Fait Maison, Gloucester Road フェイ・メゾン(グロスター・ロード店)
西ロンドンにお住いの方であれば、Fait Maison、Salon de theといったティールームの名前を聞いたことがあるかもしれません。現在、ケンジントンに3軒、ハマースミス界隈に2軒、フルハムに1軒を構える小さな独立系チェーンです。
用事がない限りほとんど訪れないGlouester Road界隈なのですが、先日、用があって訪れた際にふと見るとこのように花尽くしの可愛らしいカフェがあるではないですか。名前はFait Maison・・・ふむ、確か、かなり前にこの辺りを散策していたとき、同じ名前のカフェがあったのを記憶していました。そうです、以前、どぎついパープルの店構えだったあの垢抜けなかったFait Maisonが、このようにトレンディな仕様で生まれ変わっていたのです!

花咲き乱れるサロン・ド・テ☆ 左は外テーブルに乗っていたアフタヌーン・ティーのサンプル♪ 中段の右側にある背の高いお菓子が気になります。

渋いカフェが好きなあなたでも、きっと心踊ってしまう ^^

どこもかしこも花・花・花♡
ロンドンでは近年、たくさんの造花をあしらった可愛らしいカフェが増えてきていて人気なのですが、当店もきっと、そのトレンドに乗ったのでしょう。こういうお花デコレーションの店は、なぜかはわかりませんが、たいていアラブ系の人々が経営していると見て間違いないと思います。Fait Maisonもモハメッド・オスマンさんというアラブ系の方がオーナー。アラブ女性がこういう見た目の華やかさに惹かれるからなのでしょうか。
そして当店で目を引くのは、デコレーションだけではありません・・・

パリのティーサロン風のしつらえ

ケーキは何種類くらいあったかな。どれもロマンあふれるデコレーションでしたよ。チョコレートもいっぱい。もちろんバクラヴァも!

カラフルなものにも挑戦してみよう!
カウンターの中は、色とりどりのケーキでいっぱい♡ ともすれば茶色がちになってしまうイギリスのカフェ・カウンターですが、ここは蝶々がヒラヒラと舞い込んできそうな華やかさ。思わずカウンターに張り付いて凝視してしまいましたw にもかかわらず・・・この日の2人は、見事に茶色いケーキを選びましたとさ(笑)。

これは何のケーキだったのかな? 友人がいただいたもの。ドルセデレチェみたいな風味の甘々のケーキ ^^; 下の茶色い部分がぜんぶお砂糖みたいな濃厚な味です。甘めスイーツOKの人でも半分でいい感じだす。でも風味は悪くなかったかな。

こういう中東系の店では中東系のケーキが間違いないはずと思って選んだタヒーニとカルダモンのケーキ。この作戦は功を奏さず、超ふつ〜な感じでしたw 見た目通りの味。それにしてもカップ&ソーサーが可愛いこと ^^
ケーキのお味ですが、見た目ほど感動はなかった、とだけお伝えしておきます。ケーキによってもちろん味が違うので、皆さん、ぜひそれぞれお好みのケーキで味比べしてみて、どのケーキが美味しかったかお知らせいただけると嬉しいです^^ ちなみに、お値段も場所柄、ちょっぴりお高め。でも雰囲気は良いしスタッフもフレンドリーなので、物は試しに立ち寄ってみてもいいと思います。
私はもう一度、必ず戻ってこようと思っています。それは、ケーキではなく食事を試しに! このお店、早い時間の夕方からどんどんお客さんが入ってきて、食事をしていくんです! そのお食事が、とっても美味しそうでした。たいていのテーブルで注文されていたのが、お肉や野菜の煮込み料理とご飯のお皿。そう、中東料理です。ここで食事をしましたら、ここでレポートしておきますね!

お店のウェブサイトから拝借した写真。この見た目通りの料理がいろんなテーブルでサーブされていました。美味しそうです!

右の写真は、奥にあった別室。ちょっとした集まりに最適♪