人生の転機を迎えた2人が植物パワーを見直すとき

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The Retreat Kitchen  リトリート・キッチン

地球があたかも息を吹き返したような美しさを見せている初夏ですね。ロックダウン中のエクササイズで散歩をしていても、花々、植物たちの多様性にただただ驚くばかり。個人的には色合いの美しさに目を引かれます。自然界にこれほどまでに精妙な色が存在することに、心の目を見開かされる思いがするのです^^

さて、本日ご紹介するのは緑うるわしい南西ロンドンの高級エリア、リッチモンドにあるヴィーガン・カフェです。このお店にはとても面白い沿革があります。創業者は2人の女性なのですが、あるテレビ番組で出会い、意気投合してこちらのThe Retreat Kitchenを2017年夏にオープンしたのだとか。出会ったのは2015年の暮れ。人生何が起こるかわかりません ^^

衒いないインテリアなんですよね

フレッシュなキャロット・ジュース♡

その番組は、2016年にBBC2で放送された「The Retreat 」(シリーズとしてはもっと前からあるみたい)。 自分の健康を見直したいと思うバラエティに富んだバックグラウンドを持つグループが、28日間に渡ってタイでデトックス&リトリート生活を送る!という5回エピソードの内容です。私は観なかったのですが興味津々^^  iPlayerで開放されたら観てみたいなと思いました。

番組でたくさんのデトックス・メニューを体験し、ヴィーガン料理に目覚めたのは、マギーさんとクレアさんの二人。番組に参加する前は、マギーさんはメディア系会社員で、クレアさんは刑事だったそうです(!)。番組の中ではヨガや瞑想はもちろん、実にさまざまなリトリート・メニューを経験されたみたいで、まさにライフ・チェインジングな体験♡

ヴィーガンのお菓子はスペシャリティです!

The Retreat Kitchenは、リッチモンドで初めてのヴィーガンに特化したカフェでもあります。ヘルシー志向の住民たちに大歓迎され今日に至っておりますが、ヴィーガンの課題は「満足度」だと思うのです。そこをクリアしたお店だけが生き残っていくのでは・・・と勝手に思っておりますが、お二人もそこに最も注力されているようで、当店で「身体にいい・美味しい・満足!」は当たり前のことのようです。

ヴィーガン・メニューはオフィシャルSNSからお借りしました ^^ 美味しそう!

ロックダウン中の現在は、メニュー開発と味のブラッシュアップに挑む日々が、SNSに投稿されています^^  これから夏に向けて、外スペースのあるカフェは再オープンできそうな情報も入ってきています。再開が楽しみですね。

西のテムズ川沿いは、さぞ美しい季節でしょう ^^

16 Hill Rise, London TW10 6UA

店名The Retreat Kitchen
最寄り駅Richmond
住所16 Hill Rise, London TW10 6UA
電話番号020 8127 0700
営業時間火〜金 8:30 – 17:00 土・日 9:00 – 17:00
URLhttp://www.theretreatkitchen.co.uk
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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