはロンドンのカフェ・イラスト・シリーズを連載。好きなものはお茶、散歩、空想、友達とのお喋り、読書、ワイン、料理、インテリア、自転車、スコーン、海・樹を見ること、旅行、石(特にハート型)、飛行場etc etc...

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