アルバートポリスで立ち寄りたいカントリー気分のパティオ席

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Brompton Food Market   ブロンプトン・フード・マーケット

サウス・ケンジントン駅の北側に広がるエリアはヴィクトリア&アルバート博物館や自然史博物館、インペリアル大学が隣り合わせの壮麗なヴィクトリアン・エリア。ヴィクトリア女王の夫であるアルバート公が構想した壮大な文教地区「アルバートポリス」としても知られ、家族連れや旅行者にはとくに大人気です^^

ミュージアムへと続く Exhibition Road 添いにはバラエティに富んだアルフレスコ・ダイニングが両脇を固めていますが、隠れ家的なパティオ席を楽しめるとっておきのカフェがこちら、ブロンプトン・フード・マーケットです!

もともとクラフト食品マーケットをイメージして創業された当店。2014年の創業当初はロンドン一の食市場、バラ・マーケットに出入りしていたシェフでフード・ライターのルーク・マッケイさんが共同オーナーであることから、生鮮食品をたくさん扱う小売マーケットのような趣でした。それが現在は壁一面を覆い尽くしているのは英国内やヨーロッパ各国から集められた上質な保存食品たち。生き抜いていくためには商品変更も必要ですよね^^

このお店はウナギの寝床のように奥に長〜いのですが、一番奥にはカントリーシックなパティオ席が!

奥のテント席は、コロナ期用に作られたものですが、今後も残るといいですね^^

庭の端っこには居心地抜群の小さなテント席もあり、話を聞かれたくないビジネス・ミーティングにもピッタリ。小さな暖房装置もあるので、この時期に座っていても寒さを撃退してくれます。

朝食やランチのメニューはまさに現代人が望む通りのトレンドを反映したものばかりでお見事。オーストラリア風のバランス・ブランチやフレンチ・トースト、ドレッシングが美味しい日替わりサラダ、フリッタータなどがおすすめ。アルコール類もありますので昼下がりにはぜひ♪ (ブレックファストにはブラッディ・メアリーを!)

Exhibition Roadの賑わいが嘘のようなブロンプトン・フード・マーケットのパティオ席は、今のところサウス・ケンジントンでもトップクラスの隠れ家です。今度界隈に来られることがあれば、ぜひ訪れてみてくださいね。

動画でもご紹介しているので、こちらからどうぞ♪

33 Thurloe Place, London SW7 2HQ

店名Brompton Food Market
最寄り駅South Kensington
住所33 Thurloe Place, London SW7 2HQ
電話番号020 7584 4491
営業時間月〜金 9:00 – 17:00 土・日 10:00 – 17:00
URLhttps://www.bromptonfoodmarket.com
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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