心に届く写真と、一杯のコーヒー。

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The Observatory Coffeeshop オブザーヴァトリー・コーヒーショップ

ふとしたときに吸い寄せられるように足を踏み入れた写真ギャラリー兼、コーヒー・ショップ。まるでいつもそこにあったかのようでもあり、つい一昨日オープンしたようでもあるお店のドアをくぐると、魅惑的な写真が壁いっぱいに展示されていて・・・

このお店、The Observatoryはブルームズベリーの商店街の一つ、マーチモント・ストリート沿いにあります。奥に専用のギャラリー・スペースがあり、手前のカフェ・スペースの壁にも作品がいっぱい。有名無名にかかわらず、写真の美しさと多様性を知ってもらい、写真家とファンが交流できる場を提供することを目的に2018年にオープンしたそうです。

最初に訪れたときは、フォトジャーナリズムにおけるカラー写真の先駆者であり、特にイングランド北部の社会問題を扱う作品で知られるJohn Balmer ジョン・バルマーさんの作品展で、とても見応えがありました。やはり人をテーマにしたものは力強い!

2度目の訪問時は、Katie Edwards ケイティー・エドワーズさんの「アメリカのポートレート」展。前回と違ったのは、奥のギャラリー・スペースも含めて全体にテーブルが置かれていたこと。今回も静かなバックグランド音楽の中で、ゆったりと作業をしたりおしゃべりをしたりしている人でいっぱい。非常に落ち着いた雰囲気が好ましく、人気のほどが伺えます^^

「写真は人生の一瞬一瞬を捉えて伝える、力強い媒体だ。」

そんな信念で展示を行うフォトギャラリー。ぜひ皆さんもアートとコーヒーが溶け合う空間を楽しんでください♪

64 Marchmont Street, London WC1N 1AB

店名The Observatory Coffeeshop
最寄り駅Russell Square
住所64 Marchmont Street, London WC1N 1AB
電話番号020 7813 9877
営業時間月〜土 9:00 – 17:00
URLhttps://www.theobservatory.org/coffeeshop
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス。2014年にイギリス情報ウェブマガジン「あぶそる~とロンドン」を創設。食をはじめ英国の文化について各種媒体に寄稿中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。カルチャー講座の講師、ラジオ・テレビ出演なども。英国の外食文化について造詣が深く、企業アドバイザーも請け負う。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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