アイリッシュな豆とオージー魂がロンドンで合体

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The Borough Barista, Marylebone バラ・バリスタ マリルボーン店

東ロンドンに比べてアルチザン・コーヒーハウスが格段に少ない西寄り中心部のポートマン・ヴィレッジの一角で美味しいコーヒーを提供している独立系カフェ。

1階はカウンターとコミューナル・テーブル、窓際席だけ。階下にあるテーブル席ではコンピュータを広げて仕事や勉強する人の塊!  外スペースはたっぷりある。

1階はカウンターとコミューナル・テーブル、窓際席だけ。階下にあるテーブル席では
コンピュータを広げて仕事や勉強する人の塊! 外スペースはたっぷりある。

共同オーナーの一人、オーストラリア人のティム・ブロックサムさんがスペイン出身のマスター・バリスタ、ジョーディー・メストレさんとタッグを組んで始めた当店は、2011年頃のオープン。世界中を旅してロンドンに落ち着いたというティムさんがカフェを始めるにあたって選んだコーヒー焙煎所は、アイルランドはダブリンにあるコーヒー&ティー・カンパニーBewley’sでした。

オーヒーは美味しかったですが、キャロット・ケーキは平均的なお味

コーヒーはさすがの美味しさですが、キャロット・ケーキは平均的なお味 ^^;

東インド会社の市場独占を許さじと果敢にも1835年から中国茶葉の輸入を始めたというアイリッシュ・スピリットあふれる老舗ブランド「ビューリーズ」は、文豪ジェームズ・ジョイスも通ったというランドマーク的カフェを構える有名店でもあります。ビューリーズでバラ・バリスタ専用にブレンド+ローストされた豆から煎れられるコーヒーは、なめらかで深みのあるテイスト、豊かな香りが特長です。

テイクアウェイする人が後を絶たない地域密着型ショップ

テイクアウェイする人が後を絶たない地域密着型ショップ

2013年に新規オープンしたセント・ジェームズ店では、ウェストミンスター・シティ・カウンシルを巻き込んで求職中の若者のスキルアップを目指したバリスタ養成アカデミーが併設されているそうです。もちろん美味しいコーヒーをロンドン中に広めることも目的の一つだそうですが♪

マーブル・アーチ駅の北側にもポツポツと独立系カフェができていますが、当店は特にコーヒーのクオリティに大きくこだわっている注目店。これから暖かくなったら、サンドイッチとコーヒーをテイクアウェイしてハイド・パークでのんびりランチもいいですね。

60 Seymour Street, London W1H 7JN

店名The Borough Barista, Marylebone
最寄り駅Marble Arch
住所60 Seymour Street, London W1H 7JN
電話番号020 7563 7222
営業時間月〜土 7:30 - 17:30 日 9:00 – 17:30
URLhttp://www.theboroughbarista.com
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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2件のコメント

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    YUKAさん☆そうなんですね! 私も実はここ、全然知らなくて、お店の前を通って初めて知りました。しかもオープンしてもう3年以上経っているという(笑)。セント・ジェームズにもあるみたいなので、また行ってみようと思います。

  2. うちのお店(2号店)のすぐすぐ近くで嬉しい限りです!
    知らなかったです、、いいお店あるんですね。

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